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かわいいアライグマ実は狂暴?ペットとして飼うことはできるのか

更新日:2023年11月15日

アライグマをペットにしたいと考えたことはありませんか。部屋の中で一緒に暮らしたいほど興味を持つ人にアライグマとは何か、本当にペットとして飼えるのかご紹介します。さらに、かわいい顔のアライグマの本当の性格や特徴などもお伝えしますので、参考にしてみて下さい。

かわいいアライグマ実は狂暴?ペットとして飼うことはできるのか

アライグマとは?

アライグマとは、哺乳網食肉目のアライグマ属に分類される哺乳類です。外見はタヌキに似ているアライグマは、前足を水中に入れて器用に物を洗うことができます。

獲物を探すために水の中に手を入れて洗う姿が人のように両手を洗っているように見えるのでアライグマとの名称が付きました。そんなアライグマの特徴を5つ取り上げて、それぞれ内容を詳しくご紹介します。

アライグマの特徴1:アライグマの原産国は?

アライグマの原産国は広大な自然が広がる北アメリカです。この豊かな自然のおかげで頭数を増やし続けています。

現在は、南アメリカ北部からカナダ南部にまで生活圏を広げては繫殖し続けるアライグマは、亜種にも多く存在することが分かっています。

そして、日本に入ってきたのは1970年代後半のことで、主に動物園などで展示することが多い動物でした。

アライグマの特徴2:アライグマの生態は?

アライグマは夜に活動する動物ですが、最近は里山に人が減ったことで昼間でも人里で活動する固体が増えています。

都市部の水辺、森や湿地帯に至るまで1キロから3キロメートルを移動し、うろや人家の畜舎などを巣にすることが多いです。

そして、木登りをして餌を取り、泳いで魚を掴まえます。そんなアライグマは生涯一夫多妻で中睦まじく子育てをして暮らします。

アライグマの特徴3:アライグマの大きさや色は?

アライグマの大きさは頭胴長が小さなもので40cm、大きいものになると60cmにもなります。尾の長さは20cmから40cmと長く、小さいものは頭から尻尾の先まで含めて60cm、大きいものでは100cm程度です。

また、体重は4kg、大きいものは10kg程度になり、大型では20kgもの体重に成長します。メスよりもオスの方が手も体も大きくなることが多いです。

アライグマの毛の色は明るい茶褐色から灰色までおり、目は覆うようにして黒い帯があり、手足は蹠行(しょうこう)性となっています。

アライグマの特徴4:アライグマの飼育環境は?

アライグマの飼育環境は、比較的寒さに強い動物ですので、20度以下の寒い環境下の中でも育てやすいのが魅力的です。

また、丈夫なアライグマは気温や湿度の変化に左右されることも少ないので、飼い主はヒーターや除湿機などを設置するなど、神経質になる必要はありません。風通しが良く、日差しが強すぎない日当たりがいい場所を寝床に選びましょう。

さらに、音に少し敏感なところがありますので、ドアが大きな音を立てて閉まる、多くの人が行きかう足音の煩い場所は避けることが必要です。

アライグマの特徴5:アライグマの餌は?

アライグマは雑食性になりますので、肉や魚、野菜、果物まで何でも食べます。野生のアライグマは野鳥やイノシシの子供などを捕まえて食べますし、ヤモリ、蛇などの両生類も食べることが多いです。

また、昆虫、穀類も食べる雑食性のアライグマは、色々なものを捕まえることもできるから食べ物にも困らず、繫殖率が高いの特徴があります。

かわいいアライグマの性格は?

アライグマの性格はどのようなものか知りたい人も多いのではないでしょうか。では、ペットにしたいほど可愛い顔のアライグマの性格はどのようなものか3つ取り上げてご紹介します。

かわいいアライグマの性格は?

  • 基本懐かない
  • 攻撃的
  • 気性が荒い

アライグマの性格1:基本懐かない

アライグマは基本懐かない性格です。いくら食事を与えたり、掃除をしたりと世話をしてあげても「信用できない」と考えるので懐きません。

自分を守る保守本能が強いアライグマは隙を見せることは危険であると感じ、懐かないよう距離を置く動物です。

また、野生化したアライグマは人に靡き、指示されることを嫌うので、ペットにするのは難しいでしょう。

アライグマの性格2:攻撃的

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初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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