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人気の爬虫類32種!飼育するメリットやデメリット・参考になる本も紹介

更新日:2024年08月13日

爬虫類はとても種類が多く、ペットとして迎える際に迷うこともあるのではないでしょうか。この記事では、人気のある爬虫類をご紹介します。これから爬虫類を飼おうと思っている人や既に飼育している人は、是非この記事を参考にお世話してみてください。

人気の爬虫類32種!飼育するメリットやデメリット・参考になる本も紹介
ヒナタヨロイトカゲに興味がある人もいるのではないでしょうか。ヨロイトカゲの中でも小さく、可愛らしいヒナタヨロイトカゲは人気がありますが、飼育が難しいという印象を持っている人もいるでしょう。

昼夜の寒暖差が激しい乾燥草原地帯に生息しており、ジメジメとした環境を嫌います。生息地と同じ飼育環境を整えることが難しいため、健康的に育てるのも簡単ではないのです。

また、ワシントン条約により輸入が制限されたことで、値段が高く設定されている場合があります。入荷状況によって変動するため、すぐにお迎えしたい人は値段に注意しましょう。

ケージは体のサイズに対して大きいものを選んでください。最低でも幅60cmは必要です。

11:ニホンカナヘビ

カナヘビと聞くと蛇をイメージしますが、トカゲの種類に該当します。見た目が蛇のように見えることや、日本でよく見かける爬虫類のため、ニホンカナヘビという名前が付けられました。

緑豊かな公園や庭、校庭などでも見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。大きさは16〜27cmほどですが、尻尾が長く、実際に見るとそれほど大きくは感じないでしょう。

寿命はおよそ5〜7年とされていますが、飼育環境が整っており、正しく大切に育てられたニホンカナヘビは10年前後生きることもあります。

しかし、簡単に飼育できないのがデメリットです。適切なサイズのケージを用意し、こまめに餌を与えなければなりません。見た目が可愛らしく、飼うと楽しいですが、爬虫類を初めて飼育する人にとっては難しく感じるでしょう。

12:トッケイ

ヤモリの仲間であるトッケイは、荒々しい性格をしていますが、初心者でも飼いやすい爬虫類です。毒々しさを感じる見た目に惹かれる人もいるのではないでしょうか。

ヤモリの中でもサイズが大きく、最長で40cmほどにもなるようです。動き回る爬虫類ではないため、大きいケージは不要ですが、余裕を持って選んでください。

また、攻撃的であるため、愛情を持って育てている飼い主でも噛まれることがあります。ハンドリングに慣れるまでは、下手に手を出さず注意して飼育しましょう。

お世話の仕方は、餌を与える以外にも霧吹きで水分補給する必要があります。1日2回を目安に行いますが、それを怠ると脱水になる恐れがあるため、注意しましょう。

13:ニホントカゲ

日本でも馴染みのあるニホントカゲですが、飼育が難しいという特徴があります。

大きさは最大で25cmほどまでしか成長せず、可愛らしい顔に光沢のある体はとても魅力的です。しかし、平均寿命がとても短いとされており、平均で5年ほどです。飼育の仕方によっては長生きする場合も少なくありませんが、初心者は育てにくいと感じるでしょう。

また、15度以下の気温になると冬眠の時期に入り、土の中や石の隙間で仮死状態になります。冬眠すると全く動きませんが心配はいりません。

ケージは脱走しにくいものを選ぶ必要があります。体が小さいため、小型のケージで済みそうですがストレスが溜まり餌を食べなくなるため、長生きしてもらうためにも余裕を持ったサイズを選んでください。

14:クレステッドゲッコー

環境によって体の色が変化するクレステッドゲッコーはヤモリの仲間で中型種です。色の種類が豊富で、人に慣れやすく初心者でも飼いやすい爬虫類だとされています。平均寿命は15年ほどですが、18年と長生きするクレステッドゲッコーもいるようです。

基本的に大人しく、噛みついてくることはありません。しかし、ストレスを感じると威嚇し、噛まれることがあります。

また、身の危険を感じると自分で尻尾を切る習性があります。1度切ってしまうと生えてこないため、ストレスや刺激を与える行為には注意しましょう。特にハンドリングする際は、尾切りに気をつける必要があります。

15:アカメカブトトカゲ

ドラゴンのような見た目をしているアカメカブトトカゲは、格好良さと小さくて可愛らしい体型から人気があります。丸くて黒い大きな目も特徴的です。

しかし、初心者には飼育が難しい爬虫類でもあります。なぜなら、多湿な飼育環境を維持することが困難だからです。正しい知識がなければ、短命になることが多く、平均寿命も5年ほどだとされています。

また、飼育環境によりストレスを感じた時や、臆病な性格から餌を食べない場合があります。ハンドリングもストレスの原因になるため、人に慣れるまでは難しいでしょう。

時間はかかりますが、餌を与えたり、飼い主の匂いを覚えてくると慣れてきます。ストレスを感じた時は低い声で鳴くため、無理に触らないように注意が必要です。

爬虫類の飼育の参考になる本5選

爬虫類を飼育する上で環境を整えることが重要ですが、種類によって適切な飼育環境が異なります。

例えば、ケージ内の温度や湿度、照明の有無などです。必要な道具もそれぞれ異なります。健康的に過ごせるように飼育環境の作り方の基本を押さえておかなければなりません。ネット上の情報も参考にできますが、本も活躍します。

また、飼育環境が整っていても、病気になることがあります。敏感で繊細な種類であれば、少しの刺激でもストレスを感じて病気になってしまうこともあるのです。病気が原因で短命になる恐れもあります。そのため、病気について書かれた本を持っておくと安心です。

初心者や経験が少ない人の参考になる本を読み、飼育に役立ててみてはいかがでしょうか。

ヤモリ大図鑑: 分類ほか改良品種と生態・飼育・繁殖を解説 (ディスカバリー生き物・再発見)

ヤモリを飼育したい人におすすめの本です。飼育環境の作り方だけでなく、餌や接し方、病気についても掲載されているため、1冊持っておくと、困った時に役立つのではないでしょうか。

また、写真が掲載されているため、色や模様など目でも楽しむことができ、見どころが満載です。

ヤモリとはどのような生き物か、特徴など基本的な情報も書かれており、初めてヤモリを飼う人にとって値段以上の価値があるでしょう。ヤモリの種類も豊富なため、種類選びの参考にもなります。

爬虫類の病気ハンドブック

フトアゴヒゲトカゲに特化した本です。フトアゴヒゲトカゲは体が丈夫で餌の管理がしやすい爬虫類ですが、初めて飼育する人は餌の与え方や環境作りがわからないこともあるでしょう。

この本では、ケージ内のレイアウトの基本や温度、湿度、衛生管理についてなどが具体的に書かれています。また、飼育にはどのような道具が必要なのかも記載があるため、準備もスムーズに進むでしょう。

爬虫類の中でも人気があるフトアゴヒゲトカゲを飼育したい人は参考にしてみてはいかがでしょうか。日常ケアだけでなく繁殖についても書かれており、多頭飼いをしたい人にも参考になる本です。
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初回公開日:2022年11月07日

記載されている内容は2022年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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