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ミシシッピニオイガメの飼育方法や寿命は?餌や混泳についても解説

更新日:2024年07月08日

ミシシッピニオイガメの飼育方法や混泳の注意点についてご存知でしょうか。本記事では、ミシシッピニオイガメの生態や特徴、混泳、飼育するうえでのポイントについて解説しています。ミシシッピニオイガメの飼育を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

ミシシッピニオイガメの飼育方法や寿命は?餌や混泳についても解説

ミシシッピニオイガメの飼育方法

ミシシッピニオイガメの飼育には、ケージやフィルターが不可欠です。また、飼育環境に合わせて紫外線ライトやバスキングライト、床材を準備することもあります。

では、実際に飼育するにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。以下では、ミシシッピニオイガメの飼育方法を解説していきます。

ミシシッピニオイガメの入手方法

爬虫類は対面販売が義務付けられています。そのため、ミシシッピニオイガメを入手するには爬虫類専門店やペットショップに直接出向かなくてはなりません。

ミシシッピニオイガメは養殖も行われている種類なので比較的入手しやすいと言われていますが、輸入状況によって数の変動があります。また、輸入状態によってすでに弱っている個体もいるため、選ぶ際にはよく観察するようにしましょう。

価格はおよそ3000~5000円ほどです。

人工餌やエビなどを与える

ミシシッピニオイガメは雑食で、水草や昆虫、魚類など様々なものを食べますが、飼育下では人工餌を与えることが一般的です。

人工餌は、栄養バランスが整っているためカメ専用のものを選ぶようにしましょう。ミシシッピニオイガメは乾燥えびなども食べますが、栄養に偏りが出てしまうためなるべく避けることが大切です。

また、個体によっては肉食性が強いこともあるため、人工餌を食べない場合は熱帯魚専門店などで販売されているメダカやコオロギ、スジエビなどを与える必要があります。

適切な温度環境

ミシシッピニオイガメの飼育に適した水温は23~30度と言われています。室内飼育の場合は常温で問題ないと言われていますが、冬場は注意が必要です。

ミシシッピニオイガメは比較的寒さに強いですが、ライトやエアコン、ヒーターなどで低水温にならないように気を付けましょう。ヒーターなどを使用する場合は、やけど防止のカバーを使用することも大切です。

水換えの頻度

すでに解説しましたが、ミシシッピニオイガメはフンの量が多いです。そのため、放っておくとフンや食べ残しで水槽内が汚れてしまいます。水質維持や臭い対策のためにも、週に1回は水替えを行いましょう。

水換えを行う際には、1日前からバケツに水を汲み日光に当ててカルキ抜きをしなければなりません。水槽に付着している苔などの汚れはスポンジで擦り、甲羅の汚れは指で優しく擦って取ります。

水槽の下に溜まっているフンや水中の苔などの汚れはホースで吸い出してください。毎週1/3ずつ程度を目安に水を変えましょう。水を水槽内に入れる際は、ゆっくりと入れることがポイントです。

冬眠する場合もある

野生のミシシッピニオイガメは、水温が15度以下になると冬眠のための準備を始め、落ち葉や泥の中で冬眠すると言われています。しかし、飼育下で冬眠することは難しいため餌を多めに与える、ヒーターを使って温度調節するなどの工夫が必要です。

個体によっては冬眠しないこともあるので、状況に応じた対応が必要です。

日光浴はさせた方がいいの?

すでに解説しましたが、ミシシッピニオイガメは日光浴をあまり必要としないという意見があります。その一方で、紫外線を浴びることで殺菌作用やビタミンDを生成するメリットがあるためさせた方がいいという意見もあるのです。

日光浴に関してはミシシッピニオイガメを買う際に、ペットショップや爬虫類専門店のスタッフに相談すると安心です。

日光浴をさせる場合には、体調を見ながら庭やベランダなどで5~10分間程度日光を浴びさせましょう。日光浴の際には、鳥などの外敵に十分注意してください。

ケージ内に浮島や陸地を作っており、頻繫に陸地に上がる場合は日光浴を求めているサインだと言われているため、日光浴の目安にすると良いでしょう。

ミシシッピニオイガメはハンドリング可能

ミシシッピニオイガメは基本的にハンドリングすることができますが、いくつかの注意点があります。

まず、ミシシッピニオイガメにとってハンドリングはストレスの要因とも言われています。そのため、ハンドリングは少ない回数、短時間に留めることが大切です。また、長時間のハンドリングは、ミシシッピニオイガメの体温上昇の原因となり、体調不良に繋がる可能性があります。

また、けがに繋がる恐れがあるため落とさないように細心の注意を払いましょう。ハンドリングする際には、上から持ち上げるのではなく下からすくうようなイメージです。手のひらを広げて安定させることもポイントです。

ハンドリングを行うタイミングとして注意しなければならないのが食事後です。食事後は消化器官が活発になっているため、ハンドリングを行うと多大なストレスを与えかねません。

ハンドリングで人間になれると手から餌を食べてくれるようになります。カメの体調に合わせて無理のないようにハンドリングを楽しみましょう。ハンドリング後はしっかり手を洗うことも大切です。
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初回公開日:2022年05月25日

記載されている内容は2022年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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