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初心者でも簡単!亀の飼い方|餌/水槽/冬/外/室内/水/池

更新日:2023年12月02日

ペットが飼いたいけど忙しくて普段はあまりかまってあげられない、そんな方にぴったりなのが亀です。掃除と温度管理さえちゃんとしてあげれば元気に育ち、餌をあげ可愛がってあげればちゃんと懐いてくれます。今回は初心者さんにもわかりやすい亀の飼い方を紹介します。

初心者でも簡単!亀の飼い方|餌/水槽/冬/外/室内/水/池

亀の飼い方で初心者が気をつけたいこと

1.健康な亀を選ぶ

ペットショップで亀を買う際の健康な亀の見分け方を紹介します。まず、顔を見た時にまぶたが腫れてなく目がぱっちりしているものを選びます。次に、甲羅がかたいもの、持ち上げた時に重たいものを選びましょう。これは子亀の場合だと少しわかりにくいですが、何匹か触らせてもらってから決めるとわかりやすいです。後は持ち上げた時にバタバタして元気のいいものを選びます。

2.水の量に気をつける

必ず水場と陸場をつくるようにし、水場の水は水面が甲羅より少し上に出るくらいが目安です。小さい亀の場合は特に水の深さに注意が必要となります。

亀が甲羅干しをできるような陸地をつくることも大切です。砂利で作らなくても、亀が登れる程度の少し大きめな石でも大丈夫です。また、亀が落ち着けるように少し隠れられる場所をつくってあげると亀にとって住みやすい環境になります。

3.甲羅干しをさせる

甲羅干しは体温を保ち、日光を浴びることで体内でビタミンをつくるためにとても重要です。水槽ごと日向に移動させる場合は半分覆いなどで影をつくり暑すぎたら亀が自分で日陰に行けるような場所を作ります。

クサガメの場合甲羅干しをすることで脱皮しますので綺麗な甲羅になるためには甲羅干しを少し強い太陽光で行っていることが条件となります。甲羅がはがれ始めたら無理にはがさずそっとしておきましょう。

亀の冬の飼い方

亀といえば冬になれば冬眠する、なんてイメージをもっている方が多いのではないでしょうか。実際冬眠させることもあれば、室内で保温しながら飼育するなどさまざまな方法が存在します。

冬眠させる場合、基本的に2通りの方法があります。1つ目は水の中で冬眠する場合、2つ目は土の中で冬眠する場合です。今回はそれぞれの場合の冬眠させるための環境づくり、飼育方法について紹介します。

水の中で冬眠させる場合

まず、どちらの場合においても冬眠前の亀には確実に絶食させることが大切です。秋ごろになると亀は自然と餌を食べなくなるので少しずつ餌の量と頻度を減らし、冬眠前の2~3週間は餌を与えるのをやめることがポイントとなります。

水の中で冬眠させることがなのは屋外で水槽飼育している場合です。気温が下がってきたタイミングで水槽に水を足していくことで安全に亀を冬眠させることができます。水面が凍った場合に中の亀まで凍ってしまわないように水深を通常よりも約30㎝くらい深くなるように水を入れていきます。冬眠中は水温が0度以下にならないように注意しておくことが大切です。

土の中で冬眠させる場合

この場合はまず冬眠用の水槽などの飼育ケースに柔らかい土やミズゴケなどを30㎝ほど敷き詰めます。落ち葉などを土の上に敷いても大丈夫です。

その後、亀をそのケースに入れて待っていれば、自然と土に潜り冬眠します。この時も温度が5度以下に下回らないように注意が必要です。亀が冬眠を始めたら大きめの段ボールなどをかぶせて暗い環境にしてあげます。後は週1回くらいのペースで霧吹きをしてあげて、春に自分から出てくるのを待っていればOKです。

亀の外での飼い方

庭で飼う場合

庭で亀を飼う場合”亀庭”というものをつくらなくてはいけません。これをちゃんと作らないと亀が庭から脱走してしまう危険性があるからです。今回は大まかに亀庭の作り方を紹介していきます。

1.亀が生活する範囲を区切る
庭全部を亀が生活する範囲にしてしまうと、広すぎて亀が見つからなくなったりそのまま庭の外に脱走してしまう可能性があります。ちゃんと亀を飼育する範囲を区切ることが大切です。

2.亀が脱走しないように柵を設置する
”亀”というと動きがゆっくりなイメージがありますが、実は全然そんなことはなくちゃんと柵やフェンスを設置していないと簡単に脱走してしまいます。庭で飼うとなるとある程度大きい亀の場合もありますので、しっかり脱走対策をすることが重要です。
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初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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