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ウーパールーパーは水なしでも生きられるのか|成体化についても詳しく紹介

更新日:2024年01月24日

ウーパールーパーは水なしでも生きられるのか?どんな生き物なのか?ペットにするには必要な知識ですよね。この記事ではウーパールーパーが水なしでも生きられるのか、成体化の特徴・条件・対応を解説しています。ぜひ、ペットとして飼うことを検討してみてください。

ウーパールーパーは水なしでも生きられるのか|成体化についても詳しく紹介
「ウーパールーパーは水なしでも大丈夫なの?」
「ウーパールーパーってどんな生き物なの?」
ウーパールーパーがペットとして人気になってきた今でも、ウーパールーパーについて分からない部分が多いのではないでしょうか?可愛いからと言って、ペットとして飼いたくても、何も分からないままでは不安でしょう。

この記事では、ウーパールーパーが水なしでも生きられるかといった疑問へのアンサーやウーパールーパーの成体化の特徴・条件、成体化したときの対応を解説しています。

この記事を読めば、ウーパールーパーへの理解が深まり、ペットとして飼う時の注意点が分かるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にして、ウーパールーパーをペットとして飼うことを検討してみてください。

ウーパールーパーは水なしでも生きられるの?

ウーパールーパーがどのような生物なのか分からないと、水なしでも生きられるのか考えることは難しいでしょう。

この項目では、「ウーパールーパーは水なしでも生きられるかどうか」という疑問に答えつつ、ウーパールーパーの生態について解説していきます。

少しの時間なら生きられる

ウーパールーパーは少しの時間であれば、水なしでも生きられます。

生物の分類でいえば、ウーパールーパーは両生類です。ずっと水の中に暮らしているため、魚類に分類されると思われることも多いですが、両生類となります。両生類ということは、水分は欠かせないのですが、少しの間であれば、水なしで生きられるということです。

しかし、ウーパールーパーは普通の両生類とは違い、基本的に生涯、水の中にいる特殊な両生類となります。

長時間の水なしは危険

ウーパールーパーは両生類です。しかし、生涯、水の中で暮らすという特殊な両生類となっています。生涯、幼体のまま(ネオテニー)です。

基本的には、他の両生類の特徴にあるような成体になったら肺呼吸になるという特徴がなく、エラ呼吸のまま成長します。両生類というだけあって肺呼吸になる場合もあるのですが、どちらにしろ皮膚呼吸のため水分は必要です。

長時間、水なしの状況が続くことは、ウーパールーパーにとってストレスであり、命にも関わることになります。注意しましょう。

脱走した際は乾燥を防ぐために早く見つけよう

ウーパールーパーには水分が必要不可欠です。少しの時間、水なしでも生きられるからと言って、油断してはいけません。

脱走させないような環境(水槽の高さを高くするなど)をつくることが大事です。しかし、脱走してしまった場合は、できるだけ早く見つけ出して、水槽に戻してあげましょう。

早く見つけ出してあげないと、成体化が始まってしまう可能性があり、寿命を縮めることにつながってしまいます。

ウーパールーパーの成体化って?

成体化という言葉自体に疑問を持つ方も多いでしょう。そもそも成体というのは、 個体発生の完成期に達した、成熟した生物体のことです。成体化というのは、人間で言えば、子供から大人に成長することとなります。

しかし、一般的にウーパールーパーは生涯、幼体(子供)のままです。ウーパールーパーが成体化するのはどのようなときなのかと思われる方も多いでしょう。

この項目では、成体化したときの特徴や条件、実際に成体化したときの対応、防ぐ方法があるのかについて解説していきます。

成体化の特徴

成体化するとウーパールーパーは陸で生活することが基本となるので、陸地に適した見た目や機能を持つようになります。見た目はサンショウウオに似ています。

水の中で必要だったものが必要なくなるので、エラがなくなったり、水かきがなくなったりするのです。

逆に陸に上がったことで、陸地で生活するのに困らないような見た目になってきます。手足が大きくなったり、まぶたができて瞬きができるようになったり、肺呼吸ができるようになったりします。

見た目以外の部分で大きく変わることは寿命です。通常、飼育下では約7年とされていますが、成体化すると1/2~1/3程度に縮んでしまいます。

成体化する条件

成体化することは、陸地に上がるというだけでなく、寿命も縮めてしまうことにもつながります。大事なペットには避けてほしい道でしょう。

そこで、成体化する条件を4つ解説していきます。

水槽内の水温が高い

ウーパールーパーはメキシコシティの運河に住んでいるため、寒さには強い体質となっているようです。

ペットとして飼育する際も低い温度で飼育します。適温は、5~25度で、過ごしやすい温度は15~20度が良いでしょう。

25度を超える温度は暑さに弱いウーパールーパーにとって、ストレスになるようです。

水槽内の水位が低い

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初回公開日:2022年06月27日

記載されている内容は2022年06月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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