フトアゴヒゲトカゲは温浴させた方が良い?理由や方法・注意点も紹介
更新日:2024年07月19日
この項目では、フトアゴヒゲトカゲを温浴させるために必要な手順や注意事項について述べていきます。
必要なもの
容器と水温計を1つずつ用意しましょう(人間と一緒に湯船に浸けたりするのはNGです)。
水温計は、温度が計れるものであれば特段どのようなものでも問題ありません。
容器の大きさは、フトアゴヒゲトカゲの全身がお湯に浸かれるくらいの大きさのものを用意してください。(赤ちゃんの間は小さな容器でも対応できますが、ゆくゆくは大きめの容器が必要になります。)
大きめのたらいや、衣装ケース等でも問題ありません。専用に容器を用意しておくと、病院等、外に連れていく必要があるときにも重宝します。
どちらも家にない場合は、ホームセンターや100円均一のお店を探せば手に入るでしょう。
水温計は、温度が計れるものであれば特段どのようなものでも問題ありません。
容器の大きさは、フトアゴヒゲトカゲの全身がお湯に浸かれるくらいの大きさのものを用意してください。(赤ちゃんの間は小さな容器でも対応できますが、ゆくゆくは大きめの容器が必要になります。)
大きめのたらいや、衣装ケース等でも問題ありません。専用に容器を用意しておくと、病院等、外に連れていく必要があるときにも重宝します。
どちらも家にない場合は、ホームセンターや100円均一のお店を探せば手に入るでしょう。
お湯の温度
フトアゴヒゲトカゲの温浴には、35℃前後が適しているといわれています。
フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですから、温度の変化には特に敏感です。
寒い日は、温度がすぐに変わってしまいますので、水温計で測りながら温度を維持するようにしてあげましょう。
フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですから、温度の変化には特に敏感です。
寒い日は、温度がすぐに変わってしまいますので、水温計で測りながら温度を維持するようにしてあげましょう。
お湯の水位
水位は、フトアゴヒゲトカゲを浸けたときに顔が出るぐらいで調整しましょう。
あまり水位が深過ぎると、フトアゴヒゲトカゲが溺れてしまうことがあります。注意してあげてください。
ヘリ等、掴まれるところがあると、落ち着いて温浴させることができます。ない場合は、手や腕に捕まらせながら温浴させるようにするとよいでしょう。
あまり水位が深過ぎると、フトアゴヒゲトカゲが溺れてしまうことがあります。注意してあげてください。
ヘリ等、掴まれるところがあると、落ち着いて温浴させることができます。ない場合は、手や腕に捕まらせながら温浴させるようにするとよいでしょう。
温浴をさせる時間
温浴時間の目安は5~10分程度といわれています。
あまり長時間お湯に浸けていると、フトアゴヒゲトカゲのストレスになる恐れがあります。長くても10分を過ぎたあたりで切り上げましょう。
また、フトアゴヒゲトカゲが嫌がったり、お湯から出たがったりするようであれば、中断して飼育ケースに戻してあげましょう。(戻す前にタオルでふいてあげるのを忘れないよう、ご注意ください。)
あまり長時間お湯に浸けていると、フトアゴヒゲトカゲのストレスになる恐れがあります。長くても10分を過ぎたあたりで切り上げましょう。
また、フトアゴヒゲトカゲが嫌がったり、お湯から出たがったりするようであれば、中断して飼育ケースに戻してあげましょう。(戻す前にタオルでふいてあげるのを忘れないよう、ご注意ください。)
温浴をさせる頻度
温浴は1週間に2回を目安に行うと良いというのが一般的な意見です。
ただし、温浴の頻度は飼い主によっても色々な意見があるため、一概にはいえません。
飼い主によっては、毎日温浴させる人もいます。フトアゴヒゲトカゲが嫌がっていないならそれでも特段問題はありませんが、とはいえ毎日では手間が大変でしょう。
やはり最初は週2回を基本として、フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながら回数を調整するのが良いでしょう。特に、体が汚れているときや、便秘のときは積極的に温浴させてあげるとフトアゴヒゲトカゲも喜ぶでしょう。
ただし、温浴の頻度は飼い主によっても色々な意見があるため、一概にはいえません。
飼い主によっては、毎日温浴させる人もいます。フトアゴヒゲトカゲが嫌がっていないならそれでも特段問題はありませんが、とはいえ毎日では手間が大変でしょう。
やはり最初は週2回を基本として、フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながら回数を調整するのが良いでしょう。特に、体が汚れているときや、便秘のときは積極的に温浴させてあげるとフトアゴヒゲトカゲも喜ぶでしょう。
