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チンチラがしっぽを振る理由って?他の仕草や毛が抜ける原因も解説

更新日:2023年11月15日

チンチラのしっぽの動きや仕草が表す意味を知っていますか。この記事では、チンチラがしっぽを振る理由や仕草の意味、毛が抜ける原因を解説します。チンチラの動作が何を伝えているのか意味を知りたいという人は、ぜひチェックしてください。

チンチラがしっぽを振る理由って?他の仕草や毛が抜ける原因も解説
「チンチラがしっぽを振っているけど、機嫌が良いのかな?」
「チンチラがする、てやんでいって何?」
「チンチラが頭をかきむしているのは体調不良だから?」
チンチラがしっぽを振る動きや仕草が何を表しているか、気になったことがありませんか。かわいらしい動きに見えても、実は病気やストレスが原因になっている場合があります。反対に、上機嫌の合図を見落としてしまっているかもしれません。

本記事では、チンチラがしっぽを振る理由やその他の仕草が表す意味と、しっぽや体の毛が抜ける原因を解説します。

この記事を読めば、チンチラの動作が伝えていることがわかり、気持ちをより知ることができるでしょう。かかりやすい病気と原因を知って、予防や対策をすることもできます。

これからチンチラを飼いたいと思っている人や、飼っているチンチラもっとコミュニケーションを取れるようになりたいという人は、ぜひチェックしてください。

そもそもチンチラってどんな動物?

チンチラは、モルモットの仲間で南米原産のげっ歯類です。大きな丸い耳と美しい光沢のある毛並みを持っています。小さな手足はとても器用で、前足で物を掴んだり持ち上げたりすることも得意です。後足は、垂直に1mほどジャンプできるように発達しています。

体長は25~35cmほどで、そのうちの15~20cmはしっぽです。体重は400~600gほどあり、ふっくらとした丸いフォルムもチンチラの特徴となっています。

チンチラのしっぽの役割

チンチラは、長いしっぽで体のバランスを取っています。野生のチンチラが暮らすアンデス山脈は足場が悪いため、手足だけでなくしっぽも使うように進化したのでしょう。ジャンプするときや走るときに、しっぽを上手に使ってバランスを取ります。

また、チンチラが座っているように見える体勢のときも、しっぽが活躍している場面です。しっぽの付け根に体重をかけて体全体を支え、後ろに倒れるのを防いでいます。

チンチラがしっぽを振る理由とは?

チンチラは、犬や猫と違って普段はあまりしっぽを振りません。バランスを取る以外でしっぽを振るときは、何かを表しているか理由があります。

チンチラがしっぽを振る2つの理由と、それぞれの振り方の違いを見ていきましょう。

発情期

オスのチンチラがしっぽを振っていたら、その原因は発情期かもしれません。発情期のオスは落ち着きがなくなり、走り回ったりケージの中で暴れたりします。そわそわとしっぽを振るのも、発情期の特徴です。

また、ゆったりと地面にこするように揺らしたり、波打つように振っていたりする場合は、メスへの求愛行動です。オスとメスを一緒に飼っていたら、まるで挑発するようにしっぽを振り、メスに近づいていく姿を観察できるでしょう。

不機嫌

一般的に、犬がしっぽを振るときは上機嫌とされていますが、反対にチンチラの場合は不機嫌を表している可能性があります。しっぽを勢いよく振りながら低いうなり声をあげていたら、イライラしている合図です。

普段と違う動きをしたり、急に立ち止まったりするときも機嫌が悪いので、うっかり手を出すと噛まれてしまうかもしれません。チンチラがしっぽを振り始めたら、無理に触ろうとしないで落ち着くまで待ちましょう。

チンチラの仕草の意味

チンチラは、色々なかわいらしい仕草を見せてくれます。仕草にはチンチラの調子や気持ちが表れているので、動きで何を表現しているのか覚えておきましょう。意味を知って観察すれば、体調不良にも早く気づけます。

チンチラの代表的な6種類の仕草と、その動作が伝える意味を紹介します。

しっぽを噛む

チンチラは、ストレスが溜まると自分のしっぽや手足、皮膚を噛んでしまう自咬症という症状が出ます。癖で軽く噛んでいる場合もありますが、地肌に傷が付くほど毛が抜けている範囲が広がっているようなら、早めに病院に連れて行きましょう。

放っておくとどんどん傷が広がり、重症になると傷から腸が飛び出すこともあります。悪化する前に治療し、飼育する環境を見直しましょう。また、自咬症でなくても他の病気が原因で体にかゆみを感じて噛むこともあります。

急にフリーズする

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初回公開日:2022年07月29日

記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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