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ハムスターの共食いを予防する方法|親が子供を食べる理由とは

更新日:2024年07月26日

ハムスターは肉食ではありませんが、時に「共食い」をしてしまうことがあります。しかし、これは飼育環境が悪いために起こっていることです。ハムスターがなぜ「共食い」をするのか原因や理由を知り、飼育時の注意点を押さえて飼えば、共食いの心配はないでしょう。

ハムスターの共食いを予防する方法|親が子供を食べる理由とは
どうしてもケージを増やせないという方になのが、ケージ内に柵などの仕切りをつけて多頭飼いをする、という方法です。

ただこの方法には問題点があり、ハムスターが簡単にかじることのできる素材であると、飼い主が気づかない間に柵などの仕切りを台なしにしてしまうことがあります。

1つのケージ内で柵など作って育たいという場合には、柵をハムスターが噛みついても簡単には壊れないような金属製にするなど工夫が必要でしょう。

ケンカ時の共食いを予防する方法3:広いケージに変える

ケンカで共食いを防ぐ方法3つ目は、ケージを広いものにしてお互いに干渉しない間を作ってやるという方法です。

しかし、正直なところ広いケージを新たに用意するくらいならば、2つケージを用意した方が早いでしょう。複数のケージを利用できない場合のみ、こちらをします。

広いケージを使用することのメリットは、縄張り意識からケンカが起こった時でも負けたハムスターが逃げる場所を用意することができる、というポイントです。

共食いが起きてしまった時の対処法

それでは、実際にハムスターの共食いが起きてしまった時はどう対処したらよいのか、ここでは対処法について解説していきます。

共食いが起こった時にまず考えることは、再び共食いを起こさないようにするにはどうするのかということと、亡くなったハムスターをどう埋葬するかということです。

他のハムスターから隔離させる

ハムスター同士の共食いが起こってしまったら、これ以上共食いを起こさないために他のハムスターとはケージを分けて、隔離することを急ぎましょう。

子供のハムスターも、生後1か月ほどすれば母親が親離れさせようとしはじめます。オスメスにケージを分ける、さらに成長すればそれぞれにケージを分けることを検討するとよいでしょう。

埋葬してあげる

もしも共食いが原因でハムスターが死んでしまったら、悲しいことですが、ここからできることは丁寧に埋葬してあげることです。

一軒家に住んでいて庭がある方の場合は、庭の隅に穴を掘ってハムスターを埋葬してあげましょう。猫や犬、鳥などに掘り返されないように、ある程度深く掘ってあげるとよいでしょう。

マンションで飼育していた方の場合は、プランターに埋葬するという方法があります。ハムスターはとても小さいので、プランターへの埋葬でも事足ります。

業者に頼んで火葬してもらう

自宅に埋葬することが難しい場合は、ペット火葬業者に頼んでハムスターを火葬してもらい、埋葬することもできます。

火葬の方法はたいてい2つで、他のペットと一緒に行う合同火葬か、個別に火葬してもらう個別火葬かを選ぶことができるでしょう。火葬後には専用の骨壺に入れ、ペット専用納骨堂で供養してもらうことができます。

ハムスターの習性を知り、共食いを未然に防ごう

ハムスターはとても愛くるしい見た目をしており、一人暮らしでも飼いやすいことからがありますが、時に共食いをする動物です。共食いしない動物もいますが、ハムスターはそうではありません。

ハムスターが共食いをするのは理由がありますので、きちんとハムスターの習性を知って、共食いという悲劇を起こさないよう未然に防ぎましょう。

初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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