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アシナシトカゲの特徴とは?ヘビとの違いや飼育に必要なものについて紹介

更新日:2024年02月03日

アシナシトカゲはその名の通りトカゲなのに四肢がない不思議な生き物です。この記事ではアシナシトカゲの特徴や飼い方について詳しく解説しています。アシナシトカゲは一体どんな生き物で、ヘビとの見分け方は何なのでしょうか。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

アシナシトカゲの特徴とは?ヘビとの違いや飼育に必要なものについて紹介
「アシナシトカゲってどんな生き物?」
「ヘビに見えるけどトカゲなの?」
「餌は何をあげればいいの?」
爬虫類に興味のある方でこのような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。

この記事ではアシナシトカゲの基本的な生態や飼い方について詳しく解説しています。
また飼育に必要なおすすめのアイテムも紹介しているので、これから飼育の準備を始められる方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めばアシナシトカゲがどういった生き物で、ペットとして飼うために知っておくべきことを学ぶことができます。

アシナシトカゲはトカゲの仲間ですがトカゲのような4本の脚が無い不思議な生き物です。
初めてアシナシトカゲを見た方はヘビと何が違うのかわからないかもしれません。
興味のある方はぜひこの記事に目を通してみてください。

アシナシトカゲの特徴とは?

アシナシトカゲは有鱗目トカゲ亜目アシナシトカゲ科に分類されるトカゲの一種です。
驚くことにアシナシトカゲ科の多くの種類は四肢を持っています。
かつてはヘビトカゲと呼ばれていたことがあります。

ヘビなどのニョロニョロ系が苦手な方にとっては本種を苦手に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし爬虫類好きの中にはアシナシトカゲの熱烈なファンもいて、密かに人気のあるトカゲです。

飼い方を学ぶ前に、まずはアシナシトカゲの生態について知っておきましょう。

アシナシトカゲの体の大きさについて

アシナシトカゲにはいくつかの種類がいますが、特に大きくなるヨーロッパアシナシトカゲは全長1.4mほどにまで成長します。
ヒメアシナシトカゲなど他の種は全長30~50cmほどと小型です。

ペットショップなどで販売されているのはまだ幼体の小さい個体からすでに成長している個体などさまざまです。

臆病な性格をしているので、人に慣れるには少々時間がかかるかもしれません。
床材に潜り体を隠してしまうこともあります。

アシナシトカゲの寿命について

寿命はなんと30~40年ほどで、50年も生きた個体が確認されているほど大変長寿な生き物です。

かなり長生きするので、飼育される際には最後まで面倒を見る覚悟を持って飼いましょう。
また餌の与えすぎやストレスを与える飼い方をしていると短命に終わってしまうこともあります。長生きしてもらうためにも正しい飼育方法を学んでおくことが重要です。

アシナシトカゲの尻尾について

アシナシトカゲは体のおよそ半分が尻尾だと言われています。
他のトカゲと同じように、驚いたり恐怖を感じると自分で尻尾を切り落とす「自切」をしてしまうので、飼育下では気を付けるようにしてください。

ぱっと見ただけではどこからが尻尾なのかわかりませんよね。
トカゲには排泄や繁殖をするための排泄孔というものがついています。
多くのトカゲは尻尾の付け根の辺りに排泄孔があるので、アシナシトカゲの場合も同じです。

アシナシトカゲとヘビとの違いについて

ヘビとよく似た見た目をしていますが、実はヘビとは体のつくりが全く違うのです。
まずヘビは体が柔らかくグネグネととぐろを巻くことができますが、アシナシトカゲは体が硬いためとぐろを巻くことはできません。

またアシナシトカゲの目には瞼があります。また耳孔という耳の穴もありますが、ヘビはどちらも持っていません。よく見ると顔もヘビとは全然違います。

アシナシトカゲは尻尾を自切するとお伝えしましたが、ヘビは自切しません。
よく似た見た目ですがこんなにも異なる点があるのです。
興味のある方はぜひペットショップなどで実際に見比べてみてください。

アシナシトカゲの値段について

アシナシトカゲは2万円前後で販売されていることが多く、爬虫類の中では比較的安価な方です。初心者の方でも手が届きやすい価格ですね。
値段は店舗や種類によって変わってきます。

爬虫類は総合ペットショップやホームセンターなどでも販売されていますが、アシナシトカゲを見かける機会は少ないです。

爬虫類専門店や爬虫類の即売会に行くと販売されていることが多いので、特に爬虫類飼育初心者の方は専門店で購入するのをおすすめします。
次のページ:アシナシトカゲの飼育に必要なもの

初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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