フトアゴヒゲトカゲのモルフについて紹介!価格相場はどれくらい?
更新日:2024年07月13日
ハイポとは、淡い発色または白みを帯びた体色をしたフトアゴヒゲトカゲのモルフです。「ハイポメラニスティック」の略で、黒色色素減退という意味の変異個体です。
黒色色素が通常より少ないため、体色は白みを帯びたものや、くすみのとれたきれいな色になります。同様に黒色色素減退の影響で、通常は黒いツメが透明か、黒い筋が入る程度になるため、別名「クリアネイル」とも呼ばれています。
黒色色素が通常より少ないため、体色は白みを帯びたものや、くすみのとれたきれいな色になります。同様に黒色色素減退の影響で、通常は黒いツメが透明か、黒い筋が入る程度になるため、別名「クリアネイル」とも呼ばれています。
ウィットブリッツ
ウィットブリッツとは、体のどこにも模様が存在しないフトアゴヒゲトカゲのモルフです。
フトアゴヒゲトカゲの中でも、頭から尻尾の先までパターンレス(模様が存在しない)と呼ばれる珍しいモルフです。体色は白み、灰色、黄褐色など個体差があります。
「ウィットブリッツ」は南アフリカのブリーダーが作出した品種です。
名前の由来は、白い稲妻を意味する造語とも、南アフリカ原産の白っぽいお酒とも言われています。
フトアゴヒゲトカゲの中でも、頭から尻尾の先までパターンレス(模様が存在しない)と呼ばれる珍しいモルフです。体色は白み、灰色、黄褐色など個体差があります。
「ウィットブリッツ」は南アフリカのブリーダーが作出した品種です。
名前の由来は、白い稲妻を意味する造語とも、南アフリカ原産の白っぽいお酒とも言われています。
ダナー
ダナーとは、尻尾の模様やお腹のストレスマーク、鱗の向きなどに特徴があるフトアゴヒゲトカゲのモルフです。
ダナーの尻尾にはストライプ調の模様が入りますが、これは通常の横縞に比べて幅が広いため、発色しているように見えるでしょう。
ストレスを感じた時に現れるストレスマークが、通常の斑点や縦縞と違って丸いのも特徴です。
また、ダナーの鱗はとても際立っています。向きはバラバラで配列は不均一なため、逆立っているように見えます。このため触り心地はザラザラしていて、これが猫の舌に例えられたりします。
ダナーの尻尾にはストライプ調の模様が入りますが、これは通常の横縞に比べて幅が広いため、発色しているように見えるでしょう。
ストレスを感じた時に現れるストレスマークが、通常の斑点や縦縞と違って丸いのも特徴です。
また、ダナーの鱗はとても際立っています。向きはバラバラで配列は不均一なため、逆立っているように見えます。このため触り心地はザラザラしていて、これが猫の舌に例えられたりします。
リューシスティック
リューシスティックとは、「白変種」と呼ばれる体色の白さに特徴がある、フトアゴヒゲトカゲのモルフです。
純白のフトアゴヒゲトカゲを求める流れは古くからあり、その中で最初に作られたのがリューシスティックです。しかし、リューシスティックにはわずかに模様が残る場合も多く、これがパターンレスのモルフの作出に繋がっていきます。
リューシスティックの白みは、アルビノのような黒色色素の欠損が原因ではないため、目は黒くツメはクリアネイルになります。
純白のフトアゴヒゲトカゲを求める流れは古くからあり、その中で最初に作られたのがリューシスティックです。しかし、リューシスティックにはわずかに模様が残る場合も多く、これがパターンレスのモルフの作出に繋がっていきます。
リューシスティックの白みは、アルビノのような黒色色素の欠損が原因ではないため、目は黒くツメはクリアネイルになります。
ZERO(ゼロ)
ZERO(ゼロ)とは、全く模様がなく限りなく無色(白色)に近い体色のフトアゴヒゲトカゲのモルフです。
ゼロの名前の通り、模様が全くない体と何色にも染まっていない無色(白色)の体色を持つ個体です。
白みのある体色としては、先述のウィットブリッツやリューシスティックと似ていますが、
ゼロは現時点でもっとも純白に近いモルフと言われ、「リューシスティックの完成形」とまで言われています。
