蛇の冬眠の時期はいつ?目覚める目安や必要な環境もあわせて紹介
更新日:2024年07月13日
蛇が冬眠するケースの中には腐葉土を入れ、その上に枯葉をかけておきます。この時、蛇が呼吸できるように、固めず空気穴を作っておくのがポイントです。それに加え、水分も必要になってくるので、全体に軽く綺麗な水を吹きかけてください。
また、冬眠中に蛇が目覚めてしまうと、体力を消耗しているにもかかわらず水すら飲めない状態になっているため命に係わります。突然目覚めた場合のことも考えて、新鮮な水を常備しておきましょう。
また、冬眠中に蛇が目覚めてしまうと、体力を消耗しているにもかかわらず水すら飲めない状態になっているため命に係わります。突然目覚めた場合のことも考えて、新鮮な水を常備しておきましょう。
日が当たらないようにする
日が当たる場所は温度が変化しやすいので、玄関前の廊下やベランダの日陰など、できるだけ暗い場所にケースを設置しましょう。家の中に暗いところがない場合は、毛布や段ボールなどでケースを覆うようにしてください。
冬眠期間中の蛇の状態とは?
変温動物である蛇を始めとした爬虫類は、温度が下がると体温も下がり、活動ができなくなると言われています。それゆえ野生の蛇が冬眠する際にいる場所は、じっとしていても体が凍らず、温度変化が少ない土の中や落ち葉などの下です。
では、冬眠している間、蛇はどのような状態なのかを2つの項目に分けて説明します。
では、冬眠している間、蛇はどのような状態なのかを2つの項目に分けて説明します。
呼吸が低下する
蛇は冬眠中、常にじっとした状態で目を閉じ呼吸もあまりしません。これは、活動を停止して体温を低下させると同時に呼吸数も減少させることで、消費エネルギーを極力抑え、寒い冬を乗り越えているためと言われています。
心拍数が低下する
呼吸数が減少するのと同じ理由で、冬眠中の蛇は心拍数も低下します。体温と心拍数の低下、呼吸数の減少に加え、活動を停止する姿はいわゆる、仮死状態と言えるのではないでしょうか。
初めて飼うと、死んでしまったのではないかと焦る方もいますが、変温動物ならではの冬眠の仕方なので、焦る必要はないでしょう。
初めて飼うと、死んでしまったのではないかと焦る方もいますが、変温動物ならではの冬眠の仕方なので、焦る必要はないでしょう。
早めに冬眠から覚めた場合は?
蛇を冬眠から起こす際は、だんだん室温を上げていき、少しずつ目を覚ましていくのが理想的です。しかし、何らかの理由で早めに冬眠から目覚めてしまう可能性もあります。
それでも焦らず、また、蛇がほっそりしていても冬眠後は消化機能が弱まっているため、餌の量は徐々増やしていきましょう。
それでも焦らず、また、蛇がほっそりしていても冬眠後は消化機能が弱まっているため、餌の量は徐々増やしていきましょう。
蛇の冬眠の時期・期間や必要な環境について知ろう
蛇を冬眠させる前には栄養を蓄えてもらい、未消化の餌が腐ってしまわないように半月~1ヶ月前からは餌を与えず、お腹の中を空にしておいてください。栄養を蓄える際は、しっかり消化していることを確認するため、蛇が排泄を済ませた後に餌を与えるといいでしょう。
繰り返しになりますが、蛇が冬眠中に覚醒すると、命に係わる場合もあります。蛇の冬眠時期と期間、必要な環境などをしっかり把握して、きちんと冬眠させてあげてください。
繰り返しになりますが、蛇が冬眠中に覚醒すると、命に係わる場合もあります。蛇の冬眠時期と期間、必要な環境などをしっかり把握して、きちんと冬眠させてあげてください。
初回公開日:2022年07月30日
記載されている内容は2022年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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