ミドリガメのオスメスを見分けるポイント|飼う際の注意点も紹介
更新日:2024年07月15日
ミドリガメを卵から育ててみたい場合には、オスメスの両方が必要です。オスメスの見分け方を知らないまま飼育していると、思い通りにいかない可能性もあります。
「オスメスはどの段階で決まるの?」
「幼体でもオスメスの見分けはつく?」
「オスとメスのミドリガメはどこが違うの?」
このようにオスメスの見分けに関してわからない点があり、困っておられる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ミドリガメの見分け方をポイントごとに紹介するとともに、オスメスが決まる原因や違いが出始める時期、飼育の注意点についても解説しています。
読んでおくとミドリガメの見分けに必要な知識が身に付き、オスメスの区別が簡単につくようになるでしょう。
ミドリガメの見分け方を知りたい方、飼育中のミドリガメがオスメスどちらか確かめたい方
は、ぜひ記事を活かしてみてください。
「オスメスはどの段階で決まるの?」
「幼体でもオスメスの見分けはつく?」
「オスとメスのミドリガメはどこが違うの?」
このようにオスメスの見分けに関してわからない点があり、困っておられる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ミドリガメの見分け方をポイントごとに紹介するとともに、オスメスが決まる原因や違いが出始める時期、飼育の注意点についても解説しています。
読んでおくとミドリガメの見分けに必要な知識が身に付き、オスメスの区別が簡単につくようになるでしょう。
ミドリガメの見分け方を知りたい方、飼育中のミドリガメがオスメスどちらか確かめたい方
は、ぜひ記事を活かしてみてください。
ミドリガメとはどんなカメ?
ミドリガメは、即頭部の赤い線と甲羅部分の黄色や黒いしま模様が特徴的なアカミミガメの通称です。
幼体時に全体が緑色をしていることから、ミドリガメの名で販売されていますが、正式にはミシシッピアカミミガメと言い、アメリカ合衆国や南アメリカ北西部が原産です。雑食性で、淡水域から汽水域まで幅広く生息しています。
幼体時に全体が緑色をしていることから、ミドリガメの名で販売されていますが、正式にはミシシッピアカミミガメと言い、アメリカ合衆国や南アメリカ北西部が原産です。雑食性で、淡水域から汽水域まで幅広く生息しています。
ミドリガメのオスメスを見分けるポイント
成長したミドリガメはオスとメスで体の特徴に違いが出てくるため、よく観察するとどちらなのか判別できます。オスかメスかを見分ける時にチェックする部分は5つです。
ここでは、オスとメスの違いを見る時のポイントを紹介します。1カ所だけでなく、全てを比較してみましょう。
ここでは、オスとメスの違いを見る時のポイントを紹介します。1カ所だけでなく、全てを比較してみましょう。
- 尻尾の太さ・長さ
- 爪の長さ
- 腹甲の窪み
- 甲羅の切り込み
- 体の大きさ
尻尾の太さ・長さ
ミドリガメは性別によって尻尾の太さや長さに違いが見られ、オスはメスよりも太く長くなります。
また、尻尾にある総排出孔の位置から見分けることも可能です。総排出孔の違いは、甲羅の端を基準にして確認すると分かりやすく、端よりお腹側にある場合はメス、外側の場合はオスと判断できます。
また、尻尾にある総排出孔の位置から見分けることも可能です。総排出孔の違いは、甲羅の端を基準にして確認すると分かりやすく、端よりお腹側にある場合はメス、外側の場合はオスと判断できます。
爪の長さ
オスのミドリガメは、縄張り争いで相手と戦う道具として爪を使います。戦いのほか、生殖行動も爪を活かして行います。
メスの爪は前足の大きさに合った長さをしていて、それほど鋭くありません。オスの前足の爪は見るからに鋭く、メスよりもずっと長いので見分けやすいでしょう。
メスの爪は前足の大きさに合った長さをしていて、それほど鋭くありません。オスの前足の爪は見るからに鋭く、メスよりもずっと長いので見分けやすいでしょう。
腹甲の窪み
腹甲と呼ばれるお腹側の甲羅部分の違いによっても、オスメスの判断は可能です。オスの腹甲は中央付近が窪んで見えますが、メスの腹甲は窪んでおらず、平たい形をしています。
オスメスの窪みの有無には理由があり、それぞれ生殖行動のしやすさ、お腹の卵を育てる環境が関係しています。
オスメスの窪みの有無には理由があり、それぞれ生殖行動のしやすさ、お腹の卵を育てる環境が関係しています。
甲羅の切り込み
お腹側に見られる切り込みの形にも注目してみましょう。カメのオスは、腹甲の尻尾側にある肛甲板がV字に開いており、切り込みのように見えますが、メスにはありません。
オスは切り込みのおかげで、メスと交わる時に尻尾を押しつぶされずにすみます。切り込みはオスの尻尾を守るために必要なのです。
オスは切り込みのおかげで、メスと交わる時に尻尾を押しつぶされずにすみます。切り込みはオスの尻尾を守るために必要なのです。
体の大きさ
幼体のミドリガメはオスメスの大きさにあまり差がなく、成長するとメスはオスよりも大きくなります。
成体のオスの甲長は18~20cmほど、メスは22~24cmほどです。数センチしか差のない場合は見分けがつきにくいですが、メスの中には判断しやすい25cmを超える大きな個体もいます。
成体のオスの甲長は18~20cmほど、メスは22~24cmほどです。数センチしか差のない場合は見分けがつきにくいですが、メスの中には判断しやすい25cmを超える大きな個体もいます。
ミドリガメのオスメスは孵化する際の温度で決まる?
初回公開日:2022年07月29日
記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。