また、ゼロにハイポを配合することで、より白みを増した「ゼロハイポ」という個体もあったりと、より白みのあるモルフの配合も進んでいます。
これら白系の個体は希少性が高いため、流通量が少なく高値の傾向があるでしょう。
ゼロの名前の通り、模様が全くない体と何色にも染まっていない無色(白色)の体色を持つ個体です。
白みのある体色としては、先述のウィットブリッツやリューシスティックと似ていますが、
ゼロは現時点でもっとも純白に近いモルフと言われ、「リューシスティックの完成形」とまで言われています。
また、ゼロにハイポを配合することで、より白みを増した「ゼロハイポ」という個体もあったりと、より白みのあるモルフの配合も進んでいます。
これら白系の個体は希少性が高いため、流通量が少なく高値の傾向があるでしょう。
ストライプ
ストライプとは、体の模様が繋がってストライプ状になった、フトアゴヒゲトカゲのモルフです。
文字通り、体の模様がストライプ状になっているのが特徴です。
非常に種類が多いモルフで、「オレンジハイポトランスストライプ」「ハイポイエローレッドストライプ」「ジェネティックストライプ」などがあります。
ストライプの中でも有名なのは、「スーパージェネティックストライプハイポトランス」と呼ばれるモルフで、稲妻のような強烈なストライプが入っていることから、別名「サンダーボルト」とも呼ばれています。
文字通り、体の模様がストライプ状になっているのが特徴です。
非常に種類が多いモルフで、「オレンジハイポトランスストライプ」「ハイポイエローレッドストライプ」「ジェネティックストライプ」などがあります。
ストライプの中でも有名なのは、「スーパージェネティックストライプハイポトランス」と呼ばれるモルフで、稲妻のような強烈なストライプが入っていることから、別名「サンダーボルト」とも呼ばれています。
フトアゴヒゲトカゲのモルフによって価格相場は異なる
基本的には、流通量が多く供給が安定している個体が安価になり、希少な個体や新しい個体は高値になります。
フトアゴヒゲトカゲは爬虫類の中でも、ペットとしての歴史が長く人気も高い生き物です。
そのため、世界中にブリーダーが存在し、新たなモルフの作出にチャレンジしています。
当然、幼体から飼育する必要がありますが、何十匹といった幼体の飼育にはとても手間がかかります。こうした苦労の中から、新たなモルフや珍しいモルフが誕生するのでしょう。
こうした事情が、モルフごとの価格相場に影響するのです。
フトアゴヒゲトカゲは爬虫類の中でも、ペットとしての歴史が長く人気も高い生き物です。
そのため、世界中にブリーダーが存在し、新たなモルフの作出にチャレンジしています。
当然、幼体から飼育する必要がありますが、何十匹といった幼体の飼育にはとても手間がかかります。こうした苦労の中から、新たなモルフや珍しいモルフが誕生するのでしょう。
こうした事情が、モルフごとの価格相場に影響するのです。
フトアゴヒゲトカゲのモルフについて知っておこう
今回は、フトアゴヒゲトカゲのモルフについて紹介しました。
本記事で紹介したモルフは、まだごく一部です。ここから別のモルフについて、さらに調べてみるのも面白いでしょう。
また、フトアゴヒゲトカゲのモルフに興味がある方にとって、本記事は入門編として役に立ったのではないでしょうか。
いずれにしても、まだまだ奥が深い分野です。
本記事を読んで、フトアゴヒゲトカゲのモルフの基本を、ぜひ知っておきましょう。
本記事で紹介したモルフは、まだごく一部です。ここから別のモルフについて、さらに調べてみるのも面白いでしょう。
また、フトアゴヒゲトカゲのモルフに興味がある方にとって、本記事は入門編として役に立ったのではないでしょうか。
いずれにしても、まだまだ奥が深い分野です。
本記事を読んで、フトアゴヒゲトカゲのモルフの基本を、ぜひ知っておきましょう。
初回公開日:2022年08月05日
記載されている内容は2022年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。