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縁起がいいと言われるカネタタキってどんな虫?生態や鳴き声などを紹介

更新日:2024年07月12日

カネタタキという虫をご存知でしょうか。縁起がいいと言われていますが、有名ではないため知らない方のほうが多いでしょう。そこで今回は、カネタタキの生態から飼い方、駆除方法を解説します。また、カネタタキ以外の縁起のいい生き物も解説するので併せて参考にしてください。

縁起がいいと言われるカネタタキってどんな虫?生態や鳴き声などを紹介
「カネタタキってどういう生き物?」
「飼いたいけど飼い方がわからない」
「カネタタキが家に入り込んでしまって困っている」
縁起がいいと言われる生き物は数多く存在しますが、カネタタキという虫をご存知でしょうか。

縁起がいい生き物の一種ではありますが、あまり有名ではないため、初めて聞いたという方や、名前は聞いたことがあるが見たことはないという方も多いでしょう。

本記事ではカネタタキの特徴や生態、飼い方、駆除方法を解説します。また、カネタタキ以外の縁起がいいと言われる生き物も併せて解説します。

この記事を読むことでカネタタキについて詳しくなれるでしょう。

カネタタキについて知りたいという方はもちろん、ゲンを担ぎたいという方も、ぜひ本記事を参考にして、ご利益にあずかりましょう。

カネタタキってどんな虫?



カネタタキが縁起がいいと言われている理由は、その名前にあります。カネタタキという名前の中には、カネという言葉が入っています。そのため、お金に関して縁起がいいと言われているようです。

では、実際にカネタタキとはどのような虫なのか、その特徴や生態を解説します。

生息地

カネタタキは本州、四国、九州、さらに九州と台湾の間にある島々、いわゆる南西諸島にも生息しています。

都心の方で多く見られ、山奥や森林にはあまり生息していません。街路樹や庭木などで生活する樹上性の虫で、地面に降りてくることは少ないです。

生態

カネタタキはバッタ目カネタタキ科に分類されており、体長は7mm〜15mmほどです。

前述したとおり樹上性の虫で、おもに葉の裏などに隠れているため人目につきません。そのためカネタタキの鳴き声は聞こえても、その姿は見当たらず、昔の人はミノムシが鳴いていると勘違いしていたそうです。

鳴き声

おもにチンチンチン・・・や、チッチッチ・・・といった声で鳴きます。

この鳴き声が、楽器の一種である鉦(かね)を叩いた音に似ていることから、カネタタキという名前がつけられたそうです。

鳴いているのはオスだけで、メスは鳴きません。またオス同士が近いと、チルルチルル・・・といった威嚇する声に変わります。

平均寿命

寿命は大体8ヶ月ほどと言われており、秋の終わり頃にその生涯を終えます。

季節としては8月〜12月に多く見られますが、飼育下の場合、年明けまで生きるカネタタキもいるそうです。南西諸島では1年中見ることができます。

カネタタキの飼育方法

カネタタキは飼育可能ですが、体が小さいため、逃さないように対策する必要があります。ケージとフタの間に、目の細かいネットや布などを挟むと安心です。

ただし、蒸れに弱く、風通しの良い環境を好んでいるため、あまり密閉しないように注意が必要です。

ケージの中にはとまり木等を配置し、底には新聞紙をしき、隠れられる葉っぱを入れておくと良いでしょう。

餌について

餌は昆虫用の粉末状の餌や、あるいは魚の餌やドッグフード等でも代用は可能です。ナスやキュウリなどの野菜も好んでいるため、併用すると良いでしょう。

水は、苔などに水分を含ませて与えましょう。水分が多い野菜を置いている場合は、そこから水分補給ができるため、水飲み場はあまり必要ありません。

カネタタキは体が小さく、餌や水分がないとすぐに弱ってしまうので、気をつけましょう。

駆除方法

次のページ:カネタタキ以外の縁起がいいと言われる生き物たち

初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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