イエアメガエルの寿命はどれくらい?餌の与え方や適切な温度など飼育方法を解説
更新日:2024年07月10日
イエアメガエルは寿命が長く飼いやすい種類ですが、餌や水の与え方、水槽内の環境など気を付けなければいけないことがあります。正しい方法で飼育環境を整えれば、健やかに過ごしてくれるでしょう。
飼育前に、これから紹介するいくつかのポイントを押さえておきましょう。
飼育前に、これから紹介するいくつかのポイントを押さえておきましょう。
餌の種類と与え方
自然界では昆虫食で、小さいメダカを食べることもあるようです。飼育下でよく使われる餌はコオロギです。食欲が旺盛なため人工餌でも飼育は可能ですが、幼体や人に慣れていないと生餌しか食べない場合があります。
そのような場合はまず、餌用コオロギ等の生餌を与えましょう。この場合、大きすぎると吐き戻してしまうことがあるため、個体の口のサイズにあったものを与えましょう。食べ過ぎてしまうこともあるため、与えすぎに注意してください。
大きくなってきたら生餌をピンセットで与えてみましょう。生きたコオロギをピンセットでつかみ、目の前に差し出してみてください。カエルは動かないものは餌と認識せず無視してしまいますので、生きているように動かして見せます。
問題なく食べるようなら、冷凍コオロギや人工餌にもチャレンジできます。もちろん、生餌で不都合がなければ生餌を与え続けても問題ありません。
成長期を過ぎた個体の餌は、2日に1度程度に徐々に減らしていきましょう。
そのような場合はまず、餌用コオロギ等の生餌を与えましょう。この場合、大きすぎると吐き戻してしまうことがあるため、個体の口のサイズにあったものを与えましょう。食べ過ぎてしまうこともあるため、与えすぎに注意してください。
大きくなってきたら生餌をピンセットで与えてみましょう。生きたコオロギをピンセットでつかみ、目の前に差し出してみてください。カエルは動かないものは餌と認識せず無視してしまいますので、生きているように動かして見せます。
問題なく食べるようなら、冷凍コオロギや人工餌にもチャレンジできます。もちろん、生餌で不都合がなければ生餌を与え続けても問題ありません。
成長期を過ぎた個体の餌は、2日に1度程度に徐々に減らしていきましょう。
水の与え方
イエアメガエルは水の中で生きているカエルではないため、大きな水場は必要ありません。しかし皮膚から水を吸収して乾燥を防ぐためや、飲み水としての水場が必要です。用意する水場は、溺れてしまうこともあるためちょうどいいサイズのものを用意しましょう。
また、糞尿などをそのままにしておくと、汚れた水による中毒を起こすことがあるため、水は毎日交換しましょう。水道水のカルキはカエルに影響を与える場合があるため、煮沸するなどしてカルキ抜きをした水の方が安心です。
また、糞尿などをそのままにしておくと、汚れた水による中毒を起こすことがあるため、水は毎日交換しましょう。水道水のカルキはカエルに影響を与える場合があるため、煮沸するなどしてカルキ抜きをした水の方が安心です。
最適な温度と湿度
イエアメガエルは暖かく湿った場所を好みます。昼のケージ内温度は25℃から30℃、夜は20℃から24℃くらいで推移するように調整しましょう。冬眠しない種類のため、1年を通して同様の管理が必要です。
湿度の目安は70%程度です。下がっているようなら霧吹きで加湿しましょう。水入れである程度湿度は保てますし、水につかるなど自分の意志で調節もしてくれます。湿度が上がりすぎても調子を崩してしまうため、ケージは風通しの良い場所に設置するといいでしょう。
また、オタマジャクシから育てる場合は、直射日光等で水温が上がりすぎないよう注意しましょう。
湿度の目安は70%程度です。下がっているようなら霧吹きで加湿しましょう。水入れである程度湿度は保てますし、水につかるなど自分の意志で調節もしてくれます。湿度が上がりすぎても調子を崩してしまうため、ケージは風通しの良い場所に設置するといいでしょう。
