カメレオンの値段はいくら？飼育方法や種類ごとの特徴と相場についても解説

カメレオンは樹上生活を営むため、高さを優先したケージを選びます。

小さくともケージの高さは体長の1.5倍、横幅は体長と同じくらいの大きさのものを用意してください。理想は横幅と奥行きは45cm、高さは60～100cm以上のケージです。

カメレオンは主に樹上生活で、飼育に床材は重要でない為、飼育者の好みやこだわりによって様々な床材が使用されています。代表的なものを下記に挙げておきます。短所長所を検討し、目的にあった床材を選びましょう。

・新聞紙またはキッチンペーパー
簡単に交換することができ清潔な環境を維持しやすく経済的だが、見栄えに難あり。

・ペットシーツ
吸水性に優れ手軽に交換できるが、費用がかかる。

・PCマット
PC合成ゼオライトと光触媒の働きにより強力な抗菌・消臭作用が期待できる。さらに洗って繰り返し使えるという利点がある。

・人工芝
テラリウムに違和感なく馴染む。交換も簡単で、洗って繰り返し使える。

・爬虫類用床材
ヤシガラ土やソイルが一般的。湿度維持・消臭に効果あり。専用床材のため、美観にも優れている。

・園芸用土
鹿沼土や赤玉土を選ぶと生息地の環境に近くなる。反面埃が立ちやすく誤食の恐れもある。

カメレオンは動いている餌を好むので、人の手からの給餌にははじめは苦労するようです。しかし飼育下では常に活き餌が手に入るとは限りません。人の手から餌をあげる場合はピンセットを使うようにしましょう。

また、先の尖った医療用ピンセットだとカメレオンが怪我をする恐れがあります。必ず爬虫類用の先が丸いピンセットを選びましょう。

餌となる昆虫の飼育にはプラケースがオススメです。ケースが小さすぎると過密飼育で共食いしてしまうので、昆虫の大きさと数にあったケースを選びましょう。

コオロギやワームは風通しの良い環境を好むので、通気性が良いケースを用意し、コックローチ（レッドローチやデュピア）は脱走しないように隙間が小さいプラケースを選びましょう