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ペットを診察する獣医師の仕事内容6つ|良い獣医師を見分けるポイントは?

更新日:2024年06月10日

獣医師というと動物病院のお医者さんをイメージする人は多いでしょう。実際には獣医師は動物病院だけでなくさまざまな場所で活躍していて、仕事内容も幅広いです。この記事では獣医師の仕事はどういうものなのか、良い獣医師とはどうやって見分けたらよいのかなどをご紹介します。

ペットを診察する獣医師の仕事内容6つ|良い獣医師を見分けるポイントは?

獣医師とは

獣医師と聞くと、動物病院のお医者さんのイメージを持つ人は多いでしょう。実際には獣医師はさまざまなシーンで活躍していて、仕事内容も実はとても幅広いです。

水族館や動物園で動物や生物たちの体調を管理するのも獣医師の仕事で、また畜産業で牛や豚などの診療や病気の予防を行ったり、食肉の安全性の検査にも携わります。

この記事では、獣医師とはどういう仕事なのかや、良い獣医師を見分けるポイントなどをご紹介します。

臨床獣医師

獣医師は大きく3つに分けることができます。臨床獣医師、国家公務員としての獣医師、地方公務員としての獣医師です。

そのうち臨床獣医師とは、一定の場所で動物の治療や処置を行う獣医師のことを指しています。同じ獣医師でも小動物を扱う獣医師と大動物を扱う獣医師では働く場所や対象の動物が異なります。

小動物の場合

臨床獣医師のうち、小動物を扱う臨床獣医師とは動物病院でペットの診察を行う獣医師のことを指します。いわゆる一般的にイメージされる獣医師です。

犬、猫だけでなくさまざまな動物を総合的に診療する必要があります。近年ではウサギやハムスターなどの診察も増え、幅広い動物の知識が求められています。

また犬や猫だけでも多くの種類があるため、1人で犬や猫を診察できるようになるまでには2年以上が必要と言われています。

大動物の場合

次に大動物を扱う臨床獣医師とは、競馬の関連施設にいる競走馬や、水族館や動物園などの施設にいる動物を診察する獣医師のことを指します。

このような施設で働いている大動物向けの臨床獣医師の仕事内容は主に施設内の動物の体調管理などで、また、出産の際のケアや応急処置なども行っています。

国家公務員の獣医師

獣医師には、厚生労働省や農林水産省で働く国家公務員もいます。国家公務員の獣医師の主な仕事内容は、海外からやってくる食品や動物などから病原菌や毒物を国内に流出させないよう防止することです。

BSEや口蹄疫などの感染拡大を防ぐためにも重要な役割を担っています。動物の診療のみならず、検査に関する専門知識も必要となります。

地方公務員の獣医師

都道府県の施設などで活躍する、地方公務員の獣医師もいます。地方公務員の獣医師の主な仕事内容は検査です。

家畜の食肉衛生検査を行うことで畜産農家の経営を支えたり、消費者が安心して食肉を消費きるようなサポートを行います。動物に関わる住民トラブルへの対応や狂犬予防などの予防接種などにも対応しています。

また、自治体が管理する動物園や水族館などへ配属される場合もあります。

獣医師の主な仕事内容6つ

ペットブームで、獣医師はさまざまな種類の動物を診る必要が出てきました。また、動物園などにいる動物の種類も非常に幅広いですが、獣医の仕事はどのようなものでしょうか。

獣医師の仕事内容は主に診察や予防接種、治療、健康診断やしつけ、動物の栄養相談などがあります。ここでは、これらの仕事内容について詳しく見ていきます。

獣医師の仕事内容1:動物の診察や予防注射

獣医師の重要な仕事内容として、動物の診察や予防接種があります。診察は飼い主からペットに関する情報を聞き、それをもとに行います。必要に応じて血液検査やエコーなども行います。

内科や外科などの分野に関係なく総合的に診察を行いますので、皮膚科医の役割も担っています。また、病院によってはウサギやハムスターなどの診察も行います。

予防接種は狂犬病の予防対策や人と動物の共通感染症の予防対策という点でも重要です。

獣医師の仕事内容2:動物の治療

獣医師の仕事として、診察や予防接種をするだけでなく、当然ながら治療も行います。薬を処方する場合は、処方する薬の調剤も行います。

また、治療として外科手術が必要であれば手術も行います。病院によっては動物看護師が助手に入りますが、そうでなければ執刀、助手、麻酔の管理まで獣医師1人で行います。

手術後の入院管理も獣医師が行います。こまめに体温測定するなど、細かなケアが必要になります。
次のページ:良い獣医師の見分け方のポイント3選

初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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