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ヘルマンリクガメの生態とは?種類や飼育方法も詳しく解説!

更新日:2024年10月04日

ヘルマンリクガメとはどんなカメか知っていますか。本記事ではヘルマンリクガメのルーツや、3つの亜種の違い、飼育の際の注意点などをご紹介いたします。初めてリクガメの飼育をしようとしている方や、ヘルマンリクガメの飼育に不安がある方は是非チェックしてみてください。

ヘルマンリクガメの生態とは?種類や飼育方法も詳しく解説!

運動不足に気を付ける

飼育ケージ内の移動だけではリクガメは十分な運動効果が得られません。

運動が足りないときちんとお腹が空かず食欲不振となり栄養不足から成長不良を起こしてしまう場合や、逆に太ることで脂肪が内臓を圧迫し体の様々な機能に支障をきたすようになり、しまいには死んでしまう可能性さえ出てきます。

そうならないためにも、時折広い場所で動き回る時間を設けてあげましょう。

歩き回る場所は屋内で構いません。その際はカメから目を離さないようにしてください。

ヘルマンリクガメは活動的なペットで、ケージから出すとそこそこのスピードで歩き回るので驚くことでしょう。目を離したすきに事故にあってしまったら大変ですから、見失わないよう十分に気を付けてください。

屋外に出すこともできますが、カラスなどの外敵から襲われたり、ヘルマンリクガメにとって有毒な野草を食べてしまう危険性があることを念頭におき十分に気をつけて行いましょう。屋外で見失うと屋内とは違い、そのまま二度と会えなくなる可能性もあるのでしっかり見守ってあげてください。

運動時間は約1時間程度が目安ですが、疲れると物陰に入ったりして休み始めるので、疲れが見えたら無理に歩かせずにケージに戻してあげましょう。

なお、カメの肥満の判断基準は、手足を引っ込めた時に付け根の肉がはみ出るか否かでわかります。併せて日頃から計りなどで体重を計るようにしておくと、カメの体調の変化に気づきやすくなりますのでオススメです。

糖度の高い餌の与え方に気を付ける

糖分を多く含む果物はヘルマンリクガメの味覚を刺激するので、与える量を間違えると主菜を食べなくなり、栄養バランスが崩れて体を壊してしまいます。少量をおまけ程度に添えるだけで、積極的に与えないようにしましょう。

また、果物を与えるときには種類によっては皮や種などを取り除かないと、ヒルマンリクガメには消化しにくい場合があります。熟れていない硬い果実を与えると噛み切れず口が欠けてしまうこともあり注意が必要です。

また水分量が多い果物は、与えすぎることでお腹を下してしまう心配があります。例えばイチゴやキウイの種や、オレンジの房を包んでいる薄皮などは消化しにくいので取り除いてください。オレンジの果肉はほぼ水分なので量を与えるとお腹を下してしまう可能性がありますから、1房程度与えるのみに留めましょう。

果物を与える際は適切な処理と、量に気を付けなければ、ヒルマンリクガメの健康を損なうことになりますので十分に注意してください。

ヘルマンリクガメの生態と飼育方法を理解しよう

熱帯で暮らす爬虫類に比べると日本の環境に近い土地に生息しているヘルマンリクガメは管理もしやすく温厚なので、初めてのリクガメとして迎えるにはぴったりです。品種によってサイズが違うため、飼い主の生活状況によって置けるケージの大きさなどから適した個体を判断することができます。

こまかな温度管理や運動など必要になってきますが、この記事を読みきちんと準備した上で迎え入れてあげましょう。

初回公開日:2022年07月26日

記載されている内容は2022年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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