イモリの飼育での餌やりの仕方・餌をあげる頻度・おすすめの餌
初回公開日:2018年01月12日
更新日:2020年07月19日
記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

イモリの飼育での餌やりの仕方
体が小さく、見た目も可愛らしいイモリはペットとしての人気が高まってきています。田んぼや池などでも見かけるイモリは、見た目がそっくりなヤモリと違って飼育が比較的に簡単です。
では、ヤモリ飼育するにはどのような環境を整えると良いのでしょうか?また、ヤモリの餌などは何を与えれば良いのでしょうか?
では、ヤモリ飼育するにはどのような環境を整えると良いのでしょうか?また、ヤモリの餌などは何を与えれば良いのでしょうか?
ヤモリとイモリの違い
上記で述べたように、イモリにそっくりな生き物でヤモリがいます。見た目はそっくりですが、最大の違いとしてイモリは両生類、ヤモリは爬虫類という違いがあります。
田んぼや池などの水周りに生息するイモリと違って、ヤモリは民家に住み着いたりします。その理由は民家に集まる小虫を餌にしているためです。なので、ヤモリは外壁や、門の外灯の近くなどに張り付いていたりします。
家でヤモリを見たことがないという人も多いですが、それはヤモリが夜行性のため、明るい時間帯は雨戸の隙間や室外機の中などに身を隠しているためです。
田んぼや池などの水周りに生息するイモリと違って、ヤモリは民家に住み着いたりします。その理由は民家に集まる小虫を餌にしているためです。なので、ヤモリは外壁や、門の外灯の近くなどに張り付いていたりします。
家でヤモリを見たことがないという人も多いですが、それはヤモリが夜行性のため、明るい時間帯は雨戸の隙間や室外機の中などに身を隠しているためです。
イモリの飼育環境
田んぼや池などでよく見かけるイモリはアカハライモリという種類のイモリです。丈夫な種類なので、初心者でも飼育しやすいです。
まずは水槽を用意しましょう。イモリは水槽の壁に張り付くことができます。水槽は必ず蓋付きの物を用意しましょう。イモリには水と陸地の両方が必要です。
水槽内に水を張って、陸地を作り、陸地には水草なども用意してあげましょう。水草はペットショップなどで購入することができます。
陸地は底砂を敷いてあげることが望ましいですが、水質管理が非常に難しくなります。初心者で慣れていないのであれば無理をせずに、ペットショップなどで浮島を購入すると良いでしょう。
まずは水槽を用意しましょう。イモリは水槽の壁に張り付くことができます。水槽は必ず蓋付きの物を用意しましょう。イモリには水と陸地の両方が必要です。
水槽内に水を張って、陸地を作り、陸地には水草なども用意してあげましょう。水草はペットショップなどで購入することができます。
陸地は底砂を敷いてあげることが望ましいですが、水質管理が非常に難しくなります。初心者で慣れていないのであれば無理をせずに、ペットショップなどで浮島を購入すると良いでしょう。
温度管理
丈夫なイモリではありますが、温度管理には注意が必要です。イモリは変温動物なので、自分で体温調節せず、体温が気温によって影響を受けます。
夏は暑くなりすぎないように、冬は寒くなりすぎないように注意してあげましょう。また、夏場の水の蒸発や、冬場の空気の乾燥でイモリが乾燥しないようにしなければなりません。
夏は暑くなりすぎないように、冬は寒くなりすぎないように注意してあげましょう。また、夏場の水の蒸発や、冬場の空気の乾燥でイモリが乾燥しないようにしなければなりません。
イモリの餌
野生のイモリはオタマジャクシやミミズ、昆虫などを食べています。飼育するのであればこれらを捕まえて、与えることが望ましいです。しかし、餌を与えるたびにこれらの餌を捕まえに行くことはできません。また季節によっては取れなくなってしまうこともあります。
そのようなときはペットショップなどで、餌を購入しましょう。冷凍された赤虫は長期保存ができるので便利です。また、大人のイモリであれば、イモリ用や、ウーパールーパー用の人工飼料でも大丈夫です。
