クレステッドゲッコーの値段は？モルフ別の相場や飼育方法も紹介

「クレステッドゲッコーってどんな生き物？」
「どうやって飼うの？」
「モルフってどのくらいあるの？」
クレステッドゲッコーに興味があり、このような疑問をお持ちの方はいませんか。

この記事ではクレステッドゲッコーの基本的な生態やモルフの種類を紹介しています。
飼育方法についても解説しているので、この記事を読むことでクレステッドゲッコーについて詳しく知ることができます。

クレステッドゲッコーは大人しく人工飼料だけでも飼育できることなどから、爬虫類を初めて飼う人から絶大な人気を誇っています。
またモルフの種類が豊富でマニア心をくすぐられ複数匹飼う人も少なくありません。

クレステッドゲッコーに興味があり飼育にチャレンジしてみたい方は是非この記事を参考にしてみてください。

クレステッドゲッコーを飼う前に、まずはどんな生き物なのか学んでおきましょう。
飼育する生き物の性格や寿命などを知っておくことは大切です。

クレステッドゲッコーは有鱗目イシヤモリ科に属する樹上性ヤモリの一種です。
この名前は英名で、和名はオウカンミカドヤモリと言います。
眼上部から背面にかけて並ぶ棘状の鱗が王冠のように見えるためこの名前がつけられました。

ニューカレドニアの固有種で、自然では森の中で生活しています。
雑食で昆虫や果実、花の蜜などを好んで食べます。
飼育下では餌用の昆虫やクレステッドゲッコー用の人工飼料で飼育することができます。

とても大人しくおっとりとした性格をしています。
クレステッドゲッコーから人に噛みつくことはほとんどありませんが、驚かせたり刺激を与えれば威嚇して噛むことがあります。

クレステッドゲッコーは人に慣れやすくペットに向いた爬虫類です。
SNSや動画サイトを見ると、クレステッドゲッコーと触れ合っている写真や動画がたくさんあげられています。

ただ慣れるのと懐くのは違います。基本的には人に触られて喜ぶ生き物ではないため、ストレスにならないような接し方を心がけましょう。

全長は約20cmほどで体重は約40gにまで成長するため、ヤモリの中では中型種になります。
体の約半分は尻尾なので実際はもう少し小さく感じると思います。
小さくぽてっとした見た目はとても可愛らしいですよね。

成体に餌を与えすぎると肥満になってしまいます。
肥満は病気や寿命を縮める原因になるので注意しなければなりません。

寿命は平均約15年と長生きで、中には18年も生きた個体もいたそうです。
小さな生き物なのに犬や猫とおなじくらい生きるのは驚きますよね。

年老いてくると壁や木に張り付く力が弱くなる個体もいるため、様子を見ながらケージ内のレイアウトを工夫してあげる必要があります。

できるだけ長生きしてもらうには、バランスのいい食餌とクレステッドゲッコーが好む自然に近い環境で飼育するのがコツです。

クレステッドゲッコーは
・総合ペットショップ
・ホームセンター
・爬虫類専門店
・爬虫類イベント
で購入することができます。

爬虫類を初めて飼育する方はできるだけ詳しい店員さんがいる爬虫類専門店で買うのがおすすめです。

値段は1万5千円～3万円程度ですが、モルフによって変動します。
また爬虫類の場合成長した個体はベビーより値段が上がります。

モルフとは体色や模様の表現のことです。
有名なものだとヒョウモントカゲモドキはモルフが非常に多く、その数は100種類以上とも言われています。

クレステッドゲッコーもモルフの種類は多く、ここでは代表的な7種類のモルフを紹介します。
モルフによって値段は変わってきます。
気になっているモルフがどのくらいの値段で販売されているのかチェックしてみてください。

ノーマルは特徴的なカラーパターンがなく模様をもたないモルフです。
最も流通量が多いので、価格も他のモルフに比べて安いです。

ノーマルといっても個体によって色味や体色の濃さが違うので、いろいろな個体を見て気に入った子を見つけたいですね。シンプルですが可愛らしい色合いです。
ノーマルの値段は1万円前後で販売されています。

模様がほとんどない背中から腹部までが単色のモルフです。
色はイエロー、オリーブ、レッドなどの種類があり、ノーマルと並んでパターンレスも流通数が多いモルフです。

値段は1万～1万５千円ほどのものが多いです。
こちらも比較的安価なので、初めての方でも手を出しやすいと思います。