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人気のレオパの大きさはどのくらい?幼体と成体の違いも併せて解説

更新日:2024年07月14日

近年ペットとして人気のレオパについて、生態や飼育方法はご存じでしょうか。本記事では、レオパの特徴や大きさ、必要な飼育アイテムまで分かりやすく解説しています。人気品種についても紹介していますので、レオパを飼ってみたい方はぜひ参考にしてみてください。

人気のレオパの大きさはどのくらい?幼体と成体の違いも併せて解説

幼体

レオパの幼体は全長10cm前後、体重が10gほどです。ペットショップで販売されているレオパは幼体がほとんどのため、一番よく見かける大きさといえます。

幼体期は成長が早く、生後3ヶ月ごろで体重25g前後まで成長します。餌の量を調節しながら育成し、生後1年ほどで成体になります。

成体

成体のレオパは、全長約20~25cm、体重は55~85gほどの大きさになります。基本的には大人になっても手乗りサイズですが、なかには30cmを超えるほどに成長する種類もいます。

体重に関しては性別によって異なり、メスで55~70g前後、オスで65~85g前後とされています。個体差もあるため、ペットとして飼育するときには日々の体重管理も重要です。

レオパのオスメスを知る方法



ペットを飼育する楽しみのひとつに、繁殖があります。レオパも自宅で繁殖できる生き物ですが、繁殖のためにはオスとメスの判別が必要です。

実はレオパのオスとメスは、簡単に判別ができます。今後レオパの飼育から繁殖までチャレンジしたい方のために、オスメスの判別方法を紹介します。

クロアカルサック

クロアカルサックとは、後述の総排泄腔に付属している袋状の器官です。ラテン語で「CLOACA」と呼ばれ、総排泄腔についている袋のため、クロアカルサックという名称になりました。雌雄の判別をしたいときには、クロアカルサックにふくらみがあるかを確認します。

オスのクロアカルサックには、左右一対の生殖器が入っています。普段は収納されているため、総排泄腔の下に2つのふくらみがあればオスの判別ができます。メスのレオパにもふくらみが見られる場合がありますが、なだらかに1箇所ふくらむだけです。

総排泄腔

総排泄腔(そうはいせつくう)とは、排尿・排便・繁殖のすべてを賄う器官のことです。尻尾の付け根あたりにあり、レオパに限らず、魚類・両生類・爬虫類・鳥類などで見られます。

クロアカルサックのふくらみでオスメスが判別しづらい場合は、総排泄腔付近を軽く押してみましょう。オスであれば収納されている生殖器が出てくるため、判別がしやすくなります。

ただし、総排泄腔はメスにもある器官のため、雌雄の判別はクロアカルサックのふくらみや、生殖器の有無で確認します。

前肛腔

前肛腔(ぜんこうこう)とは、オスのレオパのみに見られる器官で、総排泄腔の上部にあります。小さな穴があいた鱗がアーチ状に並び、縄張りを主張するための油が分泌されます。

メスのレオパには見られない器官のため、尻尾の付け根より少し上にアーチ状の鱗があれば、オスかどうかを判別できます。薄黄色の分泌物が出ている場合もあります。

レオパの飼育に必要なもの



爬虫類であるレオパの飼育では、ケージや湿度計、パネルヒーターなど、爬虫類特有の飼育アイテムが必要になります。飼育アイテムを選ぶ際には、レオパの大きさに合わせて選ぶことが重要です。

ここからは、飼育に必要な6種類のアイテムと選び方のポイントを紹介します。
  • 適切なケージ
  • 飲みやすい水入れ
  • 隠れるためのシェルター
  • 見やすい湿度計
  • 保温用のパネルヒーター
  • 床材

適切なケージ

レオパの飼育では、メンテナンスしやすくレオパも動きやすいケージが必要です。

レオパは、成体になると20~25cm前後まで成長します。ケージ内での動きやすさを考えると、40~50cmほどの大きさがあると安心です。ヤモリの仲間ですが、壁に張りつくような縦の動きはしないため、高さはそれほど気にする必要はありません。

熱帯魚用の水槽も流用できますが、その場合は脱走防止として蓋をつけます。爬虫類専用のケージは、蓋つきで扉も前開きなど、初心者でも使いやすい設計になっています。ガラス、プラスチック、アクリルなど素材も様々なので、予算に合わせて選びましょう。
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初回公開日:2022年08月05日

記載されている内容は2022年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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