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アフリカツメガエルの飼育方法とは?餌やライトなど必要なものを紹介

更新日:2024年01月21日

アフリカツメガエルを飼ってみたい方で、飼育方法が気になる方もいるでしょう。この記事では、アフリカツメガエルの生態や飼育方法、飼育に必要なアイテム、飼育の注意点を解説します。これから飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

アフリカツメガエルの飼育方法とは?餌やライトなど必要なものを紹介
餌の食べ残しは水質悪化の原因になるので、食べきれる量を与えるようにしましょう。

アフリカツメガエルは、生きた餌ではなくても、人工の餌など何でも食べます。前足で口にかきこむように食べるのが魅力的で、ついつい多く餌をあげてしまいがちです。

あげる際は、水中に沈むタイプの餌を2~3日に1回、少量を与えましょう。水中に沈む方がアフリカツメガエルは食べやすくなります。

食べる量は、個体差もあるので、様子を見て食べ残しのないように調整してください。

アフリカツメガエルの飼育に適した温度

アフリカツメガエルは、基本的に室温で飼育可能です。

最適な温度は23℃程度ですが、耐寒性があるため、冬でも室内で飼育する場合はヒーターがなくても大丈夫です。

とはいえ、快適な温度に保つことで、元気に動く姿もたくさん見られます。観賞用の場合は、ヒーターで適温に調整するのも良いでしょう。

水槽の水を替える頻度は?

アフリカツメガエルは、食べ残しをしやすく、すぐに水質が悪化してしまいます。水替えは、1~2週間に3分の1~半分の量の水を入れ替えるようにしてください。

水は水道水でも問題ありません。カルキ抜きを忘れずに行ってください。水質を良い状態で保つことで、アフリカツメガエルも快適に過ごせるでしょう。

飼育水はトイレに捨てる

水替えで捨てる飼育水は、トイレに流すようにしましょう。

これは、アフリカツメガエルがカエルツボカビというカビを持っているからです。

生態系に影響を与えないよう、きちんと処理することが必要です。庭にまいたり、川に流したりなどはしないようにしてください。

逃がさない工夫をする

アフリカツメガエルは水中で生活していますが、ジャンプ力があるので、水槽に蓋をしていないと逃げてしまいます。

少しの隙間からも逃げてしまうことがあるので、しっかりと蓋をして逃がさないようにしてください。

逃げ出すと、水がなくて死んでしまいます。万が一、水場までたどり着いた場合は、繁殖力が強いので地域の生態系を破壊する恐れがあります。

絶対に逃がさないこと、最後まで責任持って育てることがとても大切です。

水槽のレイアウトはシンプルなものにする

アフリカツメガエルは、泳ぐのが得意ではありません。水草に引っかかって、水面に呼吸をしに行けなくて死んでしまうことがあります。水草の入れ過ぎには注意しましょう。

水槽のレイアウトはシンプルがおすすめです。水質が悪化しやすいので、シンプルな方が水槽の掃除も簡単です。

また、10cmを超える大きさまで成長するので、シンプルなレイアウトの方がアフリカツメガエルの姿をしっかりと観賞できるでしょう。

アフリカツメガエルに冬眠の準備は必要?

飼育されているアフリカツメガエルは、冬眠しないため準備は不要です。

カエルは、冬眠すると思われていますが、温度が下がらなければ、冬であっても冬眠しないで生きていけます。冬眠させようと温度を下げて、かえって死んでしまうケースもあるので、冬眠はさせないようにしましょう。

冬は水温も下がり、動きがゆっくりにはなりますが、しっかり餌を与えて体調管理してあげてください。

アフリカツメガエルは混泳に向いているのか?



アフリカツメガエルは、アフリカツメガエル同士は争いにならないので多頭飼いできますが、他の魚などとの混泳には向いていません。

アフリカツメガエルは、口に入るものは何でも食べます。餌にこだわりがないのは長所でもありますが、口に入る大きさの魚も食べてしまうため、小さい魚は食べられる恐れがあるでしょう。

アフリカツメガエルと同じサイズ以上の魚とならば、混泳可能です。

アフリカツメガエルの生態と飼育方法を理解して飼ってみよう

アフリカツメガエルは、その育てやすさから、観賞用として飼われることも増えてきました。

長く生きるからこそ、生態や飼育方法をきちんと知ってから飼うようにしましょう。そうすることで、アフリカツメガエルも安心できる環境で生活できますし、飼育する側も楽しくお世話できるようになります。

正しい知識を持つことで、きっとあなたも素敵なアフリカツメガエルとの生活が送れるでしょう。

初回公開日:2022年06月01日

記載されている内容は2022年06月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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