初心者でも簡単!カブトムシの飼い方|餌/成虫/幼虫/マット
更新日:2024年05月18日
カブトムシの飼い方
カブトムシは子供の頃の昆虫飼育の定番と言ってもいい存在です。最近は、ホームセンターのペットコーナーで外国産のものが手軽に購入できるなど、飼育できる種類の幅も広がって来ています。そんなカブトムシの飼い方について紹介していきます。
餌
野生のカブトムシの成虫は、木の幹よりでる樹液を餌としていますが、飼育する場合に餌として主に使用されるものは昆虫ゼリーです。ペットショップやホームセンターのペットコーナーでも簡単に手に入ります。
昆虫ゼリーの種類は、大まかに2種類あり、透明なものが黒糖ゼリーで、濁った色のゼリーが高たんぱくゼリーです。その他にも多くの種類があり、価格の幅も広いです。カブトムシ1頭の飼育であれば、30~50袋入りのフードで2カ月程度はもちます。
昆虫ゼリー以外の餌としては、リンゴやバナナなどが挙げられます。特に、産卵前の雌の個体には高たんぱくなバナナや加糖されたヨーグルトなどを与える方も多くいます。逆に水分の多い、スイカやメロンといった果物は、カブトムシのおしっこの量が増えて、飼育ケース内が不衛生になりやすいので、与えない方がいいでしょう。
昆虫ゼリーの種類は、大まかに2種類あり、透明なものが黒糖ゼリーで、濁った色のゼリーが高たんぱくゼリーです。その他にも多くの種類があり、価格の幅も広いです。カブトムシ1頭の飼育であれば、30~50袋入りのフードで2カ月程度はもちます。
昆虫ゼリー以外の餌としては、リンゴやバナナなどが挙げられます。特に、産卵前の雌の個体には高たんぱくなバナナや加糖されたヨーグルトなどを与える方も多くいます。逆に水分の多い、スイカやメロンといった果物は、カブトムシのおしっこの量が増えて、飼育ケース内が不衛生になりやすいので、与えない方がいいでしょう。
昆虫マット
カブトムシやクワガタムシの飼育が一般的になるにつれて、ショップなどの店頭に並ぶようになったアイテムのひとつが昆虫マットです。野生のカブトムシは、元々腐葉土や朽木などを棲みかとしていたのですが、自然環境下で作られた腐葉土を、人工的に作ることは容易ではありません。昆虫マットは、手軽に飼育用に使用できるものとして開発されたものになります。
昆虫マットにも色々な種類がありますが、幼虫期のカブトムシは腐葉土を棲みかにも餌にもしている事を考えた場合、朽木のみの昆虫マットよりも、黒土や腐葉土の入ったものを使用した方がいいでしょう。成虫をつがいで飼育し、産卵繁殖を考えている場合は、用土の発酵具合が熟成された昆虫マットがより適しています。
昆虫マットにも色々な種類がありますが、幼虫期のカブトムシは腐葉土を棲みかにも餌にもしている事を考えた場合、朽木のみの昆虫マットよりも、黒土や腐葉土の入ったものを使用した方がいいでしょう。成虫をつがいで飼育し、産卵繁殖を考えている場合は、用土の発酵具合が熟成された昆虫マットがより適しています。
土
最近はホームセンターのペットコーナーなどでも、カブトムシ飼育用の用土や昆虫マットが販売されていることもあり、自然の土を飼育用に使用することはめっきり減りました。しかし、野生のカブトムシの幼虫は自然の土の中で生息しているため、自然の土ではだめなのだろうかという疑問も生まれます。
結論から言うと自然の土をそのまま使用することはできません。特に繁殖目的で飼育する場合、自然の土の中にミミズなどがいると、カブトムシの産卵した卵を食べてしまうことがあります。また、普通に飼う場合でも、自然の土の中のアリがカブトムシのエサにたかり、不衛生になりやすいため、あまりできません。
結論から言うと自然の土をそのまま使用することはできません。特に繁殖目的で飼育する場合、自然の土の中にミミズなどがいると、カブトムシの産卵した卵を食べてしまうことがあります。また、普通に飼う場合でも、自然の土の中のアリがカブトムシのエサにたかり、不衛生になりやすいため、あまりできません。
腐葉土
野生のカブトムシは腐葉土の中に産卵し、幼虫はそこを棲みかにし、腐葉土を餌にして生活します。そのためか、園芸用の腐葉土をカブトムシ飼育の用土に代用しようとする人もいます。
カブトムシを飼育するときは、腐葉土を昆虫マットとして使用できるからといって、園芸用の腐葉土を使用するのは控えてください。園芸用の腐葉土は、昆虫の嫌いな薬剤が入っていたり、カブトムシには適さない針葉樹の葉が入っていたりします。必ず、昆虫用の腐葉土、あるいは腐葉土入りのマットを使用しましょう。
カブトムシを飼育するときは、腐葉土を昆虫マットとして使用できるからといって、園芸用の腐葉土を使用するのは控えてください。園芸用の腐葉土は、昆虫の嫌いな薬剤が入っていたり、カブトムシには適さない針葉樹の葉が入っていたりします。必ず、昆虫用の腐葉土、あるいは腐葉土入りのマットを使用しましょう。
つがい
つがいでカブトムシを飼育する場合ですが、オス1メス1の割合でも交尾し、産卵しますが、1つがいから孵化した成虫は早死にする傾向が強いので、産卵から繁殖といった課程を考えている場合は、オス1メス2~3くらいの割合で飼育するといいでしょう。
オスのみを複数で飼育すると、どうしても喧嘩が絶えない状態となりますので、オスを複数で飼育したい場合はオス2メス4の割合で飼育すれば、メスの数も多く、オスもほとんど喧嘩しなくなります。
オスのみを複数で飼育すると、どうしても喧嘩が絶えない状態となりますので、オスを複数で飼育したい場合はオス2メス4の割合で飼育すれば、メスの数も多く、オスもほとんど喧嘩しなくなります。
冬
カブトムシは、9月に成虫が産卵し、10月~5月までを幼虫として過ごし、初夏に蛹化(蛹になる)、夏に成虫になるというライフサイクルで1年を過ごします。カブトムシの成虫の越冬例はまず無いため、冬場のカブトムシの飼育は、幼虫の飼育と言っても過言ではありません。幼虫の飼育は、後述の「カブトムシの幼虫の飼い方」の項で紹介します。
カブトムシの飼い方で初心者が気を付けたいこと
カブトムシは夜行性
カブトムシは夏に見かけるため、暑さに強いと思われがちですが、夜行性のため、実は意外と暑さには弱い昆虫です。飼育ケースは直射日光があたらない、風通しのいい涼しい場所に置くようにしましょう。
夜行性であるため、夜になると活動が活発になります。そのため、人間の就寝時間に、飼育ケース内などで動き回るため、その時の音が気になる場合もあります。寝ている時に、ほんの少しの物音でも気になり目が覚めてしまうようでしたら、就寝場所から遠い場所ということも、飼育ケースを置く時のポイントとして考えるとよいでしょう。
夜行性であるため、夜になると活動が活発になります。そのため、人間の就寝時間に、飼育ケース内などで動き回るため、その時の音が気になる場合もあります。寝ている時に、ほんの少しの物音でも気になり目が覚めてしまうようでしたら、就寝場所から遠い場所ということも、飼育ケースを置く時のポイントとして考えるとよいでしょう。
臭い
初回公開日:2017年11月06日
記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。