ミドリガメのオスメスを見分けるポイント|飼う際の注意点も紹介
更新日:2024年07月15日
ミドリガメの性別の決まり方は人間とまるで異なり、性染色体の組み合わせなどのほかに、受精卵から個体ができるまでの過程における周囲の温度が関係しています。
温度が高いとメス、低めだとオスになることから、同じ条件で数個を孵化させると、どちらかに片寄ってしまう場合があるでしょう。
温度が高いとメス、低めだとオスになることから、同じ条件で数個を孵化させると、どちらかに片寄ってしまう場合があるでしょう。
子供のうちはオスメスの見分けがつきにくい
幼体の体を観察し、オスメスの特徴を比べても、まだはっきりとした違いは表れていません。成長している段階では、大きさから判断するのも難しいため、生体になるのを待って判別しましょう。
緑色の幼体から成体になるまでに少し時間はかかりますが、成長しきってしまえばオスメスの見分けは容易になります。
緑色の幼体から成体になるまでに少し時間はかかりますが、成長しきってしまえばオスメスの見分けは容易になります。
ミドリガメを飼う際の注意点
ミドリガメの寿命は40年ほどと言われていますが、飼育方法を間違えれば長生きできません。環境や餌やり、健康面への配慮に加え、ハンドリングにも注意が必要です。
ペットのミドリガメが快適に過ごせるよう、ここでは飼育にあたり気をつけなければならない点を具体的に見ていきましょう。
ペットのミドリガメが快適に過ごせるよう、ここでは飼育にあたり気をつけなければならない点を具体的に見ていきましょう。
- 定期的に水替えを行う
- 触り過ぎない
- エサの回数をしっかり守る
- 入手する際は健康状態をチェックする
定期的に水替えを行う
ミドリガメの水槽の水は、糞尿や食べかすにより汚れやすく、臭いも発生しやすいため、定期的な水換えが必要です。汚れたままにしておくとカメは体調を崩してしまいます。
環境を整えるには、1日1回の水替えが理想です。難しい場合は3日を目安にし、フィルターを使用していても週に1度は入れ替えましょう。
環境を整えるには、1日1回の水替えが理想です。難しい場合は3日を目安にし、フィルターを使用していても週に1度は入れ替えましょう。
触り過ぎない
ペットのミドリガメの甲羅をなでるのはかまいませんが、負担のかかる触り方をするのは避けましょう。
カメは臆病でデリケートな生き物です。人間に長い時間、触られるとストレスで食欲が落ち、あまり餌を食べなくなってしまいます。触られて疲れがたまると、体調を崩すおそれもあります。
カメは臆病でデリケートな生き物です。人間に長い時間、触られるとストレスで食欲が落ち、あまり餌を食べなくなってしまいます。触られて疲れがたまると、体調を崩すおそれもあります。
エサの回数をしっかり守る
食べ残したエサも水が汚れる原因になります。与えすぎにならないよう回数に注意しましょう。
成長期は与える回数が多いと成長が早まり、通常よりも大きくなるまでの期間が短くなります。子供のうちは市販のエサを1日あたり2~3回、成長した後は1日1回を目安に与えましょう。
成長期は与える回数が多いと成長が早まり、通常よりも大きくなるまでの期間が短くなります。子供のうちは市販のエサを1日あたり2~3回、成長した後は1日1回を目安に与えましょう。
入手する際は健康状態をチェックする
販売店でミドリガメを購入する場合は、健康面に問題がないか、自分の目で見て確かめましょう。
専門知識がなければ、健康かどうか見抜くのは困難ですが、動き方や表面の状態に変わった点がないかはチェックできます。皮膚や甲羅がきれいで、動きが活発なカメを選びましょう。
専門知識がなければ、健康かどうか見抜くのは困難ですが、動き方や表面の状態に変わった点がないかはチェックできます。皮膚や甲羅がきれいで、動きが活発なカメを選びましょう。
ミドリガメのオスメスの見分け方を覚えておこう!
幼体の頃のミドリガメは違いがはっきり出ておらず、オスメスを見分けるのは困難です。成長後は体の様々なパーツに違いが見られ、判別方法を理解していればすぐに見分けられます。
見分け方を知っておくと、ペアリングさせたいときにも便利です。比較する部分と見分け方を覚えて活用していきましょう。
見分け方を知っておくと、ペアリングさせたいときにも便利です。比較する部分と見分け方を覚えて活用していきましょう。
初回公開日:2022年07月29日
記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。