ヒメツメガエルの飼育方法｜餌の種類や混泳の際の注意点を解説！

ヒメツメガエルは別名コンゴツメガエルとも呼ばれ、文字通り野生では温暖なコンゴ周辺で生息しているカエルです。そのため寒さが苦手で、飼育に最適な水温は22℃〜28℃とされています。おおよそ25℃前後がベストな水温と言えるでしょう。

15℃以下になってしまうと活動が鈍って食欲が低下したり、病気になるケースもあったりと様々なリスクが出てきます。ヒメツメガエルは冬場でも冬眠する習慣のないカエルなので、ヒーターを活用して常に最適な水温を保つようにしましょう。

ヒメツメガエルは水質の悪化にとても弱いカエルです。水質の悪化に伴い、レッドレッグ症候群という細菌感染症のリスクが高まります。最悪の場合死に至る事もある恐ろしい病気なので、特に汚れが溜まりやすい底材は定期的に掃除するようにしましょう。

水換えの頻度の目安としては、最低でも2週間に1回は行うようにして下さい。その際は水質の急な変化での負担を減らすために、水槽内の3分の1程度ずつ交換して水合わせを行います。水質の急な変化はショック状態を引き起こす事もあるので、慎重に行いましょう。

ヒメツメガエル 小さいのに見ため しっかりカエルで可愛い (Θ-Θ) pic.twitter.com/F0IP0pK5v0

— がっきー (@gakky_iroiro) April 3, 2022

ヒメツメガエルは性格が温厚なので、同じ水槽で他の魚と混泳させながら飼育する事が出来ます。

混泳させる魚はヒメツメガエルの口に入らない大きさのもので、更にヒメツメガエルより大き過ぎる魚を一緒にさせない事がポイントです。こうする事で誤って食べてしまったり、食べられてしまったりするのを防ぐ事が出来ます。

また、他の魚の餌を一緒に食べてしまうと肥満になる恐れがあるので、餌の量はしっかりと管理するように気をつけましょう。

ヒメツメガエルは、もう寝ちゃった…おやすみなさい? pic.twitter.com/M8O3Oih7TO

— みーきち (@92rbszw7nMocA9Y) November 27, 2020

ここまでヒメツメガエルについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。ヒメツメガエルという生き物がいる事を、ここで初めて知ったという方も多いでしょう。

ヒメツメガエルは小柄な大きさはもちろん、その動きや表情がとても可愛い事もあり、少しずつ飼育する人が増えてきています。また、ヒメツメガエルの飼育はそれほど難しくありませんので、初心者にもおすすめのペットです。

ヒメツメガエルを新たなペット候補として考えている方は、正しい飼育方法をよく知って長生きさせてあげましょう。