イグアナはペットにできる?イグアナの飼い方について徹底解説!
更新日:2024年06月14日
ペットとして飼う人も増えてきたイグアナですが、まだまだポピュラーではなく飼育方法など分からない点も多いでしょう。種類によっては飼育が簡単な種類もいますが、犬や猫などと同様に、そう簡単に手を出していいというものではありません。
寿命は10~15年ほどと長く、興味だけで飼えるものでもなく、ペットとして飼うならば最後まで面倒を見る覚悟が必要です。
ここでは、イグアナをペットとして飼う際の注意点を紹介します。ぜひとも参考にして、飼えるかどうかの検討材料としてみて下さい。
寿命は10~15年ほどと長く、興味だけで飼えるものでもなく、ペットとして飼うならば最後まで面倒を見る覚悟が必要です。
ここでは、イグアナをペットとして飼う際の注意点を紹介します。ぜひとも参考にして、飼えるかどうかの検討材料としてみて下さい。
イグアナをペットにする上での注意点
- サイズが大きくなる
- 爪や歯が鋭い
- 飼育にお金がかかる
サイズが大きくなる
グリーンイグアナなど、一般的によく知られるイグアナは成体になると全長100~180cm程度まで大きくなるため、市販の爬虫類用のケージでは飼うことが難しくなります。そのため、ケージで買うのは幼体までと考えるべきでしょう。
成体になると植物用の温室や大型犬用のケージを用意するか、自宅に部屋を明け渡し放し飼いをする、または自作でケージを作るなどの対策が必要になります。
イグアナは温度管理が大切なので、イグアナだけのヒーターやエアコン、加湿器が必要になるため、自宅にイグアナ用の部屋を作る必要があるでしょう。
成体になると植物用の温室や大型犬用のケージを用意するか、自宅に部屋を明け渡し放し飼いをする、または自作でケージを作るなどの対策が必要になります。
イグアナは温度管理が大切なので、イグアナだけのヒーターやエアコン、加湿器が必要になるため、自宅にイグアナ用の部屋を作る必要があるでしょう。
爪や歯が鋭い
イグアナは鋭い歯と爪、力強いアゴと強靭な尾を持っています。成長すると爪や歯、背中の棘も鋭くなってくるため、噛まれたり引っかかれたりすると皮膚が裂ける事があります。また尻尾も力強いため、叩かれてミミズ腫れになる事もあります。
基本的に大人しいイグアナが飼い主に対して攻撃をする事はありませんが、身を守る際に攻撃してくる場合もあります。特に発情期になると非常に攻撃的になり、飼い主や一緒に飼われているほかのペットに襲いかかる事もあるので、期間中は注意が必要です。
基本的に大人しいイグアナが飼い主に対して攻撃をする事はありませんが、身を守る際に攻撃してくる場合もあります。特に発情期になると非常に攻撃的になり、飼い主や一緒に飼われているほかのペットに襲いかかる事もあるので、期間中は注意が必要です。
飼育にお金がかかる
イグアナは草食で野菜や果物を主食としており、野菜や果物は新鮮なものを与える必要があります。また大人になると結構な量を食べるので、餌代だけでもかなりかかるようになります。
さらにイグアナを飼育するため、エアコンやヒーター、ライトなどの設備に色々とかかるうえ、常に環境を整えるためライトやエアコンをつけておかなければなりません。
どのペットにしてもお金がかかることは当然ですが、上記のようにイグアナ飼育には経済的にもかなりかかることを理解しておかなければなりません。
さらにイグアナを飼育するため、エアコンやヒーター、ライトなどの設備に色々とかかるうえ、常に環境を整えるためライトやエアコンをつけておかなければなりません。
どのペットにしてもお金がかかることは当然ですが、上記のようにイグアナ飼育には経済的にもかなりかかることを理解しておかなければなりません。
イグアナの飼育方法
現在ではイグアナも割と入手しやすくなってきたため、ペットとしてが高まってきており、飼ってみたいという人も増えているのではないでしょうか。
とはいえあまり馴染みがないため、飼育方法など分からないという人も多いでしょう。先に触れたように熱帯気候で暮らすイグアナなので、日本のような気候では生きていけません。
ここでは、イグアナのなかでも最もポピュラーな、グリーンイグアナの飼育方法についてご紹介します。
とはいえあまり馴染みがないため、飼育方法など分からないという人も多いでしょう。先に触れたように熱帯気候で暮らすイグアナなので、日本のような気候では生きていけません。
ここでは、イグアナのなかでも最もポピュラーな、グリーンイグアナの飼育方法についてご紹介します。
イグアナの飼育方法
- 飼育環境
- 与える餌
- 必要な飼育グッズ
イグアナの飼育方法1:飼育環境
