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生まれたてのハムスターの特徴|大切なことや注意点もあわせて紹介

更新日:2024年07月22日

生まれたてのハムスターを育てたいという人もいるのではないでしょうか。この記事では生まれたてのハムスターの特徴や、関わり時の注意点などについて解説します。生まれたてのハムスターについて詳しく知りたいという人は是非参考にしてみてください。

生まれたてのハムスターの特徴|大切なことや注意点もあわせて紹介
生後約4週間になると見た目もしっかりして行動も大人と変わらなくなり、ほとんどの個体が自分の力で生きていけるようになります。もしも母親ハムスターが攻撃するようであれば、別のケージに子供のハムスターだけを移して飼育するようにしてください。

兄弟のハムスターは生後2カ月から3カ月くらいまでなら、あまりケンカをすることなく暮らせると言われています。生後約4週間のハムスターはまだ小さく、大人と比べて体温調節も苦手であるため、室温などの飼育環境にも気をつけるようにしましょう。

生まれたてのハムスターに関わる時の注意点

生まれたてのハムスターは基本的に母親ハムスターが育てます。そのため飼い主はよほどのことがない限り生まれたてのハムスターに関わらないようにすることが大切です。

出産後の母親ハムスターは周りを警戒し神経質になっています。母親ハムスターが自分と赤ちゃんに危険が迫り子育てができないと判断すると、育児放棄したり生まれたてのハムスターを食べてしまうこともあります。

そのため母親ハムスターが安心して子育てをできる環境を整えてあげることが重要です。ここでは、生まれたてのハムスターに関わる時の注意点について解説するため、是非参考にしてみてください。

生まれたてのハムスターに他の臭いが付かないようにする

生まれたてのハムスターに他の臭いが付くと、母親ハムスターに食べられてしまうことがあります。そのため生まれたてのハムスターに他の臭いが付かないよう気をつけましょう。

生まれたてのハムスターが巣箱から出てしまうようなことがあると、ついつい手を出してしまいがちですが、飼い主が触ると臭いが付いて母親ハムスターに食べられてしまう可能性があります。

生まれたてのハムスターが巣箱から出てしまっても、母親ハムスターが巣箱へ連れ戻してくれるため手は出さないようにしてください。

もし生まれたてのハムスターが巣箱から出ても母親ハムスターが連れ戻しに来なかったり、どこかに挟まって動けなくなっていたりする場合には、トイレを掃除するスコップなどですくって巣箱のそばに置いてあげましょう。

母親ハムスターにストレスを与えない

母親ハムスターがストレスを感じた場合にも、生まれたてのハムスターを食べてしまうことがあります。そのため母親ハムスターにストレスを与えないようにすることが重要です。

母親ハムスターの出産が近づくと、いつ生まれるのか、何匹生まれたのか、生まれたてのハムスターが気になって仕方ないという飼い主もいるでしょう。

しかし出産後の母親ハムスターは周囲を警戒し神経質になっているため、巣箱を覗いたりするとストレスを感じてしまいます。

飼い主としては気になるところですが、母親ハムスターがストレスを感じて生まれたてのハムスターを食べないようにするためにも巣箱を覗きすぎないようにしましょう。

またトイレの掃除やケージの移動でも母親ハムスターがストレスを感じることがあるため、ハムスターが生まれて間もないうちは掃除や移動は行わないようにしてください。

生まれたてのハムスターに触るために大切なこと

生まれたてのハムスターはとてもかわいいため、すぐに触りたいと思う人もいるでしょう。しかし生まれたてのハムスターに慣れてもらい触れるようにするためには、時間をかけることが必要です。焦らず少しずつ慣らすことで、人間は怖くないのだと認識させましょう。

ここでは生まれたてのハムスターに触るために大切なことを解説します。生まれたてのハムスターに慣れてもらうための参考にしてみてください。

臭いや声を覚えさせる

生まれたてのハムスターに慣れてもらうためには、飼い主の臭いや声を覚えさせることが大切です。そのためエサやおやつを与える際に声を出して呼びかけ、手でエサやおやつを与えるようにしましょう。

エサやおやつを与える前にハムスターの名前を呼んでみたり、ごはんを知らせる合図の言葉をかけたりしてから、直接手でエサやおやつを与えることで、飼い主の声や臭いを覚えてくれます。

覚えるのが少し苦手なハムスターですが、1週間ほど続けることで飼い主の声や臭いを覚えてくれるでしょう。エサやおやつを与える際に手のひらに乗せて与えるようにすれば、ハムスターが手のひらに乗ってくれるようになるためおすすめです。

ゆっくりと手のひらに乗せる

生まれたてのハムスターを触る際には、急に持ち上げたりせずゆっくり触るようにします。持ち上げる時には生まれたてのハムスターをわしづかみにするのではなく、驚かせないようにゆっくりと手のひらに乗せるようにしましょう。

生まれたてのハムスターは、上からわしづかみにされると恐怖を感じます。上から急にわしづかみにされて持ち上げられると怖い思いをしたことが記憶に残り、人間のことを信用できなくなってしまうでしょう。

生まれたてのハムスターに信用されなくなると触ることも難しくなるため、気をつけるようにしてください。

母親ハムスターに信頼してもらう

生まれたてのハムスターを触れるようにするためには、母親ハムスターに信頼してもらうことが大切です。そのため生まれたてのハムスターを触る時には、母親ハムスターの反感を買うような触り方はしないようにしましょう。

また生まれたてのハムスターを触っている時に母親ハムスターが警戒しているような様子を見せたら、触るのをやめてください。

母親ハムスターが飼い主のことを信頼せず、警戒心をあらわにしていると生まれたてのハムスターも飼い主に対して警戒心を持つようになってしまいます。

その結果、飼い主を嚙むようになり、生まれたてのハムスターと触れ合うことが難しくなってしまうでしょう。

生まれたてのハムスターに親離れは必要?

生まれたてのハムスターもある程度大きくなれば、親離れをさせる必要があります。生まれたてのハムスターを親離れさせるタイミングとしては、完全に離乳して大人のハムスターと同じものを食べられるようになってからが良いでしょう。

個体差はありますが、生後3週間から4週間頃になるとほとんどの赤ちゃんハムスターは1人前になります。そのためこの頃に親離れさせることも多いです。

生まれたてのハムスターを親離れさせずに同じケージで飼育し続けると、縄張り意識の強い母親ハムスターの場合、子供のハムスターを食べてしまう可能性があります。

また近親交配することもあるため、生まれたてのハムスターがある程度大きくなったら時期を見計らって親離れをさせるようにしましょう。
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初回公開日:2022年09月22日

記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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