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ドラゴンは実在していた?似た生物・モデルとなった生物も紹介

更新日:2024年07月29日

映画やゲームにおいて大人気のドラゴンは本当に実在していたのでしょうか。本記事では、ドラゴンは実在していたのかや、ドラゴンのモチーフになった生物はどのような特徴をしているのかなどについて解説しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

ドラゴンは実在していた?似た生物・モデルとなった生物も紹介

ゲームや映画におけるドラゴンの存在とは?

ゲームや映画において、ドラゴンはストーリーを盛り上げるためには欠かせない存在となっており、大人気のキャラクターです。主に魔法の存在が明らかになっているファンタジーを題材とした作品に、ドラゴンは登場しています。

作品によってドラゴンに対してのイメージは異なりますが、現実世界と同じようにドラゴンは人類にとって脅威とされていたり、神として崇められていたりします。

人類の脅威として敵対することが多いドラゴンですが、中には主人公に対し知恵を授けるなど、主人公の味方として人類に協力的な姿で描かれていることもあります。

ドラゴンに対するイメージは現実の世界とあまり変わりはありません。
唯一違う点としては、そのような世界においてドラゴンは実在する生物であり、ドラゴンを素材とした武器や防具を生成することが可能となっているという点です。

神話にも登場したドラゴンと同じく、ドラゴンは特殊な魔力を持った生物として考えられています。そのためドラゴンを素材とした装備品を生成すると、そのドラゴンの性質を引き継ぐことができる場合もあります。

例えば素材としたドラゴンが獣と会話する能力を会得していた場合、そういった装備を身に着けると獣と会話ができるようになります。

ゲームや映画に登場するドラゴンは神話などに登場するドラゴンの要素に加えて、作品ごとにオリジナルの要素が追加されているため様々なタイプのドラゴンがいます。

モンスターハンターシリーズに登場するクシャルダオラというモンスターは、鱗や甲殻が鋼鉄のため刃が通りづらいという特徴があります。また風や天候を自由自在に操ることができるため、クシャルダオラが現れると一緒に嵐も巻き起こるとされています。

ゲームや映画のドラゴンは、作り手の想像力や独自の発想によって、これまで考えられてきていたドラゴンの特徴を持たない新たなドラゴンが誕生し続けているのです。

ドラゴンが実在していた可能性はあるのか?

ドラゴンは実在していた?似た生物・モデルとなった生物も紹介
ドラゴンが実在した可能性は0ではありませんが、その可能性はかなり低いものとされています。ドラゴンが実在していたと根拠づけられる化石や生態が確認できる巣穴などは現在に至るまで発見されておらず、あくまでも架空の生物であるとして見做されています。

恐竜と同じように人類が誕生するより前には実在していたかもしれませんが、詳細は現在においても不明のままです。

ドラゴンは空を飛ぶことができる?

蝙蝠のような翼を有している姿で描かれることが多いドラゴンは、実際にゲームや映画に登場した際に大空を雄大に飛行しています。

大空を飛び回りながら捕食する獲物を狙っていたり、場所を移動したりします。

翼を持つ姿で描かれることが多いためドラゴンは空を飛ぶイメージが強いですが、科学的に考えるとドラゴンの巨体を宙に浮かせるためには、一般的に描かれるドラゴンの翼では小さすぎるという指摘もありますので、実際に飛行能力があるのかどうかは解明されていません。

ドラゴンは火を噴くことができる?

神話に登場するドラゴンは火を噴いているという記述はありませんが、ゲームや映画に登場するドラゴンの多くは、口から火を噴いている姿で描かれています。
ドラゴンの一般的なイメージでは、ドラゴンは口から火を噴くという姿が強いです。しかしドラゴンのタイプによっては吹雪や毒ガス、電撃などを噴きます。

これはドラゴンの体内に火や吹雪を生成する器官がある場合もありますが、ファンタジーを題材としている作品などではドラゴンが魔法を使い、このような芸当をしている場合もあります。

ドラゴンに似た生物・モデルとなった生物

ドラゴンの特徴をした実在する生物は様々いますが、主に爬虫類の生物がいます。
代表的な生物は蛇で、古代ギリシア・ローマにおいて、ドラゴンという言葉が誕生したきっかけを作った生物でもあります。

その他にも実在する生物では、ワニやコモドドラゴンなどがいますが、かなり近い生物として恐竜があげられます。

爬虫類に分類される恐竜は、地球上に実在した陸生の生物の中で頂点に君臨した生物でもあります。その凶暴さやビジュアル面でいえばドラゴンの特徴と類似している点が多くあります。

ワニ

ワニは実在する生物の中で、ドラゴンの特徴と類似点が多い生物です。

ゴツゴツとした皮膚と長い尻尾を持ち、四肢は鋭利な爪を生やしています。ワニの牙はギザギザと尖っており凶暴さが滲み出ています。通常のサイズでもおよそ1.5メートルあり、大型種であれば体重は1トンに達する個体も存在しています。

主に河川や湖沼などの水辺に生息しており、獲物である草食動物を仕留めるために陸地へあがるなど水陸ともに活動をすることができます。

外見もドラゴンに似ていますが、神話上でのワニに対する人類のイメージもドラゴンと似ている点があります。

ワニの生息する地域では人間がワニに襲われることもあり、ワニは邪悪な存在とされていることが多いです。しかし一方で、ワニを神聖視する例もまた多く、ワニの姿をした神は世界中の神話に登場しています。

古代エジプトではワニは豊穣を象徴とし、ナイル川そのものの象徴とされています。

コモドドラゴン

ワニと同じように実在する生物に、コモドドラゴンという生物がいます。こちらの生物の特徴もドラゴンに類似している点が多くあります。

コモドドラゴンはワニではなく大型のトカゲであり、正式な名称はコモドオオトカゲです。

ワニと同じように皮膚はゴツゴツして長い尻尾があり、鋭い爪と牙を併せ持っているため形態はドラゴンの姿と一致しています。

主に陸地に生息しており、大きな個体はイノシシなどの古巣を巣穴としています。また水中を泳ぐことも可能です。

現在も生息していますが、農地開発や森林伐採によってその数は減少しており、1981年に確認されている生息数はおよそ7,000頭とされています。

ワニのように神話に登場はしていませんが、ドラゴンと外見以外にも似ている点として、毒を保有している点が挙げられます。

正確には、食べ残しを栄養とすることによって腐敗菌が繁殖しているのですが、この腐敗菌は実に7種類以上存在し、噛みつかれることによって体内へ侵入すると、血液の凝固作用を阻害して失血によるショック状態を招いてしまいます。
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初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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