ベルツノガエルの寿命はどれくらい?値段や飼育方法もくわしく解説!
更新日:2024年07月12日
それでは具体的に、ベルツノガエルの日々の世話はどういったものなのでしょう。ここから詳しく説明していきます。あなたのカエルを長生きさせるためにもよく読んでくださいね。
適切な温度と湿度
ベルツノガエルは熱帯の生物なので、水槽の中は22~28℃に保ちます。パネルヒーターで調節し、できれば温度計も設置しましょう。底砂を使う場合、砂の厚さをある程度にしておくと、カエルは潜ってちょうどよい温度のところまで移動します。
35℃を超えると命の危険があるので、夏場は温度が上がりすぎることに注意しましょう。室温があまり高すぎる場合にはエアコンを使用し、日向には絶対に置かないでください。
湿度は50~60に%に設定します。床材の湿り気と、水入れからある程度水槽内の湿度は保てますが、カエルは皮膚が乾くと致命的なので、毎日霧吹きをかけてやりましょう。
35℃を超えると命の危険があるので、夏場は温度が上がりすぎることに注意しましょう。室温があまり高すぎる場合にはエアコンを使用し、日向には絶対に置かないでください。
湿度は50~60に%に設定します。床材の湿り気と、水入れからある程度水槽内の湿度は保てますが、カエルは皮膚が乾くと致命的なので、毎日霧吹きをかけてやりましょう。
水の与え方
床材の常に清潔に保ち、霧吹きを毎日してあげるのであれば、水入れは必要ありません。しかし、そこまで清潔に保つのは難しい場合が多いので、カエルの体が浸かるくらいの水入れを設置するのがよいでしょう。
カエルはそこで水分を吸収するとともに、皮膚を濡らしたりもします。床材が汚染されている場面ではカエルの逃げ場にもなるので大きめの水入れにカエルが全身浸かれる泥土に水を張って、毎日変えてやりましょう。
カエルはそこで水分を吸収するとともに、皮膚を濡らしたりもします。床材が汚染されている場面ではカエルの逃げ場にもなるので大きめの水入れにカエルが全身浸かれる泥土に水を張って、毎日変えてやりましょう。
メンテナンス
餌、水の管理の次は環境のメンテナンスです。ベルツノガエルはアンモニアや糞を排泄し、これは生体にとって危険な物質になります。
ベルツノガエルは水を薄く張っただけ、もしくは濡らしたペーパータオルを敷いただけでも飼えるのですが、それだと毎日水替えが必要になります。
床材に先に挙げた、ソイルを使うと数ヶ月に1回の交換で済むのでメンテナンスは各段に楽になります。
基本的に、水槽の臭いが気になったら水替えは必ずしましょう。
ベルツノガエルは水を薄く張っただけ、もしくは濡らしたペーパータオルを敷いただけでも飼えるのですが、それだと毎日水替えが必要になります。
床材に先に挙げた、ソイルを使うと数ヶ月に1回の交換で済むのでメンテナンスは各段に楽になります。
基本的に、水槽の臭いが気になったら水替えは必ずしましょう。
多頭飼いについて
大きい飼育ケースを用意できるのであれば、多頭飼いも可能ですが、個体の大きさが違えば共食いもあり得ますし、時には自分より大きな獲物にも噛みつくベルツノガエルのこと、他の個体を傷つける恐れがあります。
同じ水槽での多頭飼いは避けた方が無難です。何匹も飼いたいのであれば小さいケースに一匹ずつ飼い、それらを温度管理した温室に入れるという方法があります。たくさん飼うのであれば、それぞれにヒーターを付けるよりも電気代の節約にもなるでしょう。
同じ水槽での多頭飼いは避けた方が無難です。何匹も飼いたいのであれば小さいケースに一匹ずつ飼い、それらを温度管理した温室に入れるという方法があります。たくさん飼うのであれば、それぞれにヒーターを付けるよりも電気代の節約にもなるでしょう。
餌への食いつきが悪いとき
買ってきてすぐのベルツノガエルはすぐには餌を食べないのが普通です。人口餌を与えて数日様子をみます。
それでも食べないときは、生き餌を試してみましょう。入手しやすさ、食いつきの良さからメダカがおすすめです。メダカは熱帯魚店で手頃な値段で売っています。
メダカを床に置くかピンセットで目の前を揺らすかすると、カエルはパクっと食べてくれるでしょう。
それでも食べないときは、生き餌を試してみましょう。入手しやすさ、食いつきの良さからメダカがおすすめです。メダカは熱帯魚店で手頃な値段で売っています。
メダカを床に置くかピンセットで目の前を揺らすかすると、カエルはパクっと食べてくれるでしょう。
ベルツノガエルがなりやすい病気の原因と対策
今日仕事からかえってきたら…
— rika0419 (@0419_rika) December 7, 2020
なんか膨らんでいたベルツノガエル?
なぜ急に?お腹が異常すぎる?
もしかして何か病気かな??
それともこれが普通なのか?
詳しい方教えて頂きたいです?#ツノガエル#ベルツノガエル pic.twitter.com/bPbbDGaF9u
ベルツノガエルの主な病気にレッドレッグと自家中毒があります。
レッドレッグの直接の原因は細菌感染ですが、もともと環境悪化や免疫力の低下、ストレスがあったところへちょっとした傷から感染するということのようです。その名の通り、足が赤くなることで、気が付くことが多く、皮膚の赤いただれが主な症状です。
場合によっては食欲不振、腹水、四肢の浮腫、角膜炎、出血がみられることもあり、細菌感染が原因なので、悪化すると敗血症を引き起こして死んでしまうこともあります。
対策としては、水槽内を徹底的に掃除して環境を改善した上で、動物病院で抗生物質を処方してもらいましょう。
自家中毒の原因は、個体自身の排泄物、特にアンモニアの皮膚からの吸収です。気づいたときにはぐったりとして手遅れということが多いと言われます。
これはもう、清潔さを保って予防するしかありません。ソイルを使うことである程度は防げますが、冬の低湿度と加温で水槽内の水分が蒸発して汚れが濃縮されてしまうこともありますので注意してください。
このほか、無理に触ったりすると骨折の恐れもあります。気を付けましょう。
ベルツノガエルの寿命の長さを知ろう
んー
— たつお (@hamzoooooo3) June 17, 2022
ぱちっ?#ベルツノガエル pic.twitter.com/E6E17GaLBJ
卵から生まれた幼生は20-32日で変態してカエルになるようです。カエルになるとかなり長生きで、野生では5〜8年程度、飼育下では10〜15年程生きます。17年生きたこともあるという話ですので、是非長期飼育にトライしてみてください。
初回公開日:2022年06月22日
記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。