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トッケイヤモリの飼育方法|鳴き声の特徴や餌の与え方などを解説

更新日:2024年10月05日

「トッケイ」という鳥のような鳴き声が特徴的なトッケイヤモリをご存じでしょうか。この記事では爬虫類の飼育は初めてという方でも思わず飼育してみたくなるようなトッケイヤモリの魅力や飼育方法を紹介します。トッケイヤモリの飼育を検討中の方は是非参考にしてください。

トッケイヤモリの飼育方法|鳴き声の特徴や餌の与え方などを解説
トッケイヤモリはコオロギやミルワームなどの昆虫を餌にしています。
しかし、カルシウムが不足すると病気になってしまうため、カルシウム剤をまぶしてから与えるようにするとよいでしょう。
その他にも、爬虫類や昆虫ゼリー、成長後は人肌程度に温めたピンクマウスもおすすめです。

水の与え方

トッケイヤモリは水入れから水を飲むことを好まないことがあります。
そのため、ケージ内に入れておいた観葉植物等に霧吹きで水をかけ、その葉についた水滴を舐めて水分補給ができるようにしてあげてください。

夏場は1日1回、冬場は1日2回程度の頻度で行い、毎日忘れないようにしましょう。

最適な温度と湿度

トッケイヤモリに最適な温度は25℃前後、湿度は60%前後です。
温度はパネルヒーターで調整し、湿度は水分補給も兼ねた霧吹きによる水やりで調整するようにしましょう。また、ある程度風通しを確保しておきましょう。

レイアウト

樹上性のトッケイヤモリには流木や止まり木、コルクなどが欠かせません。
立体的に高さを出してレイアウトすることで、裏側がシェルター代わりにもなるので狭いところが大好きなトッケイヤモリは落ち着いて過ごすことができます。

ケージ内の清掃

糞を発見したときは随時清掃をするようにしてください。
床材は保湿性の高いものをおすすめしており、これらはコバエやダニが発生しやすいため、月に一度は定期的に床材の入れ替えをしましょう。

また、トッケイヤモリは気性が荒い為、飼い主でも口に手を近づければ噛まれてしまうことがあります。
清掃の際は噛まれても良いように皮手袋や軍手等を着用して行いましょう。

多頭飼いについて

野生のトッケイヤモリは群れることはなく基本的に単独で生活をしています。
その為縄張り意識が強く、多頭飼いだと強いストレスがかかってしまうので、他の動物との飼育や多頭飼いは不可能と言えるでしょう。

トッケイヤモリのハンドリング

気性が荒いトッケイヤモリは飼い主にも噛みついてしまう為、ハンドリングには適していません。
しかし絶対に不可能というわけではなく、ハンドリングができるように育て上げられたトッケイヤモリもいるので、努力さえすればハンドリングができるようになることもあります。

どうしてもハンドリングがしたいという方は人慣れしたCB個体を購入し特訓するのがおすすめです。
そうなるまでには大変な苦労や怪我も避けられないので十分注意して行いましょう。

トッケイヤモリを飼育する際の注意点

トッケイヤモリを含む壁ちょろ系と呼ばれるヤモリはとても動きが素早く、清掃中やケージの閉め忘れ、ケージの隙間等いたるところから脱走します。

トッケイヤモリはハンドリングが向いていない為、捕獲も困難です。
脱走対策を徹底し、目を離さないようにしましょう。
万が一脱走してしまった場合はタッパーなどに餌を入れておびき出すのがおすすめです。

トッケイヤモリがなりやすい不調について

ペットを飼育するうえで病気はつきものです。
特に外国から来たWC個体のトッケイヤモリは日本の環境に適応できず、その違いから病気を発症してしまう可能性もあります。

愛するペットの病気は飼い主にとっても、辛いものです。
ここからはトッケイヤモリがなりやすい不調とその対策方法を紹介していきます。
次のページ:トッケイヤモリの飼育方法を知ろう

初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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