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ニホンヤモリの餌の種類や与える頻度はどれくらい?食べないときの対処法も紹介

更新日:2024年10月05日

ニホンヤモリを飼いたいけれど、餌は何をあげれば良いかなどわからない方はいませんか?本記事はそんなニホンヤモリにおすすめの餌や与え方、食べない原因についてなどを詳しく紹介しています。これから飼おうと思っている方や、飼育に悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。

ニホンヤモリの餌の種類や与える頻度はどれくらい?食べないときの対処法も紹介
ヤモリがしっかりと餌を食べてくれるようになると安心ですが、気をつけなくてはいけないこともあります。

次は餌を与えるときの注意点を説明します。要点を押さえれば、難しいことはありません。

生餌を入れすぎない

生餌の中で特に注意したいのはコオロギです。コオロギはヤモリを噛むことがあり、そのせいでヤモリのストレスになったり、コオロギを怖がって餌を食べなくなったりすることがあります。

生餌を入れるときは2、3匹程度にしましょう。

飼育ケースを清潔に保つ上でも、生餌の数は入れすぎないのが無難です。

ピンセットからの餌やりにも慣らす

ヤモリを飼う場合、生餌の方が食いつきが良いのですが、すぐに成長してしまうのが難点です。

生餌を買い直す必要があり、手間もかかるので、冷凍餌などに慣れておくと非常に飼育がしやすくなります。

ピンセットで餌を与えられるようになると、どのくらい食べているか把握することができ、健康状態の把握に役立ちます。

まずは飼育環境に慣れさせ、落ち着いてきたらピンセットにも慣れるようにしておくと良いでしょう。

ピンセットでのニホンヤモリへの餌の与え方

野生のヤモリを飼う場合は特に、ピンセットに慣れることからはじめてください。

ヤモリが落ち着いているときに、ピンセットを使って餌をヤモリの側まで持っていき、細かくゆすると食べてくれる場合があります。

無理をせず、少しずつトライしてみましょう。懐くことが難しい生き物なので、焦らずに進めていくことが大事です。

ニホンヤモリが餌を食べないときの対処法

これまでは、ニホンヤモリが好む餌について詳しく紹介してきました。

好みそうな餌を選んでも、食べてくれなかったり、順調だったのに急に食べなくなったりすることもあります。

この場合は、餌の大きさや種類以外が原因の可能性があります。

ヤモリの健康状態は問題ありませんか?飼育環境は整っていますか?ヤモリの性格を知ることも、飼育に重要な条件になります。

ストレスを与えない

飼育自体は難しくありませんが、ヤモリはとても繊細で臆病な生き物なので、飼い始めはストレスを感じて餌を食べてくれないことがよくあります。

まずは飼育ケースの環境を整えることが重要です。

人の視線から隠れられる場所を作るようにし、人の行き来が激しい場所にケースを置かないことも、ヤモリの安心につながります。

慣れてきたと感じても、ヤモリを怖がらせないように、過度に動かしたり触ったりしないようにしましょう。

ケージ内の温度を保つ

野生のヤモリの活動時期は7月から9月下旬ごろまでで、寒くなると冬眠します。飼育下で冬眠させると死んでしまうことがあるので、ここでは冬眠させずに飼育することをおすすめします。

年間通して一定の温度になるように、保温球やヒーターなどを使って適度な温度を保つようにしてください。

この場合、飼育ケース全体をヒーターで温めるのではなく、半分くらいを温め半分は涼しい場所を作るようにしてあげてください。

ヤモリが活動できる温度は約20度から28度です。温度が下がると冬眠期間と勘違いし、餌の量が減ったり、食べなくなったりする原因になります。

またヤモリは水も飲みます。水飲み場から直接飲めない個体もいるので、1日1回は飼育ケースの中に、霧吹きで水をかけてあげるようにしてください。

生餌の保存の仕方

ヤモリの飼育に適しているのは、前にも述べたように生餌です。人工餌や冷凍は食べない個体もいるので、飼い始めは生餌をおすすめします。

生きた虫を用意する場合は、その虫の保存方法も適切に行ってください。

慣れれば簡単に飼育保存できます。
次のページ:ニホンヤモリの餌と与え方を知ろう!

初回公開日:2022年06月14日

記載されている内容は2022年06月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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