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グリーンイグアナは放し飼いにできる?するときのポイントやトイレについても解説

更新日:2024年07月09日

グリーンイグアナって、放し飼いはできるの?爬虫類好きなら誰もが憧れる放し飼い。これから考えていた人や、やりたくても諦めていた人はぜひ読んでください。放し飼いするための準備や難しそうなトイレのポイントを、分かりやすくまとめています。

グリーンイグアナは放し飼いにできる?するときのポイントやトイレについても解説
「憧れの放し飼い、グリーンイグアナでもできる?」「部屋の中で飼うときは、どうしたらいい?」

爬虫類を飼っている人なら放し飼いを一度はやってみたいでしょう。大好きなペットが自由に動き回る姿を見たり、一緒に寝たりできるなんて夢のようですね。

恐竜のような見た目の、グリーンイグアナはどうでしょう。家の中を縦横無尽に動く様子はとても格好いいです。

ここでは、グリーンイグアナの放し飼いと、環境をどう整えたら良いかをお教えします。

放し飼いをしてみたい人に分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

イグアナは人になつくのか?

グリーンイグアナはトカゲの中でも大型で、知能が高いと言われています。

長期飼育するうちに、少しずつ飼い主の顔を覚えたり、声に反応したりするようになります。名前をつけて呼んでいると振り向くこともあるので、そのときは懐いてきたと、かわいく感じるようになるでしょう。

ただグリーンイグアナは、声に反応することはあっても、名前を呼んで寄ってくることはほとんどありません。スキンシップも過度に行うと嫌がって人間を警戒するようになります。

懐くというよりは、慣れるという表現に近いでしょう。

一度警戒されてしまうと、その後も慣れることが難しくなるので、少しずつ距離を縮めることが大切です。

逆にイグアナと距離を置いてしまうと、いつまで経っても人間に慣れてくれませんので、日々少しずつスキンシップの時間を持つようにしましょう。

グリーンイグアナの飼い方の基本

グリーンイグアナの幼体は、手のひらに乗るくらいの大きさですが、成体は1メートルを超える大きさになります。

寿命も平均10年から15年程で、これ以上長生きする場合もあることを知っておきましょう。

飼育するイグアナの大きさによって、日々のケアや餌の量が変わりますので、詳しく説明していきます。

適切な飼育環境やケージの選び方

グリーンイグアナの成体は1メートル以上あるので、植物用の温室をケージとして利用するのがおすすめです。大きさは、横幅が150センチ以上あると、成長しても安心して使えます。

ケージはガラス製ではなくアクリル製を選ぶようにしましょう。イグアナは、尾をムチのように振る、テールアタックと呼ばれる攻撃をしてくることがあります。人間に慣れていなかったり、発情期を迎えたオスがこの動作をしたりしてケージが破損してしまうことがあるのです。

ケージ内のレイアウトですが、止まり木・水浴び用の容器・床材・照明は必ず用意しましょう。イグアナは高い場所で日光浴をする習性があるので、止まり木の上部に紫外線を当てるようにしてください。床材は、ミズゴケやピートモスが保湿効果が高くおすすめです。

日常的に行うケア

餌は1日に2回与えます。1回目の餌の食べ方で、その日の量を調節してあげてください。

グリーンイグアナは草食性ですが、排泄物はとても臭います。成体にもなると量が増えるので、放置すると家中が臭くなってしまいます。イグアナのストレスの原因にもつながるので、こまめに掃除することを心がけましょう。

人間との生活に慣れるためにも、毎日のお世話の中で、少しずつスキンシップをはかることが大事です。掃除のときに体を撫でてあげたり、手から餌を与えてみたりします。嫌がるときは無理をせず、時間を置いてから行いましょう。

エサとなるものの種類

グリーンイグアナは草食ですので、野菜や果物を与えます。小松菜やケール、リンゴなどを好んで食べます。

気をつけたいのは見た目です。イグアナは目でも餌をチェックしているのです。ただ並べるだけでなく、色とりどりに綺麗に盛ってあげると食いつきが良くなります。

また、グリーンイグアナはカルシウムが不足しがちです。イグアナ専用の人工餌にはカルシウムやビタミンDなど必要な栄養が含まれているので、バランスを考えてときどき人工餌を与えると良いでしょう。

グリーンイグアナは放し飼いすることができる?



グリーンイグアナは基本的にはおとなしいので、人や環境に慣れれば部屋の中で放し飼いにすることができます。

成体になると1メートルを優に超えるので、逆にケージ内だけで飼育するのは難しくなります。放し飼いにしておくと、運動不足の解消にもなりますよ。

放し飼いできるようになるグリーンイグアナのサイズ

放し飼いは、体長60センチ以上あるイグアナが適しています。これは生後1年くらい経過した個体です。

人や環境に慣れていることが前提ですが、小さすぎると部屋の中で行方が分からなくなったり、誤って踏んだりして事故につながることがあります。
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初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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