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フトアゴヒゲトカゲとは?初心者でもわかるアゴヒゲトカゲの飼育方法

更新日:2023年12月31日

フトアゴヒゲトカゲとは性格が温厚なので、人慣れすると直接触ったりするハンドリングがしやすいのも、初心者でも飼いやすいトカゲです。フトアゴヒゲトカゲを飼うにあたって、餌やケージなどのトカゲ飼育セットの情報・注意点をご紹介していきます。

フトアゴヒゲトカゲとは?初心者でもわかるアゴヒゲトカゲの飼育方法
フトアゴヒゲトカゲを飼育するにあたって、ライトやヒーターで電気代は月に約1,000円ほどの電気代が必要になります。部屋の環境によっては、エアコン・ヒーターなどをつけてさらに温度調整する必要があることをまず覚えておいてください。

その他にもさまざまなアイテムが必要になるので順番に紹介していきます。

フトアゴヒゲトカゲの飼育の特徴

  1. ケージの飼育環境を整える
  2. えさの与え方
  3. 掃除の仕方
  4. 悪臭対策
  5. シェルターの設置

フトアゴヒゲトカゲを飼育する方法1:ケージの飼育環境を整える

爬虫類・魚類・昆虫が代表として挙げられる変温動物(へんおんどうぶつ)は、外部の温度により体温が影響・変化することをさしています。

フトアゴヒゲトカゲもその一種で、例えば外気が0℃であれば体温も0℃に、40℃であれば40℃に変化し、自身で安定的に体温を保つことができません。

なのでフトアゴヒゲトカゲの飼育方法としては、快適に過ごせるように適度な温度・湿度管理が十分に必要になります。

ライト

野生で育つ場合は日光浴をして体温を温めていますが、室内で飼育する場合は日光浴が少なくなってしまうため紫外線ライトが必要になります。

ケージの外側または内側に上辺から光があたるように設置します。暑すぎてやけどをさせないように気を付けましょう。

バスキングライト・紫外線ライトを設置することでビタミンD3を生成したり、代謝をあげることができます。

暑いだけではフトアゴヒゲトカゲの体が弱ってしまうので一部分は涼しい箇所を作り、紫外線とかげのバランスに気をつけましょう。

温湿度計

フトアゴヒゲトカゲにとって快適な環境づくりが大切なので、ケージ内に温湿度計を入れてチェックをします。ライト下は39℃、その他に25℃ほどの涼しいところを設置することで、生体の好みの場所に移動できます。

【日中】32~37℃目安
【夜間】22~27℃目安
【湿度】60~70%目安

直射日光やエアコン・ストーブなどからは離すようにケージをセットするのが温度・湿度調整しやすいです。

床材

床材は消耗品のため、定期的に新しいものを購入します。手軽に扱える床材はペットシートで、トイレや餌で汚れたらすぐに交換できる利便性があります。

もともとはオーストラリアの乾燥した砂漠で育つ動物なので、環境に近い砂の床材もです。
・デザートサンド
・デザートソイル
・フォレストパーク など

ただしベビーサイズのフトアゴヒゲトカゲは、誤って砂を食べたり飲んだりしてしまい体調が悪くなってしまう場合もあるので、注意しましょう。

流木

フトアゴヒゲトカゲは半樹上性なので高い場所に上るのが大好きです。そのため高低差がある流木をレイアウトすることをします。野生と比べると狭いケージの中なので、立体行動によって運動不足やストレス解消にもなります。

流木の選び方は独立して立てるまたは、立てかけても倒れにくく隠れ家にもなるものが快適に過ごせる環境を作ることができます。

パネルヒーター

ライトの熱だけではなく、パネルヒーターを使って下からも保温することが必要です。パネルヒーター・ライトともに、特に冬場の夜間に寒くならないような温度設定と設置をします。用意するものはケージの大きさに対して3/1~2/1のサイズを、ケージ外側の底に設置します。

一定の温度のみでオンオフのスイッチしかできないものではなく、温度調整できるタイプのパネルヒーターがフトアゴヒゲトカゲにとって適温管理しやすいのでです。

えさ・飲み水

フトアゴヒゲトカゲの餌は、ベビーからヤングアダルトまでは毎日昆虫や野菜、アダルトになると2~3日に1回のペースで野菜中心としたものまたは専用フードあげ、飲み水は毎日新しいお水を用意します。

餌皿・飲み水皿は個体が乗ってもひっくり返りにくい安定したものをします。万が一ひっくり返して脚や尻尾を挟んでしまうと、ケガに繋がるので注意しましょう。浅くて広いお皿を、各種選びましょう。

フトアゴヒゲトカゲを飼育する方法2:えさの与え方

フトアゴヒゲトカゲに餌をあげる方法は3つあります。

1.ケージの中のエサ皿に入れる
野菜や専用フードをあげる場合は、食べやすいように広く浅いエサ皿に入れます。

2.ピンセットであげる
コオロギなどの昆虫をあげる場合は、ピンセットからあげられます。
しかし食べる勢いがすごいので、口を傷つけないようにピンセットは丸みを帯びたものを用意します。

3.ケージ内に直接放つ
コオロギなどの生きている虫はケージ内に直接放つことで、追いかけて運動できるメリットと野生環境に近い状態で食べられます。
しかし食べ残した虫が生体を噛んで傷つけてしまうので、残した際には早めに取り除きましう。

フトアゴヒゲトカゲを飼育する方法3:掃除の仕方

次のページ:フトアゴヒゲトカゲの飼育にグッズ5選

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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