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トッケイヤモリの飼育方法|鳴き声の特徴や餌の与え方などを解説

更新日:2024年10月05日

「トッケイ」という鳥のような鳴き声が特徴的なトッケイヤモリをご存じでしょうか。この記事では爬虫類の飼育は初めてという方でも思わず飼育してみたくなるようなトッケイヤモリの魅力や飼育方法を紹介します。トッケイヤモリの飼育を検討中の方は是非参考にしてください。

トッケイヤモリの飼育方法|鳴き声の特徴や餌の与え方などを解説

食欲不振

初めての餌は飼育環境に慣れておらず食べないことがあるので、色々与えてみるのがおすすめです。

人から見られていたり辺りが騒がしかったりすると警戒して食べないことがあります。
静かな部屋にケージを設置し、シェルターや隠れ家などを作ってあげましょう。

また、脱皮や産卵前は食欲が落ちることがあります。
あまりに痩せてしまっていない限りそこまで心配しなくても大丈夫です。

ストレスを与えないよう飼育環境を見直したり、餌を変えたりして様子を見てみましょう。

脱皮不全

トッケイヤモリは脱皮を行いますが、個体によっては上手に脱皮ができず、脱皮不全を起こしてしまうことがあります。
特に起こしやすいのは指先と瞼です。

指先が脱皮できないと、血行障害が起こり指先が壊死し脱落してしまいます。
瞼は残った皮が硬化し開瞼できなくなるので捕食ができなくなってしまいます。

脱皮不全を防ぐ為には、湿度管理やシェルターなどの設置をし、カルシウムやビタミン、ミネラルを十分に与えることが重要です。

もし脱皮不全が起こってしまった場合はぬるま湯で温浴を行い、それでも簡単に剝がせないようであれば、爬虫類を診ることができる動物病院を受診しましょう。

出典:ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全|もねペットクリニック
参照:http://www.mone-pet.com/blog/2017/09/post-1001-1407369.html

くる病

カルシウムの摂取量が少なかったり、ビタミンⅮ3が足りなかったりするとカルシウム不足となり「くる病」を発症することがあります。

くる病というのはカルシウムが不足した骨が柔らかくなり、体を支えきれず場合によっては骨折してしまう危険性のある病気です。
また低カルシウム血症を患い、しびれや不全麻痺がおこる可能性もあるためきちんと対策をするようにしましょう。

ビタミンⅮ3は紫外線からも摂取することができる為、日当たりのよい場所にケージを設置したり、紫外線ランプを設置してあげるとよいです。
日頃から市販のビタミン剤やカルシウム剤を餌に振りかけるようにして、くる病の予防をしましょう。

出典:フタアゴヒゲトカゲのクル病(代謝性骨疾患)|もねペットクリニック
参照:http://www.mone-pet.com/blog/2012/10/post-211-361688.html

脱水症状

言葉が話せない動物の脱水症状を見極めるのは難しいことでしょう。
トッケイヤモリは瞼のくぼみの部分が著しくくぼんでいると脱水している状態と言えます。

また、体が乾いていたり、食欲不振に陥ったりすることもあります。
腎不全や結石を引き起こす原因ともなりえる為、少しでも気になった場合は爬虫類を診てくれる動物病院を受診しましょう。

日光を浴びすぎないように日陰となるシェルターを設置したり、湿度を保ち霧吹きを怠らないようにしたりしながら、毎日健康チェックをしてあげることが大切です。

出典:爬虫類の脱水|北須磨動物病院
参照:https://www.kitasuma-ah.com/staffblog/archives/2272/

トッケイヤモリの飼育方法を知ろう

ここまでトッケイヤモリの特徴や飼育アイテム、飼育方法を紹介しました。
鮮やかな見た目と大きなサイズ感がとても魅力的で人気のある爬虫類です。

飼育方法は特殊な部分もありますが、国内にも飼育している方が多いことから参考になる記事や相談できる獣医さんが沢山いるのも安心感があります。

慣れるまでには沢山の苦労があるかと思いますが、それさえクリアできればあなたの良き相棒となってくれることでしょう。

初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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