そのようなときはペットショップなどで、餌を購入しましょう。冷凍された赤虫は長期保存ができるので便利です。また、大人のイモリであれば、イモリ用や、ウーパールーパー用の人工飼料でも大丈夫です。
イモリに餌を与える量と頻度
イモリは小さい体をしていますが、食欲が強く、多くの量の餌を食べようとしてしまいます。飼育下では与えられれば、与えられた分だけ食べてしまうこともあります。なので、餌の量には注意が必要です。
野生のイモリは1週間に1回か2回ほどしか餌を食べません。なので、飼育しているイモリの餌の頻度も2、3日に一回程度で問題ありません。しかし、毎日餌を与えないことに不安を感じる飼い主さんもいます。そのような場合は、餌の量を減らして1日1回与えるようにしましょう。
餌の量は人工飼料であれば、少なめで2粒、多くて8粒くらいを目安にして調整してあげましょう。
野生のイモリは1週間に1回か2回ほどしか餌を食べません。なので、飼育しているイモリの餌の頻度も2、3日に一回程度で問題ありません。しかし、毎日餌を与えないことに不安を感じる飼い主さんもいます。そのような場合は、餌の量を減らして1日1回与えるようにしましょう。
餌の量は人工飼料であれば、少なめで2粒、多くて8粒くらいを目安にして調整してあげましょう。
イモリが餌を食べない時の対処法
イモリを飼育していると、餌を食べなくなってしまうことがあります。当然ながら、餌を食べないと栄養が足りなくなってイモリが弱ってしまいます。
先に述べた通り、イモリは丈夫な生き物ですが、温度管理は注意してあげないといけません。イモリが餌を食べなくなってしまう原因の多くは水温です。水温が下がりすぎてしまうとイモリは餌を食べなくなってしまいます。
イモリに適した水温は20度です。水温が20度を下回っていると徐々に動きが鈍くなります。16度くらいまで水温が下がってしまうと餌も食べなくなってしまいます。逆に、水温が上がって25度を上回っても暑すぎて餌を食べなくなってしまいます。
先に述べた通り、イモリは丈夫な生き物ですが、温度管理は注意してあげないといけません。イモリが餌を食べなくなってしまう原因の多くは水温です。水温が下がりすぎてしまうとイモリは餌を食べなくなってしまいます。
イモリに適した水温は20度です。水温が20度を下回っていると徐々に動きが鈍くなります。16度くらいまで水温が下がってしまうと餌も食べなくなってしまいます。逆に、水温が上がって25度を上回っても暑すぎて餌を食べなくなってしまいます。
イモリにおすすめの餌
野生のイモリはオタマジャクシやミミズ、昆虫を食べる雑食性です。これらを捕まえてきて餌として与えることが望ましいですが、なかなか大変です。なので、ペットショップなどで冷凍や乾燥した餌などを購入しましょう。
人工飼料
イモリ用の人工飼料はペットショップなどで購入することができます。亀の餌のように粒になっているタイプのものが多いです。虫などが苦手な人はこの餌を与えると良いでしょう。
イモリ用の餌がペットショップに置いていない場合はウーパールーパー用の餌を探してみましょう。ウーパールーパー用の餌でも代用することができます。
イモリ用の餌がペットショップに置いていない場合はウーパールーパー用の餌を探してみましょう。ウーパールーパー用の餌でも代用することができます。
冷凍餌
冷凍された赤虫やイトミミズなどもペットショップで購入することができます。個体によっては上記の粒タイプの餌を嫌って食べないものもいます。
そのような場合は、野生で食べているものに近いものだと食べることがあります。生きた餌は管理が大変なので、冷凍餌をまずは試してみると良いでしょう。
そのような場合は、野生で食べているものに近いものだと食べることがあります。生きた餌は管理が大変なので、冷凍餌をまずは試してみると良いでしょう。
生きた餌
イモリにも毎回同じような餌だけでなく、贅沢なものも食べさせてあげましょう。イモリにとって贅沢な餌は生きた餌です。たまにコオロギやハニーワームなどもあげてみましょう。
ただし、グルメなイモリは虫の触覚や硬い頭部分を嫌うものもいます。なので、生きた餌は頭を潰して置いてあげましょう。また、触覚や足も取ってあげておくと食いつきがよくなります。
