イエアメガエルの寿命はどれくらい？餌の与え方や適切な温度など飼育方法を解説

体の乾燥を防ぐために水入れを用意します。深すぎる入れ物では溺れてしまうこともあるので、体がちょうど収まるくらいの浅めのものにしましょう。

水入れの水は一見きれいに見えても、フンなどで汚れてしまいます。汚れた水で体調を崩すこともあるため、毎日水を交換して清潔に保ってあげましょう。

イエアメガエルは半樹上棲のため、登り木もケージに入れておきます。ある程度太さがあり、カエルが登ったり休んだりしやすいものを選びましょう。葉があればその裏に隠れることもできます。

自然環境を再現したテラリウムとして、本物の植物を置いてみてもいいでしょう。植物はカエルの糞尿で、汚れたりかれたりすることがあります。定期的に清掃や入れ替えをし、清潔に保ちましょう。

両生類は自分で体温を保つことができず、ケージ内温度の影響を受けます。生育適温は25度前後ですので、季節を問わず適温を保つためにヒーターを設置しましょう。

パネルヒーターを、ケージの側面や底面に設置する方法が一般的です。イエアメガエルは冬眠しない種類ですので、冬もしっかりと温度管理が必要です。

カエルは変温動物ですので、健やかに育てるためには温度管理が必要です。

特に気温の差が大きい時期は、ケージの中の温度が上がりすぎてしまうこともあるので、正確に管理するため温度計も設置しておきましょう。湿度も一緒に表示できるタイプも役に立ちます。

イエアメガエルは夜行性ですので、ライトは必須ではありません。しかしライトがあれば昼と夜の演出ができます。ちらつきの少ない熱帯魚用のライトでもいいでしょう。かわいらしい姿も見やすくなるため、観察するときにも便利です。