Search

検索したいワードを入力してください

アオダイショウとマムシは似ている?特徴や遭遇時の対処法も解説

更新日:2024年02月12日

無毒ヘビであるアオダイショウと毒ヘビであるマムシが似ているといわれていることはご存じでしょうか。この記事では、アオダイショウとマムシの特徴や、ヘビに遭遇したときの対処法について紹介します。ヘビについて興味のある方はぜひ、チェックしてみてください。

アオダイショウとマムシは似ている?特徴や遭遇時の対処法も解説

体の模様が違う

アオダイショウの幼蛇とマムシの見分けるポイントの一つとして、体の模様があります。

アオダイショウの幼蛇は、細かいはしご状の斑紋や細かい縞模様をしています。マムシは、銭形模様という楕円形の特徴的な模様おしており、斑紋が大きくはっきりしているのです。

体の模様には個体差があるため、見分けにくい場合もあるかもしれません。

体の形が違う

アオダイショウの幼蛇とマムシは体の形が違います。そのため、体の形でも見分けることができます。

アオダイショウの幼蛇は細長い体型をしているのに対し、マムシは胴体が太くずんぐりとしています。

ヘビに遭遇したときの対処法

ヘビに遭遇してしまったときの対処法についてみていきます。

ヤマカガシやマムシのような毒をもったヘビの可能性があるため、ヘビに遭遇しても騒いだりせず、捕獲もしようとしないほうがいいでしょう。ヘビはエサを求め、しばらくするとどこかへ移動することが多いため、なるべくそっとしておき、静かに離れましょう。

ヘビは基本的には臆病な性格をしているため、積極的に襲ってくることは少なく、踏んだり触ろうとしたときに咬まれることが多いようです。とにかく近づかないようにしましょう。

毒ヘビに咬まれないためにできること

山や川など自然豊かな場所に行くと、毒ヘビの生息地だったということもあるかもしれません。

毒ヘビに咬まれないためにできることには、どのようなものがあるか、紹介します。

登山道以外は歩かない

毒ヘビに咬まれないために、登山道以外は歩かないようにしましょう。毒ヘビは、基本的に藪の中や草むらに潜んでいます。登山道を歩くことで ヘビと遭遇しないようにすることができます。特にヘビに注意するよう、注意喚起する看板がある場合は、注意が必要です。

茂みを進む場合や草むらの中の落とし物などを拾う場合は、棒などで地面をたたくことで ヘビに人間の存在を知らせるようにしましょう。地面が振動することで、ヘビは人間の存在を感じ取り逃げるようです。

露出を避けた服装を心がける

露出を避けた服装を心がけることでも、毒ヘビに咬まれることを減らせます。

登山などで山に入るときには、サンダルのような素肌が露出した靴は避け、登山靴などの分厚い靴と、丈夫な生地のゆったりした長ズボンを着用し、肌の露出を少なくしましょう。ズボンの下にスパッツなどを着ることでも、咬まれてしまうことへの対策になります。

毒ヘビに咬まれてしまったら

もしも毒ヘビに咬まれてしまったら、車や救急車を利用し、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

毒ヘビかどうか確認するために、咬まれたヘビの写真を撮っておくといいでしょう。撮れない場合は、特徴をメモしておくと毒ヘビかどうかの判断に役立ちます。

医療機関への受診に時間がかかる場合は、以下の応急処置をするようにしましょう。

まず、咬まれた傷口から心臓側を布などで軽く縛り、毒が全身に回るのを遅らせます。縛ることができなければ、咬まれた傷口を心臓の高さよりも低くしましょう。

次に、咬まれた傷口をきれいな水で洗い流し、傷口を強くつまみ、血を絞り出すようにして、毒を体の外へ出しながら水で洗い流します。毒を口で傷口から吸い出す方法は、口内に傷があると危険なため、行ってはいけません。

咬まれてすぐに重い症状がなくても、数時間後に症状が出てくることがあります。応急処置をした場合でも、早急に医療機関を受診してください。

アオダイショウとマムシの違いを知っておこう

次のページ

初回公開日:2022年10月12日

記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related