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ヤモリの鳴き声ってどんな声?鳴く理由や対処法などもあわせて紹介

更新日:2024年02月13日

ヤモリの鳴き声を耳にしたことはあるでしょうか。本記事では、ヤモリの鳴き声やその鳴く理由、そして種類別の特徴などをご紹介しています。意外に知られていない個性豊かなヤモリたちの、一生懸命に鳴く姿や声を、動画も交えてぜひご覧ください。

ヤモリの鳴き声ってどんな声?鳴く理由や対処法などもあわせて紹介
「ヤモリって鳴くの?」
「ヤモリの鳴き声ってどんな感じ?」
「鳴き声を聞いてみたい」
自宅の壁や窓などに、時々張り付いている小さな恐竜のようなヤモリを見かけたことがあるでしょう。いつの間にかひっそりと現れる彼らに、このような疑問を持ったことはありませんか?

本記事では、ヤモリの鳴き声や鳴く理由、そして種類別の鳴き声を、動画を交えて紹介しています。また、鳴き声がうるさい時の対処法も紹介しているため、鳴き声に頭を悩ませたことがある人は、参考になるでしょう

そして、この記事を読むことで、意外に個性的で愉快な鳴き声から、ヤモリの性質を知ることができます。

ヤモリがなぜ鳴くのか知りたい人や、そもそもヤモリの鳴き声を聞いたことがない人は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

ヤモリとは?


ヤモリとは、ずばりトカゲのことです。正しくは、爬虫網有隣目(ゆうりんもく)ヤモリ科に属しているトカゲの総称です。

よくイモリとヤモリの違いは何かという質問を耳にしますが、そもそもヤモリは爬虫類でイモリは両生類に分類されています。

爬虫類と両生類の主な違いは、肺呼吸するのが爬虫類、皮膚呼吸するのが両生類です。そのことからわかるように、生息地にも違いがあります。

ヤモリとイモリの見分け方で一番簡単なのは、ひっくり返してお腹を見ることでしょう。イモリのお腹は赤く、全身は黒いです。また、ヤモリの全身は鱗で覆われています。

ヤモリの鳴き声

ヤモリの鳴き声ってどんな声?鳴く理由や対処法などもあわせて紹介
ヤモリは非常に大人しい生き物で、積極的に鳴き声を出すことは滅多にありません。そのため、ヤモリの鳴き声を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。

種類や状況で鳴き方に違いがありますので、詳しく紹介していきましょう。

沖縄のヤモリの鳴き声


沖縄には何種類ものヤモリが生息していますが、そのほとんどがホオグロヤモリという種類です。

繁殖期や縄張り争いの時には「ケケケ」や「チッチッチッ」という鳴き声が聞こえます。短くさえずるような声が特徴です。

ホオグロヤモリは比較的ヤモリの中でもよく鳴くそうで、威嚇の時は短くさえずる声を素早く連続して出します。これはオス同士が近接してしまった時などに発せられます。捕獲時に抵抗する際にも似たような声を発します。

沖縄ではヤモリを「ヤールー」と方言で呼ぶ人もいて、家の守り神といわれて親しまれています。

トッケイヤモリの鳴き声


トッケイヤモリはインド北東部や東南アジア全域に生息し、大きさは18センチから30センチ前後です。体色のパターンが多様で、グレーやブラックなど地味な固体から、黄色の斑点がある毒々しい個体までさまざまです。

トッケイヤモリの名前の由来は、正にその鳴き声にあります。

お腹を膨らまし「ケケケケケ」という断続的な鳴き声の後、「トッケイ!」と、非常に大きな鳴き声が響きます。

鳴く理由は求愛行動なのですが、厄介なことに鳴き声を発するのはオスだけではありません。気になる方は、飼う前に一度鳴き声を確かめることをおすすめします。

この「トッケイ」という声を7回聞くと幸運が訪れるという言い伝えもあるため、インドネシアでは幸運を呼ぶヤモリと呼ばれています。

その他のヤモリの鳴き声


ヤモリは実は、ペットとしても人気です。南極大陸をのぞく全大陸に生息していると言われ、その種類も多種多様です。見かけや大きさにも個性がありますが、その鳴き声もまた種類によって特徴があります。

ヒョウモントカゲモドキ、別名レオパードゲッコーなどは、黄色い地肌に黒い斑点模様がヒョウを思わせます。温厚な性格で「キュウウウ」や「ギギ!」という鳴き声を発します。

その他にもクレステッドゲッコー、別名オウカンミカドヤモリは「キュキュキュキュ」と連続的な鳴き声を発したり、「キュー、キュー」と声を上げるように鳴いたりします。

オオヒルヤモリはヤモリには珍しく昼行性です。「ぎゅぎゅ」と鳴きます。

このように少し上げただけでも色々な鳴き声があり、この個性の違いもヤモリの魅力の1つでしょう。
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初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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