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フトアゴヒゲトカゲの飼育に適切な湿度とは?温度と管理方法も解説

更新日:2024年01月26日

皆さんはフトアゴヒゲトカゲという生き物をご存知でしょうか。この記事ではフトアゴヒゲトカゲの生態について詳しく説明しています。フトアゴヒゲトカゲを飼育したい方や、飼育するうえでの注意点を知りたい方は、ぜひチェックしてください。

フトアゴヒゲトカゲの飼育に適切な湿度とは?温度と管理方法も解説

湿度が高い時の除湿方法

これまでフトアゴヒゲトカゲの温度や湿度について紹介してきました。フトアゴヒゲトカゲの飼育環境を理解できたでしょうか。

続いてここでは、日本の夏など湿度が高くなりジメジメとした中で、フトアゴヒゲトカゲを飼育するための除湿方法について3つほど紹介します。

湿気が高すぎても、フトアゴヒゲトカゲの体調悪化に繋がりかねません。そのためしっかりと理解しましょう。

エアコン・除湿器を使用する

湿度を低くする方法の中でより確実に除湿できる方法は、エアコンを使用することです。デメリットとして電気代がかかってしまいますが、その点を除けば湿度管理方法として取り入れやすいでしょう。

また、除湿器を利用すれば、エアコンのように電気代がかからずに湿度のみを下げることが可能です。しかし素材がガラスのケージの場合、湿度が下がりにくいことがあるため注意しましょう。

通気口を増設する

湿気が高くなりやすい夏季には、飼育ゲージに通気口を増やすことで、湿気を外に逃しやすくすることが可能です。この際に、ゲージは通気口を設置・加工できる素材が望ましいです。

通気口の数が多いほど、湿気の管理が楽になります。また衛生上のメリットもあるため、設置する際にはどこに通気口をつけるかしっかりと考えましょう。

PCファンを使用する

ケージ内の通気性と空気をよくするため、PCファンなどを導入するのも1つの方法です。ファンを使用することで、ケージ内の空気の入れ替えをすることができ、湿度が高いときの除湿方法となります。

ただし、フトアゴヒゲトカゲに直接当たらないようにしましょう。直接風を当ててしまうと、体温を下げてしまう場合があります。特に爬虫類は変温動物で影響を受けやすいので、注意です。

乾燥しすぎている時の加湿方法

次に日本の冬など乾燥しやすくなる季節についてです。

生息地が乾燥地帯とはいえ、フトアゴヒゲトカゲは乾燥しすぎると健康に被害がでてしまう可能性があります。

ここではフトアゴヒゲトカゲを飼育する上で、乾燥しすぎている際の加湿方法を3つほど紹介します。こちらも除湿同様に、知識として覚えておくといいでしょう。

加湿器を使用する

湿度が低く、乾燥を防ぐために思いつくのが、なじみのある加湿器でしょう。仮にリビングなどでフトアゴヒゲトカゲなどの爬虫類を飼育するとなると、生息地に近づけた湿度を保つ必要があります。そこで、電気代はかかりますが、効果的なのが加湿器です。

加湿器を使用すれば、部屋全体の加湿が可能です。リビングで飼育している場合は、湿度を約50%から約60%にするといいでしょう。

水入れを大きくする

最も容易にケージ内の乾燥を防ぐためには、水入れの容器を大きくすることです。深さはあまり重要ではなく、浅いタッパーなどの容器に水を入れ、パネルヒーターの上に設置しましょう。すると比較的簡単に湿気を保つことが可能です。

しかし注意点として、長い期間置きっぱなしにするとカビが発生する危険性が高まります。そのため水入れやケージ内の清掃は、こまめに行いましょう。

濡れタオルを使う

飼育ゲージ上部のメッシュになっている場所に、水につけて固く絞ったタオルを乗せるのも1つの除湿方法です。この方法は、家にあるタオルのみあれば実践できる方法なので、水入れの容器がない場合にも有効です。

注意点として、ひどく乾燥している冬の時期には効果的な方法ですが、一方で湿度が上がりすぎてしまうこともあるので注意しましょう。

水分補給も忘れずに

湿度が不足していることで、フトアゴヒゲトカゲに脱水症状などの健康被害がでてしまう場合があります。そのため、適度に水分補給させることも忘れずにしましょう。

ただ脱水症状の原因としては、水分不足か餌だとされています。そのため脱水症状の際に現れる兆候として、皮膚に弾力がないや唾液の粘り気が多いかなどをチェックしてください。
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初回公開日:2022年07月30日

記載されている内容は2022年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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