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アオダイショウとヤマカガシの特徴とは?蛇に噛まれた時の対処法を解説

更新日:2024年08月18日

アオダイショウやヤマカガシなど、おとなしく臆病な性格の日本の蛇たちですが、決して安全で油断しても大丈夫な動物とはいえません。注意すべき点や特徴を知り、蛇から身を守りましょう。アオダイショウやヤマカガシなどの蛇の特徴を知りたい方はご覧ください。

アオダイショウとヤマカガシの特徴とは?蛇に噛まれた時の対処法を解説
ここからはアオダイショウと同じように毒のない蛇を紹介します。もし林や森の中などで遭遇しても一瞬で判別するのは難しいかもしれませんが、目安として覚えておくとよいでしょう。

シマヘビ

気性が荒く、捕まえようとすると噛みつこうとします。歯が鋭いため噛まれると痛いだけでなく、傷口から細菌やウィルスが侵入する恐れがあるでしょう。

体に縞があるのが一般的ですが、縞のない(薄い)ものや体色が黒い個体もいます。分布は北海道・本州・四国・九州です。

シロマダラ

体長が50〜60cmと小型です。夜行性のため見られることが少ないのですが、民家の庭先など意外と身近に棲む蛇です。北海道から九州まで広く分布しますが、希少種として幻の蛇と呼ばれています。

ヒバカリ

ヒバカリも体長40〜60cmの小型の蛇です。本州・四国・九州などに分布し、森林や草地に生息しますが、水田や水辺で見られることが多いでしょう。一度捕まえるとおとなしくなる性格です。

タカチホヘビ

タカチホヘビの名前は、最初にこの蛇の採取した昆虫学者で貴族院議員の高千穂亘麿が由来です。体長30〜60cm、背中に黒い線が入り黒褐色から黄土色までの体色を持ちます。

湿った森や沢沿いの林道で見られますが、普段は地中に棲み夜行性という珍しい習性のため、滅多に遭遇できません。

ジムグリ

体長は100cm前後で褐色から赤褐色の体色を持つ蛇です。北海道・本州・四国・九州に分布し地中に棲むため、詳しい分布や生態には不明な部分も多いといわれています。

非常に神経質かつ臆病な性質の影響もあって、発見されることも稀な珍しい蛇といえるでしょう。

毒蛇のヤマカガシの特徴

ここからは注意すべき毒蛇、ヤマカガシについて詳しく見ていきましょう。かつては毒蛇と認識されていませんでしたが、口の奥まで噛まれると小さな牙から毒が傷口に侵入することが判明しています。
  • 森や水辺に生息
  • 体の大きさや色

森や水辺に生息

本州・四国・九州などの平地から山地にかけて広く分布していますが、河川・池の周囲・水田地帯・湿地などに多く生息し、カエルを捕食して生きています。
次のページ:ヤマカガシ以外で毒のある蛇であるマムシ

初回公開日:2022年12月10日

記載されている内容は2022年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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