チンチラがしっぽを振る理由って?他の仕草や毛が抜ける原因も解説
更新日:2024年10月18日
チンチラが動き回っているときに、急に動きを止めてフリーズすることがあります。これは、ハムスターなどのげっ歯類に多く見られる行動で、周囲の音や気配を警戒している仕草です。
予想外の物音や出来事、においなどに反応して様子をうかがっているので、ほとんどの場合はすぐに動き出します。ただし、フリーズの回数が多い場合はストレスが心配です。周りにチンチラが警戒する原因となるものがないか見直してみましょう。
予想外の物音や出来事、においなどに反応して様子をうかがっているので、ほとんどの場合はすぐに動き出します。ただし、フリーズの回数が多い場合はストレスが心配です。周りにチンチラが警戒する原因となるものがないか見直してみましょう。
急に背伸びする
チンチラは、突然ミーアキャットのように背筋を伸ばして背伸びをすることがあります。これもフリーズと同じで、周囲を警戒している仕草です。その場で背伸びをするだけでなく、高い所に上がって周りを見渡そうとします。
また、急に大きな音がして驚いたときも、背伸びをして少しフリーズします。そわそわした様子で背伸びを繰り返すようなら、近くに何か原因があるかもしれません。原因を取り除いて安心させてあげましょう。
また、急に大きな音がして驚いたときも、背伸びをして少しフリーズします。そわそわした様子で背伸びを繰り返すようなら、近くに何か原因があるかもしれません。原因を取り除いて安心させてあげましょう。
走り回ったりジャンプしたりする
チンチラが部屋の中を走り回ったり、スキップのようにジャンプしたりするのは上機嫌な証拠です。
遊んでいて楽しい気持ちや、おやつをもらえて嬉しいといった気持ちを全身で表現しています。
このジャンプはチンチラだけでなく、モルモットやうさぎにも見られ、ぴょこぴょこと跳ねる様子からポップコーンジャンプと呼ばれています。
チンチラがポップコーンジャンプをしているときは、仲を深めるチャンスなので撫でたり一緒に遊んだりしてみましょう。
遊んでいて楽しい気持ちや、おやつをもらえて嬉しいといった気持ちを全身で表現しています。
このジャンプはチンチラだけでなく、モルモットやうさぎにも見られ、ぴょこぴょこと跳ねる様子からポップコーンジャンプと呼ばれています。
チンチラがポップコーンジャンプをしているときは、仲を深めるチャンスなので撫でたり一緒に遊んだりしてみましょう。
激しく頭をかく
チンチラは、突然激しく頭をかきむしることがあります。急にやり始めるので、どうしたのかと心配になるでしょうが、これはチンチラ特有の動きが派手な毛づくろいのです。
鼻先や耳の後ろなどをごしごしと激しくこすって綺麗にした後に、お腹や手を使ってひげの手入れも行います。
ただし、ずっと同じ場所ばかりをかきむしるようなら、皮膚が炎症を起こしてかゆみがあるのかもしれません。様子がおかしいと感じたら、病院で診察を受けましょう。
鼻先や耳の後ろなどをごしごしと激しくこすって綺麗にした後に、お腹や手を使ってひげの手入れも行います。
ただし、ずっと同じ場所ばかりをかきむしるようなら、皮膚が炎症を起こしてかゆみがあるのかもしれません。様子がおかしいと感じたら、病院で診察を受けましょう。
てやんでい
チンチラ特有の片手で鼻の周りを拭うような仕草は、その動きから「てやんでい」という名前で呼ばれています。これは、鼻の周りに付いたゴミを取るための動作です。砂遊びや毛づくろいの最中に、鼻に付着してしまった砂や毛を綺麗にしています。
もし、ずっと鼻の周りを触っているようなら、風邪を引いて鼻水が気になっているのかもしれません。拭っているチンチラの手が、鼻水で濡れていないか観察してみましょう。
もし、ずっと鼻の周りを触っているようなら、風邪を引いて鼻水が気になっているのかもしれません。拭っているチンチラの手が、鼻水で濡れていないか観察してみましょう。
しっぽの毛が抜ける原因
美しい毛並みが特徴のチンチラですが、体やしっぽの毛がまとめて抜けてしまうことがあります。生え変わりの時期ではないのに多くの毛が抜けるようなら、体調を崩しているかもしれません。
チンチラのしっぽや体の毛が抜ける、2つの原因について解説します。
チンチラのしっぽや体の毛が抜ける、2つの原因について解説します。
病気の症状のひとつ
チンチラがかかりやすいとされる病気のひとつが、皮膚糸状菌症です。人間の水虫の原因でもある、真菌というカビに感染して起こる皮膚の病気で、毛が抜けたり炎症を起こしたりします。
免疫力が低下しているときにかかりやすく、子供のチンチラに多く見られる症状です。かかってしまったら抗真菌薬の投与が必要ですので、病院で治療を受けましょう。
多頭飼いしている場合は、うつる病気なので治るまで別々のケージにします。また、チンチラから人間に感染してしまうこともあるので注意しておきましょう。
免疫力が低下しているときにかかりやすく、子供のチンチラに多く見られる症状です。かかってしまったら抗真菌薬の投与が必要ですので、病院で治療を受けましょう。
多頭飼いしている場合は、うつる病気なので治るまで別々のケージにします。また、チンチラから人間に感染してしまうこともあるので注意しておきましょう。
ストレスによるもの
チンチラは、急に掴まれるといった怖い思いをすると、ストレスでしっぽや体の毛が一気に抜けてしまいます。
危険から脱出するために自分で毛を抜いて逃げるという説もありますが、詳しいところは不明確です。ごっそりと毛が抜けるこの現象は、ファースリップ、またはヘアスリップと呼ばれています。
ケージから脱走したチンチラを捕獲するときなど、とっさの場合でも強く掴んで驚かせてはいけません。ストレスを与えないように声をかけながら、優しく触りましょう。
危険から脱出するために自分で毛を抜いて逃げるという説もありますが、詳しいところは不明確です。ごっそりと毛が抜けるこの現象は、ファースリップ、またはヘアスリップと呼ばれています。
ケージから脱走したチンチラを捕獲するときなど、とっさの場合でも強く掴んで驚かせてはいけません。ストレスを与えないように声をかけながら、優しく触りましょう。
チンチラのしっぽの仕草の意味を把握して飼育の参考にしよう
チンチラは、かわいらしい見た目と仕草で人気の小動物です。長いしっぽの動きや仕草で、体調や機嫌を表現しています。
体調不良やストレスに早く気づくためにも、しっぽや仕草が表している意味を覚えておきましょう。観察して様子がおかしいなら、病院で治療が必要かもしれません。また、機嫌の良し悪しがわかれば、コミュニケーションも取りやすくなります。
チンチラの動作が伝えている意味を正しく把握して、快適な飼育環境を整えましょう。
体調不良やストレスに早く気づくためにも、しっぽや仕草が表している意味を覚えておきましょう。観察して様子がおかしいなら、病院で治療が必要かもしれません。また、機嫌の良し悪しがわかれば、コミュニケーションも取りやすくなります。
チンチラの動作が伝えている意味を正しく把握して、快適な飼育環境を整えましょう。
初回公開日:2022年07月29日
記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。