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ウーパールーパーが水カビ病を発症した場合は?対処法・予防法を紹介

更新日:2024年07月15日

ウーパールーパーがかかりやすい病気の一つに水カビ病があります。この記事では、水カビ病とは何なのか、どのように治療・対処すればいいのか、予防方法を解説します。また、水カビ病だけでなく他の二つのウーパールーパーの病気を簡単に紹介します。

ウーパールーパーが水カビ病を発症した場合は?対処法・予防法を紹介

スペックの高いろ過装置を使う

ろ過装置のろ過能力が低いと水カビが発生しやすくなります。市販のフィルターは魚用が多いため、魚よりも餌の食べ残しやフンの量が多いウーパールーパーにはパワーが足りない場合があります。

ろ過能力の高いろ過装置フィルターに変えるか、ろ過装置を追加するなどして対策しましょう。特に外部式フィルターは濾材をたくさん詰めることができるので、濾過バクテリアの量を増やすことができます。

フィルターのお手入れも大切です。水換えの際に洗うほか、濾材の交換も定期的に行いましょう。

ウーパールーパーがかかりやすい水カビ病以外の病気



ウーパールーパーには高い再生能力があるので、多少の怪我は自己治癒することもできます。しかし、飼育環境が悪ければウーパールーパーの免疫力が下がって、カビなどの菌に感染し、病気で亡くなってしまう場合もあります。

ここからは、ウーパールーパーがかかりやすい水カビ病以外の病気を簡単に紹介します。水カビ病を含めてここから紹介する二つの病気も、水質を清潔に保つことで予防できますので、上記で解説した予防法を積極的に行いましょう。

腹水病

腹水病は腹部に液体がたまり、ウーパールーパーの体が異常に膨れ上がる病気です。腹水がたまって体が浮かばなくなり、底でうずくまった状態になってしまいます。

腹水病の原因としては、感染症や肝臓などの内臓疾患が挙げられます。治療は、腹水を抜く必要があります。素人には処置が難しいので、ウーパールーパーを対応してくれる動物病院に連れて行きましょう。

獣医の診察を受けて原因が分かれば、投薬を受けたり、再発防止方法を教えてもらったりしましょう。

出典:ウーパールーパーの腹水症|町田にある動物病院‐エキゾチックアニマル専門病院
参照:http://www.ks-pet-clinic.com/case/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%85%B9%E6%B0%B4%E7%97%87/

ぷかぷか病

ぷかぷか病とは、体内にガスがたまって、文字通りぷかぷか浮いてしまう病気です。

質の悪いエサを摂取していると、お腹の中でガスが発生してぷかぷか病になることがあります。人工飼料は特に発酵してガスを発生しやすいと言われているため、アカムシなどの生餌も与えるようにして、バランスの良い餌を与えましょう。

ぷかぷか病になると体力を消耗しますし、悪化するとひっくり返ってしまうなど、非常に危険なので、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

出典:ウーパールーパーのぷかぷか病|オークどうぶつ病院
参照:https://www.oak-animal.com/case/972

こまめな水槽の手入れでウーパールーパーの水カビ病を予防しよう



ウーパールーパーの水カビ病は、真菌に感染した状態です。治療・予防には、日常的に水槽をこまめに手入れし、清潔な水質を維持することが大切です。

濾過バクテリアを増やす、水の入れ替えを定期的に行う、適切な水温を保つなど、ウーパールーパーにとって快適な環境を維持することがウーパールーパーの健康に繋がります。

飼育環境の改善は、水カビ病以外の腹水病、ぷかぷか病にも共通する予防法なので、ウーパールーパーを飼育している方はしっかりと行いましょう。

初回公開日:2022年08月09日

記載されている内容は2022年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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