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ウーパールーパーが浮く原因って?対処方法や注意点なども解説

更新日:2024年07月13日

ウーパールーパーが浮く原因をご存じですか?本記事では、ウーパールーパーが浮く原因から、ぷかぷか病の原因と対処法、ぷかぷか病の対処で注意すること、ぷかぷか病の予防方法を解説します。飼っているウーパールーパーが浮いていて不安な方は、ぜひチェックしてください。

ウーパールーパーが浮く原因って?対処方法や注意点なども解説

水温を下げる

水温が高いと、ウーパールーパーが浮く原因となる体内のガスの発酵が促進されてしまいます。そのため、水温を下げることでぷかぷか病を改善できます。

部屋用のクーラー、水槽用のクーラーを使用して温度を下げることで低い水温にできるので、可能であれば20℃まで下げるのが理想ではありますが、部屋のクーラーだと人間が寒いですし、水槽用のクーラーは非常に価格が高いためハードルが高いのがデメリットです。

ただ、気温が30℃近くに達すると人工餌が発酵しやすくなり、ウーパールーパーの体内のガスが作られやすくなってしまうので、そういった場合には水槽用ファンを用いて温度を下げましょう。

ぷかぷか病の対処で注意すること



ぷかぷか病で水面に浮く状態が続くのは、ウーパールーパーにとっては負担が大きく苦しいです。すぐ対処してあげたくなりますが、ぷかぷか病の対処をする時には注意すべき点が2つあります。

それぞれ解説しますので、ぷかぷか病の対処をする時に意識してください。

水位を下げるのは誤り

先述で、水槽の水位を下げることで水面に浮くウーパールーパーが姿勢を保ちやすくなると解説しました。ぷかぷか病の対処法について記載した他サイトでも、水位を下げるといいと書いてある記事は多いですが、正確にはこれは誤りです。

水位を下げることで姿勢を保ちやすくなること自体は間違っていませんが、ただ水槽の水を抜くだけではかえって逆効果になってしまいます。

水槽の水量が減ると、早いスピードで水質が落ちていきます。そのため、水質の悪化によってウーパールーパーに負担をかけることになるのです。姿勢を保ちやすくなっても、水質の悪化で弱ってしまっては元も子もありません。

氷で水温を下げない

ぷかぷか病の対処法の項目で、水温を下げることについて触れましたが、急激に水温を下げるのは避けましょう。特に氷を水槽に入れて水温を下げる行為はやってはいけません。

水面に浮く状態になっているウーパールーパーは弱っているので、急激に水温を下げる行為は更に大きな負担をかけることになります。ウーパールーパーが入っている水槽の水温を下げる際には、数時間かけて少しずつ温度を下げていくのが理想です。

水温を下げるときには水温計を準備して、水に水温計を入れてそこに表示されている温度を確認しながら慎重に水温を下げましょう。

重要なのは、ウーパールーパーに更なる負担をかけないことです。

ぷかぷか病の予防方法とは?



ウーパールーパーに人工餌を与えて飼育している場合は、水温を低く下げた状態を維持していれば、ウーパールーパーの体内で人工餌が発酵しにくく、水面に浮く原因となるガスの発生を抑制できます。

実際、人工餌を製造、販売しているメーカーは、本来ウーパールーパーが住む冷たい水温であれば人工餌で問題ないことを確認した上で販売している可能性もあるので、水温を低く保てるのであれば人工餌を与えてる飼育方法でも問題ありません。

しかし、人工餌でも問題ない水温を維持するには、水槽用クーラーの設置欠かせないため、高額なコストがかかってしまいます。

また、いくら水温を下げても、そもそもウーパールーパーは、人工餌の原料である穀物やでんぷん類を消化できません。また、赤ちゃんウーパールーパーには人工餌は全く適していないのです。

そのため、ぷかぷか病を予防するには、冷凍赤虫を中心に与えて大きく成長させて、体を重くすることが重要です。体が大きくなることで、水面に浮くことを予防できて結果的にぷかぷか病の予防になります。

ウーパールーパーが浮く原因を知って正しく飼育しよう



本記事を読んで、ウーパールーパーが浮く原因を分かっていただけたでしょう。ウーパールーパーが浮く原因となるぷかぷか病は対処法も予防法もあるので、飼っているウーパールーパーがぷかぷか病になってしまったら、本記事を参考に対処してあげてください。

ぷかぷか病はウーパールーパーにとって大きな負担になってしまうので、気づいたらすぐに対処し改善してあげる必要があります。

ぷかぷか病を予防して、ウーパールーパーにとって快適な環境で飼育してあげましょう。

初回公開日:2022年07月29日

記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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