ペットの亀はなつくのか・ペットとして飼える亀の種類と飼い方
更新日:2024年11月05日
ペットの亀はなつくの?
飼育経験がない人からしてみれば、は虫類の亀がなつく姿はあまり想像できないでしょう。しかし、亀は頭がよくエサをくれる飼い主のことをしっかり覚えてくれます。家族でエサやりや水槽の掃除を決めて特定の人がお世話をすると、顔を見分けてより懐きます。
水に棲んでいる亀は、飼い主になつくとエサやりの時に手足をばたばたさせて「エサくれダンス」をします。リクガメの場合は、部屋の中を散歩させると、飼い主の後をついてくるのがかわいいと評判です。
人になつくことでリラックスして手足をぐっと伸ばしていたり、散歩の途中でうとうとしていたりと無防備な姿も見られて、長い時間観察していても飽きない面白いペットです。
水に棲んでいる亀は、飼い主になつくとエサやりの時に手足をばたばたさせて「エサくれダンス」をします。リクガメの場合は、部屋の中を散歩させると、飼い主の後をついてくるのがかわいいと評判です。
人になつくことでリラックスして手足をぐっと伸ばしていたり、散歩の途中でうとうとしていたりと無防備な姿も見られて、長い時間観察していても飽きない面白いペットです。
亀の値段はどれくらい?
一体亀は、どれくらいの値段でペットにすることができるのでしょうか。亀は、熱帯魚専門のペットショップやホームセンターで売られています。種類にもよりますが、水棲の子亀で3,000円から6,000円ほどが一般的です。リクガメになるともう少し値段が上がり、15,000円から30,000円近くで取引されています。
亀をペットとして迎え入れる際には、もちろん飼育用品も必要です。は虫類である亀は、変温動物なので水温や気温の変化に弱く、ヒーターと温度計は必需品です。また、甲羅干しのためにバスキングライトや紫外線ライトも欠かせないもので、初期費用が30,000円から50,000円はかかると考えた方が良いでしょう。
亀をペットとして迎え入れる際には、もちろん飼育用品も必要です。は虫類である亀は、変温動物なので水温や気温の変化に弱く、ヒーターと温度計は必需品です。また、甲羅干しのためにバスキングライトや紫外線ライトも欠かせないもので、初期費用が30,000円から50,000円はかかると考えた方が良いでしょう。
ペットとして飼える亀の種類とは?
小さくて飼いやすい!ミシシッピニオイガメ
日本に生息するイシガメやクサガメやミドリガメの名称で知られているミシシッピアカミミガメなどは、子亀の時は500円玉くらいの大きさでも、大人になると30cm近くなる個体もいます。しかし、このミシシッピニオイガメは大きくなっても10cmほどにしかならず、ペットとして飼いやすい種類だと近年注目されています。
亀は、バスキングをして紫外線を浴びることで、必要なビタミンを作り出して健康を保っています。しかし、野生のミシシッピニオイガメは、晴れの日でも物陰にいることが多く、他の種類の亀よりもバスキングを必要としないと言われています。ペットにする際も、バスキングのためのライトや陸地が絶対に必要な訳ではなく、比較的飼いやすい亀と言えます。
亀は、バスキングをして紫外線を浴びることで、必要なビタミンを作り出して健康を保っています。しかし、野生のミシシッピニオイガメは、晴れの日でも物陰にいることが多く、他の種類の亀よりもバスキングを必要としないと言われています。ペットにする際も、バスキングのためのライトや陸地が絶対に必要な訳ではなく、比較的飼いやすい亀と言えます。
初心者になニホンイシガメ
日本固有種のニホンイシガメは、気候が適しているのでペットとしてとても飼いやすい種類です。暑さ寒さにある程度耐性があり、健康な個体であれば冬眠させることもできます。黄色がかった味のある色合いの甲羅が特徴です。
日光浴が大好きなので、水場も陸地も必須になります。おとなしく温厚な性格であるため、なつくと大きなエサの端を持って手渡しであげることもできます。水質にとても敏感なので、水槽の掃除はこまめに行うことを心がけましょう。
日光浴が大好きなので、水場も陸地も必須になります。おとなしく温厚な性格であるため、なつくと大きなエサの端を持って手渡しであげることもできます。水質にとても敏感なので、水槽の掃除はこまめに行うことを心がけましょう。
女性にも!ヘルマンリクガメ
リクガメをペットとして迎え入れたいと考えている方には、ヘルマンリクガメがです。元々スペインやイタリアに生息する種類で、日本と気候が似ているため温度管理がしやすく、初心者向けの亀とも言えます。
30cmほどにまで成長するので、飼育場所は少し大きめです。90cmから120cmの水槽で飼うと良いでしょう。なつけば部屋の中を散歩させることもできます。飼育場所の湿度があまり高くならないように注意しましょう。
30cmほどにまで成長するので、飼育場所は少し大きめです。90cmから120cmの水槽で飼うと良いでしょう。なつけば部屋の中を散歩させることもできます。飼育場所の湿度があまり高くならないように注意しましょう。
亀用のペットホテルでお出かけも安心!
ペットの亀は、普段から体調管理に気をつけていれば2、3日エサを食べなくても元気に活動できます。5日ほどの小旅行なら自宅でお留守番してもらって大丈夫です。出かける前にエサを大量に与えてしまうと、食べカスやフンで水質悪化を引き起こし体調不良の原因になるので、前日までに適量を与えておくと良いでしょう。
長期間家を空ける場合は、ペットホテルに預かってもらうこともできます。最近では、鳥類や哺乳類のペットだけでなく、は虫類もお世話をしてくれるペットホテルが増えています。また、動物病院で預かってくれるところもあり、万が一体調を崩した場合にも安心です。
長期間家を空ける場合は、ペットホテルに預かってもらうこともできます。最近では、鳥類や哺乳類のペットだけでなく、は虫類もお世話をしてくれるペットホテルが増えています。また、動物病院で預かってくれるところもあり、万が一体調を崩した場合にも安心です。
亀は一人暮らしにも!
一人暮らし向けに作られたマンションやアパートには、ペット不可の物件が多くあります。しかし、水槽で飼える生き物なら相談次第で飼うことができます。亀は鳴くことがないので、騒音を心配する必要がありません。自分のペースを好み活動するので、昼間ほとんど家にいないような人でも大丈夫です。
ただ、水棲ガメを飼育する時は、排水をどうするか考えなければなりません。水槽に入る水の量は何リットルにもなりますし、こまめに水を替えることも必要です。マンションなどの集合住宅に住む方は、トイレやお風呂に排水していることが多いですが、亀を飼う際に管理者に確認することをします。
ただ、水棲ガメを飼育する時は、排水をどうするか考えなければなりません。水槽に入る水の量は何リットルにもなりますし、こまめに水を替えることも必要です。マンションなどの集合住宅に住む方は、トイレやお風呂に排水していることが多いですが、亀を飼う際に管理者に確認することをします。
初回公開日:2017年10月31日
記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。