Search

検索したいワードを入力してください

ミニレッキスとは?特徴や飼育するときに気をつけたいことを紹介

更新日:2024年08月15日

ミニレッキスがどのようなうさぎかご存知でしょうか。この記事ではミニレッキスの生態や飼育するのに必要なもの、飼育するときの注意点などについて詳しく解説します。ミニレッキスについて詳しく知りたいという人は是非参考にしてみてください。

ミニレッキスとは?特徴や飼育するときに気をつけたいことを紹介

ミニレッキスを飼育するときに気をつけたいこと

ミニレッキスの飼育方法は、ほかのうさぎの飼育方法と基本的に同じです。しかし、ミニレッキスの特性上、飼育するときに気をつけたいポイントもあります。

ここでは、ミニレッキスを飼育するときの注意点について見ていきましょう。

室内を適温に保ってストレスを少なくしてあげる

短毛種であるミニレッキスは、うさぎの中でも暑さや寒さに弱い品種です。そのため、エアコンなどを使用して室内を適温に保ち、ストレスを少なくしてあげましょう。

ミニレッキスの飼育に適した温度は約15℃から25℃ですが、約18℃から20℃の温度を常に保ってあげることが理想です。

湿度は40%から60%程度を保つよう心がけましょう。

餌をバランスよくあげるようにして肥満を防ぐ

ミニレッキスは食欲が旺盛で、肥満になりやすい体質をしています。とくに去勢手術後や避妊手術後は太りやすくなるため、餌をバランスよくあげるようして肥満を防ぐことが大切です。

ミニレッキスの体重はおよそ2kg前後が目安であるため、基本的には牧草や野菜を中心に与え、それに加えてペレットを決まった量だけ与えるようにしましょう。

ミニレッキスの体重が増え過ぎた場合には、おやつやペレットの量を調整したり、運動量を増やしたりするようにしてください。

定期的に体のケアをしてあげる

ミニレッキスは短毛種のため抜け毛は少ないですが、定期的にブラッシングする必要があります。

なお、ミニレッキスの皮膚は繊細なため、ブラシを使わずに手で撫でるだけでも構いません。ブラシを使ってブラッシングする場合には、ラバータイプのものを使うようにしましょう。

また、ミニレッキスは自分で頻繁に毛づくろいをするため、基本的にはお風呂に入れる必要はないと言われています。

ただし、お尻の周りが汚れていて不安という場合には、獣医さんなどに相談の上、必要に応じてお風呂に入れてあげると良いでしょう。

耳掃除もほとんど必要ないと言われていますが、ミニレッキスが耳を掻いて不安な場合には、やはり獣医さんに耳掃除してもらうようにしてください。

怪我や事故がないように環境を整えてあげる

うさぎは骨が弱く、転落や接触でも骨折しやすい生き物です。骨折はうさぎにとって命にかかわる事故になり得るため、怪我や事故がないように環境を整えてあげましょう。

段差から落ちたり、走って壁にぶつかったりするだけで怪我をすることもあるため、できるだけ段差を少なくしたり、ケージの壁を毛布などのやわらかい布で覆ったりして、怪我や事故を防ぎやすい環境を作ってください。

ミニレッキスがかかりやすいとされる病気

ミニレッキスには、かかりやすいとされている病気がいくつかあります。

ここでは、ミニレッキスがかかりやすい病気について解説するため、ミニレッキスを飼育する前にどのような病気にかかりやすいのかを知っておきましょう。

不正咬合

うさぎの歯は一生伸び続けますが、その歯は非常にデリケートであり、牧草などをすりつぶして食べるためには適度に摩耗している必要があります。

そのため、食べる牧草の量が少ないことで、一度でも歯が違う方向へ曲がってしまうと、その部分は一生、不正咬合になってしまうので注意が必要です。

出典・参照: うさぎの不正咬合|はる動物病院

ソアホック

ソアホックとは、足の裏の毛が抜けてその部分の皮膚が炎症を起こし、潰瘍になることです。

足の裏の毛が抜けて薄い皮膚が露わになることで、傷や炎症を起こしやすくなります。ひどくなると、歩くたびに痛みを感じるようになります。

このような病気を防ぐために、足裏に負担がかからない床材を使用し、肥満にならないよう体重管理に気をつけたり、ケージ内をいつも清潔に保つようにしたりしてソアホックを予防しましょう。

出典・参照: うさぎのソアホックとは|日本動物医療センター
次のページ:天寿を全うしたあとの対応

初回公開日:2022年11月18日

記載されている内容は2022年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related