プレデタービートルの特徴とは？｜飼育に必要なものと人気種も紹介

「ずっと昆虫の飼育をしてきたけど、普通の昆虫は飽きてしまった」
「見たこともないような個性的な昆虫を飼育してみたい！」
昆虫飼育は趣味の一つとして世間に定着しています。だからこそ、このような悩みに直面したことはありませんか？

メジャーな昆虫を飼育することは、それだけ飼育に必要な情報も多く出回っていることから初心者には易しい一面もあります。しかし、飼育に慣れた人にとっては時々飽きを感じてしまう場面は少なからずあるでしょう。

そこで本記事では、見た目が美しく、数多くの種類が存在するプレデタービートルの特徴や飼育に必要なもの、人気種などを紹介しています。記事を読むことで、個性的な昆虫を飼育してみたい人はさらに飼育がしたくなるでしょう。

本記事を通して、プレデタービートルのさまざまな魅力について触れてみましょう。

名前だけ聞くと怖い印象もあるプレデタービートルですが、一般的には海外産のオサムシのことをこの名前で呼んでいます。

このプレデタービートルは、多くの愛好家が存在するほどにさまざまな魅力を持っています。

それではどのような魅力を持っているのか、詳しくみていきましょう。

プレデタービートルのほとんどは体の色がメタルカラーをしていて、宝石のように美しい印象を受けます。種類によってそれぞれ違うカラーリングをしていることから、愛好家の間で高い人気を誇っています。

また、他の昆虫をエサにして生きていることから、強靭な顎も持ち合わせているのが特徴です。

プレデタービートルは主に夜行性のため、夜間に活動しています。甲虫の代表ともいえるカブトムシやクワガタのような飛行性能はないため、主に地上を素早く動いて行動しています。

また、一般的な昆虫とは違い、他の昆虫を餌にして生きています。そういった、他の昆虫では見られない生態も魅力ともいえるでしょう。

一般的に野生下のプレデタービートルの寿命は、他の外敵に捕食されてしまうことも多いため、1年未満のことがほとんどです。また、種類によって寿命は異なりますが、適切な環境下で飼育することで2〜3年は生きられることもあります。

プレデタービートルはペットショップなどで購入する場合、個体によって価格も異なりますが1〜4万円程度になることがほとんどです。

オークションなどで購入する場合はもう少し安くなることもありますが、信頼できる出品者を見極めるのが難しい点もあります。慣れないうちはペットショップで購入するのが無難でしょう。

格好いい!というジジィとは思えない安易な理由だけで
連れて来てしまった虫。
プレデタービートルなんて名前聞いたら尚更に心擽られちゃったもの pic.twitter.com/kKO9PnegHC

— ファニーペッツ (@funnypets2005) June 11, 2021

元々日本に生息していなかったプレデタービートルを飼育する場合、本来生息していた環境に近い状態にする必要があります。

プレデタービートルを飼育する場合、どのような点に気をつけておけば良いのかチェックしてみましょう。

プレデタービートルには、主にコオロギやレッドローチ、ミルワームなどを与えると良いでしょう。

週に1回、体と同じくらいのものを飼育ケージの中に入れるだけで問題はありません。あとは自分で捕まえて食べてくれます。

ほとんどのプレデタービートルは高温で乾燥した環境を好んでいます。そのため、温度は20〜30度くらいを保てる環境を用意する必要があるでしょう。

また、多湿の環境を嫌っていることもあるので、床材には砂などを使用するのが良いでしょう。