ミドリニシキヘビの種類と特徴|ミドリニシキヘビの普段の生活とは?
更新日:2024年07月03日
ミドリニシキヘビの特徴
ミドリニシキヘビは、鮮やかな色が特徴的なニシキヘビ科の爬虫類であり、ペットとして飼育することも可能なヘビです。飼育する上では、どのような環境が適しているのか、その生態やエサ、天敵などをご紹介します。
ミドリニシキヘビの特徴1:天敵
ミドリニシキヘビの天敵は、ワニなど肉食の大型爬虫類、トラなど肉食の大型哺乳類、ワシなどの猛禽類です。
ただし、タカやワシなどの猛禽類は、ミドリニシキヘビのように大きなヘビをあまり狙わないため、それほど警戒する必要はありません。日本でペットとして飼育している限りは、あまり天敵に出会うことはないでしょう。
ただし、タカやワシなどの猛禽類は、ミドリニシキヘビのように大きなヘビをあまり狙わないため、それほど警戒する必要はありません。日本でペットとして飼育している限りは、あまり天敵に出会うことはないでしょう。
ミドリニシキヘビの特徴2:エサ
ミドリニシキヘビのエサは、ラット、マウスなどの小型哺乳類や、ヒヨコ、ウズラなどの小鳥です。野生では、小鳥に加えて、カエルやトカゲ、昆虫なども食べます。
他のヘビと同様にエサを丸呑みすることができるため、ペットショップや通販での取り扱いもある冷凍ラットや冷凍ヒヨコを解凍し、そのまま与えることができます。
他のヘビと同様にエサを丸呑みすることができるため、ペットショップや通販での取り扱いもある冷凍ラットや冷凍ヒヨコを解凍し、そのまま与えることができます。
ミドリニシキヘビの特徴3:普段の生活
ミドリニシキヘビは夜行性であり、日中は写真のようにとぐろを巻いた状態で木の枝でじっとしています。
完全樹上棲といわれ、ほとんどの時間を木の上で過ごします。そのため、ケージは高さのあるものを用意し、ケージの中には登り木やバーが必要です。餌をとるときや、夜になると地上に這い下りてくることもあります。
完全樹上棲といわれ、ほとんどの時間を木の上で過ごします。そのため、ケージは高さのあるものを用意し、ケージの中には登り木やバーが必要です。餌をとるときや、夜になると地上に這い下りてくることもあります。
ミドリニシキヘビの特徴4:繁殖と成長
ミドリニシキヘビは卵生で、生まれてくる幼体は成体と異なる色をしています。ミドリニシキヘビのメスは、一度に6〜30個ほどの卵を地上に産み、周囲にとぐろを巻いて卵を守ります。
また、幼体は体長も短く、赤や黄色などの色をしています。幼体は、脱皮を繰り返して成長するにつれ、個体特有の色に変化していきます。
また、幼体は体長も短く、赤や黄色などの色をしています。幼体は、脱皮を繰り返して成長するにつれ、個体特有の色に変化していきます。
ミドリニシキヘビの特徴5:体長
ミドリニシキヘビの体長は生体で1~2mです。個体差はありますが、最大でも2m程度で、幼体であれば数10cmのものもあります。危険はありますが、腕に乗せることもでき、ヘビの中では中型です。
ただし、ほとんどの時間はとぐろを巻いているため、ケージのサイズは、体長ではなくとぐろの大きさを基準に選びます。
ただし、ほとんどの時間はとぐろを巻いているため、ケージのサイズは、体長ではなくとぐろの大きさを基準に選びます。
ミドリニシキヘビの特徴6:歯
ミドリニシキヘビは、餌である鳥類を捕えるための鋭い歯を持っています。一度突き刺さると抜けくいよう長さがあり、深く刺さります。
牙に毒はありませんが、噛みつかれると痛みもあり、感染症などのリスクもあります。気性が荒く、人間に対しても噛み付くことがあるため、手で触れるハンドリングを行う際は注意が必要です。
牙に毒はありませんが、噛みつかれると痛みもあり、感染症などのリスクもあります。気性が荒く、人間に対しても噛み付くことがあるため、手で触れるハンドリングを行う際は注意が必要です。
ミドリニシキヘビの特徴
- 体重:0.5~1kg
- 体長:1.5~2m
- エサ:ラット、小鳥など
- 寿命:適切な環境であれば10年
- 環境:熱帯雨林、完全樹上棲
- 危険性:毒はないが鋭い歯あり