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ニホントカゲは何を食べる?餌の与え方や頻度などポイントを解説

更新日:2024年02月14日

日本のさまざまな場所で見かけるニホントカゲはどんなものを食べて生きているのかご存じですか。この記事ではペットととしてニホントカゲを飼育する場合にどんな餌を与えればいいのか、また餌やりの際に気を付けるポイントについてまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

ニホントカゲは何を食べる?餌の与え方や頻度などポイントを解説

ビタミン・カルシウムを添加して与える

栄養価の偏りを防ぐために、ビタミンやカルシウムなどをサプリメントで補いましょう。
サプリメントは餌にまぶして与えてください。
幼体の場合は毎日添加しましょう。

ビタミンとカルシウムはニホントカゲの成長に必須の成分です。ニホントカゲは紫外線を浴びて体内でビタミンD3を生成します。そのビタミンD3が丈夫な体を作るためのカルシウムの吸収を手助けするので、どちらも不足してはいけないのです。

餌の大きさは顔の半分程度

生き餌、人工餌に限らずどの餌も大きさには注意してください。
幼体の場合は特に気を付けてあげる必要があります。

餌はニホントカゲの顔の半分程度の大きさのものを与えてください。
大きすぎる餌の場合、うまく飲み込めなかったりそれが原因で拒食になってしまうこともあります。

もし購入したコオロギが大きすぎたという場合には、コオロギにはかわいそうですが頭や脚をカットして与えるのがおすすめです。ドライフードは小さく割ってあげましょう。

人工餌などはピンセットで揺らしながら与える

人工餌を食べてもらいたくてもはじめのうちはなかなか食いついてくれないと思います。
野生では食べる機会のない餌なので当然です。

ニホントカゲは動くものに食いつく習性があるので、食べない場合は顔の前で人工餌を揺らしてみましょう。誤って噛まれるかもしれないので、指ではなくピンセットで与えてください。

それでも難しい場合はコオロギなどの生き餌にふやかした人工餌を塗って与えてみてください。段々と人工餌の味を覚えてもらいましょう。

餌を食べないときの対処法


ニホントカゲを飼育していて突然餌を食べなくなったという経験をされた方は多いようです。
もしもの時のために対処法を学んでおきましょう。

よく太った成体の場合はしばらく食べなくてもあまり問題はありませんが、痩せている個体や幼体の場合は危険です。いくつかの対処法を紹介します。

適温を保つ

ニホントカゲが急に餌を食べなくなった場合、まずはケージ内の温度を確認してみましょう。
健康に飼育するためにはケージ内を年間を通して約25~28℃に保つ必要があります。

もし適温を下回っているのであれば、寒くて食欲が落ちているのかもしれません。
ホットスポットやパネルヒーターなどを設置して温めてあげましょう。
またケージ内には常に温度が確認できるよう温度計を設置しておいてください。

ストレスを与えない

特に飼い始めて間もない時期は拒食になりやすいです。
ニホントカゲを触ったり手に乗せたりしていませんか。

可愛いニホントカゲとたくさん触れ合いたいという気持ちはわかりますが、過度のスキンシップはストレスとなってしまいます。飼い始めのうちはなるべくそっとしてあげてください。

またケージが常に人の目に晒される場所にある場合は、静かな場所に移動させるのもいいでしょう。
環境に慣れれば徐々に餌を食べ始めます。

餌を変えてみる

特に飼い始めてから時間が経っている個体の場合は、いつもあげている餌に飽きてしまう場合があります。
餌を他のものに変えてみましょう。

単純に餌が好みの味でなかったり飽きてしまった場合には、餌を変えることですぐに食べてくれることが多いです。

どうしても食べないなら病院へ

紹介したこれらの方法を試しても餌を食べてくれない場合は、迷わず病院を受診してください。
またその時には体調に変化がないかも確認してください。

例えばフンの状態です。下痢をしていないか観察してください。他にも体が変形している、お腹が膨れているなどの状態が見られたらすぐに病院へ行きましょう。

犬猫とは違って、爬虫類を診てくれる病院は残念ながら少ないです。
ニホントカゲを飼い始めたら近くに病院があるか早めにチェックしておいてください。

ニホントカゲの餌について知ろう

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初回公開日:2022年11月02日

記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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