アオダイショウとヤマカガシの特徴とは?蛇に噛まれた時の対処法を解説
更新日:2024年08月18日
毒のないアオダイショウに噛まれたらどうすればいいの?
毒のないアオダイショウといっても、噛まれれば細菌やウィルスの侵入の恐れがあるため傷口の消毒を行いましょう。腫れている、痛みがひどいという場合は病院を受診することをおすすめします。
毒蛇であるヤマカガシに噛まれた時の対処法
蛇に噛まれれば慌ててしまいますが、その蛇がヤマカガシだとしたらなおのことでしょう。
落ち着こうとしてもそういかない事態ですが、対処法を覚えておくことで大事に至らずに済むことがあります。
落ち着こうとしてもそういかない事態ですが、対処法を覚えておくことで大事に至らずに済むことがあります。
噛まれた傷の特徴
ヤマカガシは口の奥に毒の牙を持つため、奥歯の方で噛まれたような位置に牙の跡が残ります。ヤマカガシが口の奥で噛むことは少ないのですが、噛まれた場所はよく確認しておきましょう。
噛まれた時の症状
ヤマカガシに噛まれた時の症状は出血・血便・全身皮下の出血があります。これは毒に血液を固まりにくくする作用があるためです。また頭痛・嘔吐・リンパ節の膨張・意識混濁・腎不全なども起こす可能性があります。
応急処置
噛まれた箇所に牙の跡があるかを確認します。噛まれた箇所を洗い流し、体を安静にしてポイズンリムーバーなどで毒を排出します。それとともに医療機関へ連絡、受診して適切な治療を受けてください。
病院で診察してもらう
ヤマカガシに深く噛まれた場合は、毒が侵入している可能性があるでしょう。なお毒は3時間程度局所に留まるため、時間があまり経っていなければ噛まれた箇所を切開し、血と毒を排出します。
その後は入院して治療することになるでしょう。
その後は入院して治療することになるでしょう。
ヤマカガシなど蛇に噛まれない対策
蛇に噛まれた時の対処は大事ですが、何より蛇に噛まれないようにすることが大事ではないでしょうか。ここからは蛇に噛まれないための対策について考えていきましょう。
蛇の活動時期や出会いやすい場所を知っておく
蛇の活動時期や出現場所がわかれば遭遇する確率が下がるでしょう。アオダイショウの場合は森や郊外の他に住宅周辺にも現れますが、比較的樹上を好みます。
ヤマカガシも高いところを好み秋でも活発に動くので、きのこ狩りをするときなど注意しましょう。
ヤマカガシも高いところを好み秋でも活発に動くので、きのこ狩りをするときなど注意しましょう。
初回公開日:2022年12月10日
記載されている内容は2022年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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