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ハムスターの共食いを予防する方法|親が子供を食べる理由とは

更新日:2024年02月08日

ハムスターは肉食ではありませんが、時に「共食い」をしてしまうことがあります。しかし、これは飼育環境が悪いために起こっていることです。ハムスターがなぜ「共食い」をするのか原因や理由を知り、飼育時の注意点を押さえて飼えば、共食いの心配はないでしょう。

ハムスターの共食いを予防する方法|親が子供を食べる理由とは

ハムスターが子供を食べる理由と原因

ハムスターの共食いを予防する方法|親が子供を食べる理由とは
ハムスターは肉食な訳ではありませんが、子供を食べる、共食いする動物であることに注意して飼う必要があるでしょう。

しかし、ハムスターの共食いや子供を食べるという行動には、そうせざるをえない理由や原因があります。

ここでは、とくに子供を食べる子供喰いについて考えられる理由と原因を紹介します。

ハムスターが子供を食べる理由と原因1:餌が合わない

ハムスターが子供を食べる理由と原因の1つは、ハムスターに与えているエサが必要な栄養量に見合わなかった場合です。

子供を産み、育てている最中のハムスターのエサは、通常よりもバランスや量に注意する必要があります。

これを怠ると、エサや栄養量が足りないことの不満から自らの胎児を食べるという可能性があります。

ハムスターが子供を食べる理由と原因2:ストレスを感じている

元々ハムスターは臆病ですが、子育て中のハムスターはとくに周囲の状況に過敏に反応するため、安心できない環境に置かれることでストレスを感じ、子供を食べることがあります。

上で紹介した餌が合わないこともそうですが、育児中のハムスターにストレスを与えてしまうと、自分の子ハムスターであっても食べるという行動をしてしまいます。

ハムスターが子供を食べる理由と原因3:人間の匂いがついた

ハムスターが子供を食べる理由と原因その3は、人間がハムスターの赤ちゃんを触ったりしたために人間の匂いがついたことで母親の匂いが消え、敵として食べるという理由です。

ハムスター赤ちゃん動画など非常に可愛らしいですが、人間の匂いがついた子供、母ハムスターの匂いが消えた子供を母親が自分の子供と見なさず、敵として攻撃して食べることがあります。

もともとハムスターは縄張り意識が強い動物で、その結果共食いをする生物です。

多頭飼いの注意点

まず最初に、ハムスターは基本的に多頭飼いには向いていないことを覚えておきましょう。ケージを別に用意すれば可能ですが、同じケージに入れて多頭飼いするのは避けた方がよいです。

ペットショップなどで一緒のケージに入れられていることがありますが、たいていまだ子供のハムスターです。本来多頭飼いには向いていません。

ハムスターを多頭飼いする時の注意点

  • 縄張り意識が強いので相性を見極める
  • オスとメスでも関係なく喧嘩をする
  • オスは子供を判別できない

多頭飼いの注意点1:ハムスターは縄張り意識が強い

ハムスターを多頭飼いすることができない理由、そしてハムスター共食いが発生する理由の1つに、ハムスターは縄張り意識が強いので一緒のケージでは喧嘩をするこということがあげられます。

体の小さなジャンガリアンハムスターなどでも、同じです。ただハムスター同士の相性さえよければ、多頭飼いすることも可能なケースはあります。

しかし、基本的には共食いする生物であることを考え、ケージごとに分けて飼育した方がよいでしょう。

多頭飼いの注意点2:夫婦でもケンカはする

ハムスターを繁殖させたい方は、オスメスなら種の存続のために共生するのではないかと考えがちですが、ハムスターの場合は夫婦であってもケンカが発生します。

夫婦で子供が産まれていても、関係なくケンカをします。メスにとっては、自分の巣にオスがいることがストレスになります。

オスとのケンカのストレスでメスが自分の子供を食べることもあります。ハムスターの繁殖をさせるとしても、繁殖時以外はオスとメス、夫婦であっても一緒にしない方がよいでしょう。

多頭飼いの注意点3:オスは子供を判別出来ない

ハムスターを多頭飼いする際の注意点の3つ目ですが、オスはあまりメスの産んだ子供を自分の子供と判別していないようで、基本的には子育てを手伝ったりすることはないと言われています。

逆に、オスがメスの縄張りにいることはメスのストレスになります。

オスは自分の子供を子供と判別していないし、子育ての手伝いもせず同じケージでメスにストレスを与えるだけの存在になってしまいがちです。

ハムスターの子食いを予防する方法

次のページ:ケンカ時の共食いを予防する方法

初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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