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クレステッドゲッコーの値段は?モルフ別の相場や飼育方法も紹介

更新日:2024年01月31日

ニューカレドニア南部に生息している、クレステッドゲッコーというトカゲをご存じですか?本記事ではクレステッドゲッコーについて詳しく解説しています。性格は温和でおとなしく、爬虫類初心者の方でも飼いやすいのが特徴です。興味のある方はぜひ参考にしてください。

クレステッドゲッコーの値段は?モルフ別の相場や飼育方法も紹介

ハーレクイン

背中と脇腹、手足に炎のように見える模様が入っているモルフです。
体の側面だけに模様が入っているものはファイアと呼ばれ区別されており、ハーレクインはファイアを改良して作られたモルフです。

単色のものと比べると派手で、模様の出方は個体によって異なります。
ハーレクインの値段は1万5千円ほどで販売されている場合が多いです。

バイカラー

体色が2色に分かれており模様は入っていません。
背中と腹部の色の明るさや色が変わっており、基本的に体色は赤色が多いようです。
シンプルですがとても魅力的なモルフです。

ノーマルやパターンレスと比べると少し高くなりますが、バイカラーの値段は2万円ほどで販売されていることが多いです。

ダルメシアン

ダルメシアンという名前の犬がいますが、その名の通り体に斑点があるモルフです。
黒い斑点のものが多いですが中には赤や白などの斑点を持つ個体もいます。

バイカラーやパターンレスの個体に見られることが多く、斑点の数が特に多いものはスーパーダルメシアンと呼ばれており価値が上がります。
斑点の数によって値段は変わりますが、2万円前後の個体が多いようです。

タイガー

全身に虎のような濃い模様が入っているモルフです。
体色はオレンジや薄いイエローなどが多く、斑点が入っている個体もいます。

特にはっきりと模様が出ている個体は本当に虎のような柄で美しいです。
こちらも模様の出方などで変動しますが、2万円前後の値段のものが多いようです。

ピンストライプ

タイガーやハーレクインと似た見た目ですが、背中のとげとげに沿ってクリーム色の発色があるモルフです。
上から見ると頭から尾まで細い線がわかりやすく面白いです。

ピンストライプの中でも、発色が途切れ途切れになっているものや発色が暗いものなどさまざまな種類があります。
ピンストライプの値段は2万円前後で販売されています。

クレステッドゲッコーの飼育方法は?


爬虫類の飼育というとライトなどさまざまな機材が必要なイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、クレステッドゲッコーの場合はそうではありません。

クレステッドゲッコーは夜行性のヤモリなので、昼行性のトカゲの飼育に必要なバスキングライトや紫外線ライトなどは必要ありません。

また小さく運動量が多いわけではないので、ケージもそこまで大きなものを用意しなくても大丈夫です。流木や植物で綺麗にレイアウトして飼育している方も多いですが、初心者の方は最初はシンプルなレイアウトでまずはお世話に慣れることを優先させるといいでしょう。

温度・湿度

クレステッドゲッコーの適温は約25℃、湿度は約60~70%と言われています。
温度はパネルヒーターなどを使用すれば簡単に維持することができますが、湿度を高く維持するのは少し工夫が必要です。

湿度が足らなければ脱皮不全を起こし病気の原因となってしまいます。
床材は水分をよく含むヤシガラやバークチップを使ってみましょう。
砂や新聞紙などの紙類は湿度を保ち続けるのが難しいからです。

そして最低でも1日1回はケージ内に霧吹きをしましょう。
ガラス面や入れている植物に吹きかけると水滴を舐めて水分補給にもなります。
ケージには温度計と湿度計どちらもあると便利です。

ケージの大きさ

大きなケージは必要ありません。
樹上性のヤモリなので、基本的にはケージの壁面や流木などの上に張り付いて過ごします。
そのため底面積よりも高さを重視したケージを用意しましょう。


大体高さ45㎝×幅30㎝×奥行30㎝のケージであれば十分飼育できます。
ケージを自作する方も多いですが、初心者の方はなるべく市販の爬虫類専用ケージを購入しましょう。
強度や安全性、またメンテナンス性も兼ね備えているので安心です。

飼育に慣れてきたら流木や枝を増やしてみたり植物を植えてレイアウトを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
自然に近い環境にするとクレステッドゲッコーがより快適に過ごせます。

床材

湿度を保ちやすいので園芸用のヤシガラやバークチップがいいでしょう。
見た目を気にしなければキッチンペーパーや新聞紙などは汚れに気づきやすくコストもかからないのでこちらもおすすめです。

砂や土などは見た目は綺麗に見えますが、クレステッドゲッコーの指先にある「趾下薄板(しかはくばん)」と呼ばれるヒダの間に挟まってしまうと張り付きづらくなるので使わない方がいいです。

床材を敷く量は特にルールはありません。
フンなどで汚れた床材はこまめに取り除くようにしましょう。

シェルターとエサ入れの準備をしよう

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初回公開日:2022年09月13日

記載されている内容は2022年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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