イグアナは熱帯に生息している生き物なので、体温が高く寒さには弱い生き物です。草食のイグアナは腸内細菌の力で消化を行うため、最近を活性化するためには高温を保たせる必要があります。
体温が低くなると消化効率が下がり食欲不振に陥り、消化吸収ができずに栄養障害を引き起こしたり、外気温が下がる事で活動や免疫力も低下するなど、低温飼育はイグアナにとってさまざまな障害を引き起こす原因となります。
これらの事が長期間にわたると衰弱死に至る事もあるので、環境は必ず整えなくてはなりません。
体温が低くなると消化効率が下がり食欲不振に陥り、消化吸収ができずに栄養障害を引き起こしたり、外気温が下がる事で活動や免疫力も低下するなど、低温飼育はイグアナにとってさまざまな障害を引き起こす原因となります。
これらの事が長期間にわたると衰弱死に至る事もあるので、環境は必ず整えなくてはなりません。
イグアナの飼育方法2:与える餌
イグアナの餌は小松菜やモロヘイヤと言った青菜と呼ばれる色の濃いもの、カボチャやニンジンなどの緑黄色野菜、オレンジやリンゴなどの果物など新鮮なものを組み合わせて与えます。また同じものばかりを与えるのは控えましょう。
なおイグアナフードだけをメインに与えるのではなく、栄養補助程度に主食に混ぜて与えます。そのほか、週に1~2回はイグアナ用のサプリメントを与えるとよいでしょう。
餌の回数は1日2回与えます。なおイグアナは食べ物を噛まずに丸呑みするので、与える時は小さく切って与えるようにしましょう。
なおイグアナフードだけをメインに与えるのではなく、栄養補助程度に主食に混ぜて与えます。そのほか、週に1~2回はイグアナ用のサプリメントを与えるとよいでしょう。
餌の回数は1日2回与えます。なおイグアナは食べ物を噛まずに丸呑みするので、与える時は小さく切って与えるようにしましょう。
イグアナの飼育方法3:必要な飼育グッズ
イグアナをベビーから育てる場合には、温度管理をしっかりとしないと病気になって、すぐに命を落とすことになります。ひととおりの設備を揃えて、温度管理などをしっかりと行う必要があります。
イグアナはケージや温室のほかに、水槽で飼える生き物です。ベビーの時は60cm以上の水槽も利用できます。
また、イグアナは温度と湿度の管理をしっかりしないと、病気になってしまいます。そのため、日向ぼっこ用の照明や紫外線照射などのライトなど、揃えなくてはならないものがあります。
ここでは、飼育に必要なグッズをご紹介します。
イグアナはケージや温室のほかに、水槽で飼える生き物です。ベビーの時は60cm以上の水槽も利用できます。
また、イグアナは温度と湿度の管理をしっかりしないと、病気になってしまいます。そのため、日向ぼっこ用の照明や紫外線照射などのライトなど、揃えなくてはならないものがあります。
ここでは、飼育に必要なグッズをご紹介します。
飼育グッズ | 価格帯 | 必要性 | 選ぶポイント |
---|---|---|---|
ケージ・温室・水槽 | 7,000~ | 安全管理・温度管理などがしやすい | 横から世話ができるもの、その種の全長の2~3倍の大きさであること。植物用温室でもよい。 |
紫外線ライト | 1,850~ | 太陽光の補助のため、紫外線照射効果のあるライトが必要 | カルシウム代謝効果のあるUVBの強さを見る |
保温球 | 900円~ | ケージ内に日向ぼっこ用の場所として、日中の太陽光のような光で局所的に高温スポットを作る | 照射範囲があるので、成体の大きさに合わせる |
床材 | 600円~ | クッション代わり・湿度を保つ・高い吸水性で掃除がしやすい | 保湿性に優れた水苔やピートモスがおすすめ |
止まり木・シェルター | 900円~ | 樹上性なので、流木などでケージ内に通り道を作る必要あり・葉などで隠れ家を作ると安心する | ケージ内に固定が出来、イグアナがしがみついて安定感のあるものを選ぶ。植物は人工物の葉で可 |
パネルヒーター | 900円~ | 体温が上がらないと食べ物の消化ができないため、お腹を温める | 温度抑制機能がついていると安心できる |
24時間タイマー | 1,000円~ | 昼と夜の時間管理のため、ライトのオンオフ自動管理。イグアナのストレス回避に必要 | デジタル方式の方が時間の誤差が少ない |
水入れ | 500円~ | 幼体時は水浴び用に必須。水浴びができないと綺麗に脱皮ができなくなる | 幼体の体がすっぽり入る大きさ。タッパーでも可 |
イグアナに懐いてもらう方法やしつけ
初回公開日:2019年08月19日
記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。