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ヒキガエルの寿命はどれくらい?ヒキガエルの特徴と飼い方を知ろう

更新日:2024年08月24日

ヒキガエルの特徴から、寿命の長さ、どのような生態をしているのか紹介をしています。比較として、他の種類のカエルや両生類も例に出して説明をしており、飼育に必要なものや飼育の際に注意することも紹介しています。ヒキガエルとの生活に向けての内容です。

ヒキガエルの寿命はどれくらい?ヒキガエルの特徴と飼い方を知ろう

ヒキガエルとは?

ヒキガエルは、一般的には10cm~15cmの手のひらサイズでずんぐりむっくりしているカエルで、跳躍力が低く全身や背中にイボがあるのが特徴です。
 
日本では、西日本を中心に日本ヒキガエル、東日本を中心にアズマヒキガエルが生息しており、その他アジアヒキガエル、オオヒキガエル、ナガレヒキガエルなどが生息しています。北海道にはエゾヒキガエルという種族もいて、種類が多いのも特徴です。
 
また、カエルの一生は水中に始まり陸上で終わる両生類です。

ヒキガエルの習性・生態

ヒキガエルは、見た目や全身から身を守るための毒性がある液を出すため嫌われやすい存在ですが、日本のあちらこちらに生息をしています。越冬をし、寿命は1年~4年ほどです。
 
田畑などの水辺だけでなく、倒木の下などにもよく見かけられます。夜行性で大人になるとほとんど陸上で生活します。
 
このカエルは何類になるかというと、ヒキガエル属無尾目ヒキガエル科に分類され、アマガエル科に近いともされています。

ヒキガエルの寿命はどのくらい?

ヒキガエルの寿命は、自然界では長くて3,4年ほどと言われていますが、飼育環境が整っている場合は10年くらい生きることができます。
 
本来、身体も小さめであまり力が強いカエルではないため自然淘汰されやすく、ほとんどは1年未満です。
 
ちなみに、ヒキガエルの中で最長寿命はヨーロッパヒキガエルの36歳です。トノサマガエルなどが同じくらいの寿命で、よく見かけるアマガエルの寿命は5年ほどとなっています。

ヒキガエルの特徴とは

ヒキガエルは別名、ガマカエルやイボガエルなど、身体にあるイボが特徴的なカエルです。見た目は、アカガエル科のツチガエルにも似ています。
 
カエルはうるさいイメージがありますが、ヒキガエルは他の変えると違い声を響かせる器官がありません。また、鳴くのはオスだけでカエルの中ではとても静かです。
 
森林や田んぼ、都市圏では民家の庭など緑と土があるところには広く生息しており、乾燥に強いという特徴もあります。

ヒキガエルの特徴1:意外とかわいい鳴き声

カエルの鳴き声の例としては「ゲコゲコ」と、喉の袋を膨らませて大合唱をしているイメージがあります。
 
ですが、ヒキガエルは「きゅっ」や「くぅ」といった可愛い鳴き声しか出せません。そしてオスしか鳴かず、求愛の時や驚いた時に鳴く程度の大人しいカエルです。
 
寿命も犬や猫と変わらない長さなので、飼いやすいカエルとしてがあります。

ヒキガエルの特徴2:体のイボから粘液を分泌

ヒキガエルは、体のあちこちにあるイボから粘液を作ることができます。イボ自体は、皮膚呼吸の面積を広げる役割を担っており、ガマガエルという別名から「ガマの油」とも呼ばれています。
 
生薬として利用されていたこともあり、万能薬や、ヒキガエル自体の寿命は長くありませんが不老不死になれるなどの逸話も残るほどです。
 
運動能力が高くないヒキガエルですが、このイボから生成される粘液で外敵から身を守っています。

ヒキガエルの特徴3:ヒキガエルは毒を持っている

次のページ:ヒキガエルを飼育するのに必要なものを4つご紹介

初回公開日:2019年08月08日

記載されている内容は2019年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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