また、オタマジャクシから育てる場合は、直射日光等で水温が上がりすぎないよう注意しましょう。
レイアウト
レイアウトとしては、自然環境をリアルに再現したテラリウムが取り入れられることが多いようです。半樹上棲のため、流木や枝、植物などを多く入れてイエアメガエルが登れるように固定してあげましょう。
カエルの糞尿で汚染された場合にも掃除がしやすいようにしておくと、日々のお世話が楽になります。元々木々が生い茂った場所のカエルですので、その環境を再現してあげると快適に過ごしてくれるでしょう。
カエルの糞尿で汚染された場合にも掃除がしやすいようにしておくと、日々のお世話が楽になります。元々木々が生い茂った場所のカエルですので、その環境を再現してあげると快適に過ごしてくれるでしょう。
ケージ内の清掃
ケージ内が清潔でないと臭いが気になったり、カエルが感染症になったりする原因にもなりますので、清掃はこまめに行いましょう。清掃内容は糞尿の掃除、水の交換、床材の交換等です。
ケージ内の植物はカエルの糞尿で汚れ、枯れることがあるため表面の汚れを落とします。床材も糞尿や食べ残しなどで汚れるため、適宜交換しましょう。同時にケージ本体も汚れていればきれいにしておきます。
また、ケージを風通しの良い場所に設置するだけでも臭いを軽減できます。ケージ内で空気が滞留しないようにすれば、アンモニアの充満を防げます。清掃しても臭いが気になるようなら、設置場所の変更も考えるといいでしょう。
ケージ内の植物はカエルの糞尿で汚れ、枯れることがあるため表面の汚れを落とします。床材も糞尿や食べ残しなどで汚れるため、適宜交換しましょう。同時にケージ本体も汚れていればきれいにしておきます。
また、ケージを風通しの良い場所に設置するだけでも臭いを軽減できます。ケージ内で空気が滞留しないようにすれば、アンモニアの充満を防げます。清掃しても臭いが気になるようなら、設置場所の変更も考えるといいでしょう。
多頭飼いするときの注意点
イエアメガエルはおとなしい性格で、多頭飼いに向いています。ただし、ケージの大きさで飼育できる数は変わります。目安として幅40cmのケージで3匹、幅60cmのケージで5匹程度がいいでしょう。
多頭飼いの場合、どうしても汚れやすくなります。こまめに清掃し、快適な環境を保ってあげましょう。
多頭飼いの場合、どうしても汚れやすくなります。こまめに清掃し、快適な環境を保ってあげましょう。
イエアメガエルがなりやすい不調の原因と対策
おはようございます#イエアメガエル pic.twitter.com/foAjqbjBRN
— 桐子?イエアメガエル (@kiriko_ieame) June 15, 2022
イエアメガエルは寿命が長く、丈夫なカエルです。しかし、犬や猫と違いカエルを診てくれるお医者様は少ないのが現状です。
より長く一緒に暮らしていくために、陥りやすい不調の理由とその対策について解説します。しっかり観察して、不調のサインを見逃さないようにしましょう。
消化不良
イエアメガエルは食欲旺盛なため、あげただけ食べてしまうことがありますが、量が多すぎると消化不良を起こすことがあります。餌のあげすぎには注意が必要です。成体の餌は2日に1度程度で、消化の様子を観察し、消化できる量を予測しながら与えるようにしましょう。
出典:カエルのよくある病気|ドッグメディカル
参照:https://www.homemate-research-pet-clinic.com/useful/14100_anima_075/
出典:カエルのよくある病気|ドッグメディカル
参照:https://www.homemate-research-pet-clinic.com/useful/14100_anima_075/
初回公開日:2022年06月18日
記載されている内容は2022年06月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。