フトアゴヒゲトカゲを温浴させる手順
温浴の手順をまとめると「①バスキング→②容器にお湯を張り、フトアゴヒゲトカゲをお湯に浸ける→③布やブラシで汚れを落とす→④お湯から上げてバスタオルでふく→⑤再びバスキング」となります。
①フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですから、朝は体温が下がっています。下がった体温を上げるためにまずはバスキング(日光浴)を始めます。
バスキング時間の目安は1時間程度です。体温が下がったままの状態で温浴させるとストレスになってしまうので、注意してください。
②容器にお湯を張り、フトアゴヒゲトカゲをゆっくりとお湯に浸からせます。両手でしっかり支えながら、慎重に行いましょう。
前述したとおり、手につかまっていた方が安心する場合もあります。手を放すときは、フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながらにしましょう。
③次にやわらかい布や歯ブラシ等でこすり取ります。糞や汚れが付着しているところがあれば、お湯で汚れをふやかした後にこすってあげましょう。ただし、強くこするとフトアゴヒゲトカゲの皮膚を傷つける恐れがあります。やさしくこすってあげてください。
④お湯から上げた後は、バスタオルでしっかり水分を拭き取ります。フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですから、濡れたまま放置すると体が冷えてしまいます。
肌を傷つけないよう注意しながら、丁寧に水気をふいてあげましょう。
⑤ケージに戻し、再びバスキングをさせてあげましょう。体が冷えてしまうと体調を崩す原因になってしまうので、注意しましょう。
①フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですから、朝は体温が下がっています。下がった体温を上げるためにまずはバスキング(日光浴)を始めます。
バスキング時間の目安は1時間程度です。体温が下がったままの状態で温浴させるとストレスになってしまうので、注意してください。
②容器にお湯を張り、フトアゴヒゲトカゲをゆっくりとお湯に浸からせます。両手でしっかり支えながら、慎重に行いましょう。
前述したとおり、手につかまっていた方が安心する場合もあります。手を放すときは、フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながらにしましょう。
③次にやわらかい布や歯ブラシ等でこすり取ります。糞や汚れが付着しているところがあれば、お湯で汚れをふやかした後にこすってあげましょう。ただし、強くこするとフトアゴヒゲトカゲの皮膚を傷つける恐れがあります。やさしくこすってあげてください。
④お湯から上げた後は、バスタオルでしっかり水分を拭き取ります。フトアゴヒゲトカゲは変温動物ですから、濡れたまま放置すると体が冷えてしまいます。
肌を傷つけないよう注意しながら、丁寧に水気をふいてあげましょう。
⑤ケージに戻し、再びバスキングをさせてあげましょう。体が冷えてしまうと体調を崩す原因になってしまうので、注意しましょう。
フトアゴヒゲトカゲを温浴させる際の注意点
基本的な注意点は、手順の項目でも触れましたが、その他にもフトアゴヒゲトカゲの温浴について、いくつか注意点があります。
良かれと思って温浴させていたら、思いがけずフトアゴヒゲトカゲのストレスになっていることもあります。事前によく確認しておきましょう。
良かれと思って温浴させていたら、思いがけずフトアゴヒゲトカゲのストレスになっていることもあります。事前によく確認しておきましょう。
未消化で糞の排泄に繋がることもある
温浴のしすぎが、フトアゴヒゲトカゲに良くない影響を与えることもあります。
温浴をしすぎると、食べたものを十分に消化できないまま排泄してしまう恐れがあるのです。
前述のとおり、適度な温浴は新陳代謝を高め、便秘対策になります。しかし何事もやりすぎは良くないということでしょう。
温浴の頻度は、最初は1週間に2回を目安に、フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながら調整するようにしましょう。
温浴をしすぎると、食べたものを十分に消化できないまま排泄してしまう恐れがあるのです。
前述のとおり、適度な温浴は新陳代謝を高め、便秘対策になります。しかし何事もやりすぎは良くないということでしょう。
温浴の頻度は、最初は1週間に2回を目安に、フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながら調整するようにしましょう。
初回公開日:2022年09月14日
記載されている内容は2022年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。