ただし、グルメなイモリは虫の触覚や硬い頭部分を嫌うものもいます。なので、生きた餌は頭を潰して置いてあげましょう。また、触覚や足も取ってあげておくと食いつきがよくなります。
エビ
イモリとミナミヌマエビを混泳させる人もいますが、餌として一緒に入れておく場合もあれば両方を飼育することもあります。イモリとミナミヌマエビの混泳はミナミヌマエビが俊敏な個体であれば可能です。
イモリは空腹になると混泳しているミナミヌマエビを餌として狙うことがありますが、ミナミヌマエビの方が動きが早いので、ほとんど捕まることがありません。またイモリにちゃんと餌を与えていると、ミナミヌマエビに興味を示さないこともあります。
しかし、生き物同士のことなので、必ず混泳がうまくいくとも限りません。ミナミヌマエビが逃げ損ねて食べられてしまうこともありますし、イモリが本能のままにミナミヌマエビを追いかけ回して食べようとすることもありますので飼育には注意が必要です。
イモリは空腹になると混泳しているミナミヌマエビを餌として狙うことがありますが、ミナミヌマエビの方が動きが早いので、ほとんど捕まることがありません。またイモリにちゃんと餌を与えていると、ミナミヌマエビに興味を示さないこともあります。
しかし、生き物同士のことなので、必ず混泳がうまくいくとも限りません。ミナミヌマエビが逃げ損ねて食べられてしまうこともありますし、イモリが本能のままにミナミヌマエビを追いかけ回して食べようとすることもありますので飼育には注意が必要です。
ナメクジ
イモリは雑食性なので、基本的には何でも食べます。田んぼや池にいるナメクジやミミズもイモリの捕食対象になります。動きがゆっくりなこれらは、イモリに取っては捕まえやすい餌になります。
しかし、ナメクジやミミズはイモリの口には入らないほど大きくなるので、食べられるのは小さなナメクジやミミズだけです。
しかし、ナメクジやミミズはイモリの口には入らないほど大きくなるので、食べられるのは小さなナメクジやミミズだけです。
コオロギ
先に述べた通り、イモリにとって生きた餌であるコオロギは贅沢品です。なので、喜んで食いついてくれることは多いです。しかし、触覚や、硬い頭の部分、特に顎の部分を嫌うイモリもいます。
生きたコオロギを与えるときは、頭を潰して、触覚や足を取ってあげて、イモリが安心して食いつけるようにしてあげましょう。
生きたコオロギを与えるときは、頭を潰して、触覚や足を取ってあげて、イモリが安心して食いつけるようにしてあげましょう。
イモリの餌に代用できるもの
虫が苦手でイモリの餌にはイモリ用の粒タイプの餌を使いたいという人は多いです。ですが、この餌を嫌って食べないイモリもいます。
このようなときはウーパールーパーの餌や、金魚の餌、亀の餌なども試してみましょう。これらはイモリの餌として代用することができ、もしかすると食べてくれる物がある可能性があります。これらも食べなければ、苦手であっても虫などの餌をあげるようにしましょう。
このようなときはウーパールーパーの餌や、金魚の餌、亀の餌なども試してみましょう。これらはイモリの餌として代用することができ、もしかすると食べてくれる物がある可能性があります。これらも食べなければ、苦手であっても虫などの餌をあげるようにしましょう。
イモリに餌をあげすぎるとどうなるか?
先に述べた通り、イモリは餌を与えると、与えられただけ食べてしまうことがあります。元気が良くて、嬉しくなってもっと餌をあげたくなりますが、餌は適量を守りましょう。
イモリが餌を食べすぎると消化不良を起こすことがあります。消化不良を起こすと弱って死んでしまうこともあります。
イモリが餌を食べすぎると消化不良を起こすことがあります。消化不良を起こすと弱って死んでしまうこともあります。
イモリを飼育してみよう
イモリは丈夫な生き物なので、飼育がしやすいです。ただし、温度管理や餌には注意しないといけません。見た目も可愛らしく、田んぼや池などで簡単に見つけることができるので、イモリを飼育してみましょう。